mixiユーザー(id:17922359)

2018年05月08日19:33

133 view

フェイスブックの旧友にあてたもの

  戦前も、戦後も学校では「仲よく」を説いている。でも、高校時代に読んだ羽仁進氏の本に、それを批判する事が書かれてあり、何だろうと思った。後年、高島平、S園、そして、高大生という会で羽仁進氏の説は当たっていると思うようにもなった。子供会では、子供たちは仲よくするよりも自分の遊びたい事をしているように僕の目に映った。その通りなら、それで子供たちは良いと思う。成長するし、しっかりした「自分」を持てるから。S園は個室がなかったが、そのような環境で身障園生たちは「仲よくする事」を強いられていた。園生たちの立場を考えると、仲よくする事は苦痛だったのではないか。
  そして、高大生。器質性精神障碍を持つX君。少しでも気に障ると殴るなど。「仲よく」とも言っていられない。悩んだわけだ。どうすれば良かったかと今も思う。強いて言えば、医者に聞くべきだったと。
  とにかく、S園と高大生で僕も成長した事が今は判る。苦悩が人を成長させる。この二つは僕にも良かったわけです。
  もし、羽仁進の本を読まず、仲良し関係を求めたら僕はどうなったのか。同級生との縁は卒業で切れるし、それを求めて僕は孤立した気がする。逆に、そのような関係は裏切る気がするから。しんどいS園や高大生にも、まとまりを欠くような子供会にも行かなかっただろうから。因みに、まとまりを書く事は良い事であると今の僕は持っている。まとまりの強い状態はどうしても、僕はナチスを連想して、イヤになるし。僕の偏見かもしれないけれどね。
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する