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2015年10月30日03:30

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アメリカ海軍駆逐艦のスプラトリー諸島沖への派遣は、幼稚園児のオバマをキレさせた訪米時の習近平の失敗

 スターリニスト中国は、弱腰オバマ政権を見くびりすぎていたようだ。27日、アメリカは、南シナ海、スプラトリー諸島(南沙諸島)にイージス駆逐艦「ラッセン」を派遣し、スービ礁の沿岸12カイリ内を航行させた。

◎スプラトリー海域に軍の艦船・航空機派遣に待ったをかけ続けたオバマ
 いくら説得しても、聞く耳をもたず、ただひたすら人工島埋め立てと軍事施設を建設し続けるスターリニスト中国に対し、オバマもついに堪忍袋の緒が切れた、というところだ。
 実は既に半年前の5月に、アメリカ国防総省などは、スターリニスト中国に岩礁の埋め立てや軍事施設建設中止を求めて、聞き入れなければ艦船と航空機を人工島の12カイリ以内に派遣する、とスターリニスト中国に警告していた。
 ところが、それに待ったをかけていたのが、軍最高司令官である弱腰オバマである。やる、やると公言していたシリア空爆を見送り、ロシアによるクリミア強奪も傍観したオバマは、この時も、国防総省などに艦船や航空機の派遣を認めなかった。

◎アメリカの優柔不断さに周辺諸国に不安高まる
 そうしている間にも、スターリニスト中国は、アメリカは傍観するだけ、とみくびり、岩礁を埋め立てた人工島に3本もの3000メートル級滑走路を建設し続け、複数の軍港も造成し、既成事実を積み重ねた。
 この事態にフィリピンやベトナムなど周辺国に、懸念が高まった。タンカーを含め、世界貿易の商船の4割が南シナ海を通ることで、日本もシーレーンがスターリニスト中国の「内水面」下に入れば甚大な悪影響を被る。アメリカ、頼みに足らずという懸念が急速に広まりつつあった。

◎習近平訪米前の艦船派遣にも承認与えず
 アメリカ国務省と国防総省が最後のチャンスと、9月下旬に訪米する習近平がオバマと会談する前の派遣を求めたが、これにもオバマは承認を与えなかった。オバマのこの態度を見れば、驚くべき国際感覚の鈍感さ、と言うしかない。
 そのオバマが切れたのが、9月24日のワシントンでの習近平との夕食の時だ。翌日の公式晩餐会の前日に非公式の夕食会をもったのは、「話せばわかる」というオバマのガキのような幼稚さである。スターリニストに対して、言葉は何の意味もないのは、現代史を通覧すればすぐ分かることなのだが。
 この夕食会での少人数での腹を割った本音の話なら、スターリニスト習近平とも妥協点が見いだせると考え、オバマは埋め立てと軍事施設の建設中止を求めた。

◎夕食会でコケにされたオバマ、ついにキレる
 結果は、惨憺たるものだった。
 アメリカの事情通によると、オバマはナイフとフォークを置いたまま、かなりの時間を割いて埋め立てと軍事施設の建設をやめるように説得に努めたという。ところが習近平は表情も変えず、オバマの説得を全く取り合おうともしなかった。
 完璧にコケにされたオバマは、これについにぶっキレた。
 まずい夕食会を終えた直後、怒りを抑えきれなかったオバマは、ハリー・ハリス太平洋軍司令官に連絡し、「南シナ海の作戦を承認する」と伝えた。
 これが、世界の平和をスターリニストや独裁国、テロリストから守る責務を持つアメリカの最高司令官の素顔なのである。

◎政敵マケイン氏などは「遅きに失した」と批判
 オバマの軟弱で国際感覚欠如の姿勢、そして優柔不断さが、半年間もの時間をスターリニスト中国に与えた。9月24日の決断も一言で言えば、「遅きに失した(2008年の大統領選でオバマに敗れた共和党のマケイン上院軍事委員長)」。
 実際、遅きに失したし、ようやくの駆逐艦の派遣も、どこか及び腰である。「ラッセン」は、フィリピンやベトナムの実効支配する岩礁・島の12カイリ以内も航行し、中国だけに的を絞っているわけではないことをスターリニストに知らしめた。
 ただ、これによってアメリカは、南シナ海のスターリニスト中国の埋め立て海域を今後も何度も、恒常的に、自由に航行することになる。

◎「核心的利益」にアメリカの艦船介入を許した失敗
 これは、スターリニストにとって大失敗となる。
 なぜなら南シナ海のスプラトリー諸島の領有は、チベットや台湾と同様に、自国にとって「核心的利益」と称しているからだ。核心的利益の島々の12カイリ以内にアメリカ艦船が航行されていては、チベットや台湾の地位にも響いてくる。
 さりとて南シナ海で軍事的にことを構えようとしても、スターリニスト中国海軍はアメリカ海軍の敵ではない。航行する駆逐艦に攻撃を加えれば、直ちに反撃され、撃沈されるだろう。

◎意外とバカだった習近平、馬脚を現す
 すると、世界は驚愕する。すわ「米中戦争」だと言って、一斉に外資とマネーは、スターリニスト中国から引き上げにかかる。人民元相場と上海株式市場は暴落し、輸出も途絶える。
 その衝撃は、共産党政権そのものを揺るがせるだろう。
 習近平も意外とバカであることは、今回の訪米でよく分かった。訪米の終わりにオバマと並んだ記者会見で、オバマは習近平に目も合わそうとしなかったが、この意味を最後まで理解できなかったのだ。
 そんなバカが、巨大な官僚組織を率いていく。国内統治も、困難を増すに違いない。

昨年の今日の日記:「ポーランド紀行:聖キンガ礼拝堂の「最後の晩餐」レリーフに感銘;紀行」
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