2023年秋ドラマ感想

「パリピ孔明」
現代にタイムスリップして新人歌手を奇策でプロデュースする孔明。アニメも見たけどドラマもいい。リアルな歌やダンスをふんだんに出せるのは実写ならでは。男前すぎる回想の劉備玄徳ディーンパートも面白い。アニメの先に行くのを期待。

『時をかけるな、恋人たち』
未来から来たタイムパトロールの隊員になってしまった主人公。令和に逃亡してくる恋人たちを取り締まるだけでなく、辻褄さえ合えばいいと丸く納めてゆく。後で解消されそうな伏線が色々張られてる気がする。脚本上田誠さん

『家政夫のミタゾノ』
安定のミタゾノ。今回も新メンバーが入り時事ネタも入りシニカルに笑わせる

「ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜」
逃亡する記憶喪失の男、トラブル中のレストランのシェフ、暴走する報道キャスター。三者の12/24の1日の出来事を並行する。映画ではよくある設定を連ドラでやろうとしてるようだが、コメディかシリアスなのかどう見ればいいのかな

『ゆりあ先生の赤い糸』
昏倒した夫に男の恋人がいた。さらに2人の子供を持つ女性も関係があるらしい。
混乱する主人公だが、夫の自宅介護のため彼らに同居することを提案する。荒唐無稽だが人物関係がリアルでしっかりしているのは女性誌漫画ならではかな。入江喜和漫画原作。
『いちばんすきな花』
友人や恋愛に対して不器用な男女4人がたまたま1人の家に集まり語り合うようになる。『silent』生方美久脚本。考え方や生き方の違いから誰かの疑問に誰かが答える議論が面白い。この人達どうなっちゃうの？と気になるドラマ

『フェルマーの料理』
数学者の道に挫折した青年はカリスマシェフに料理の才能を見出され、レストランに誘われる。実力派のシェフ達の中で数学的思考を武器に立ち向かう料理ドラマ。原作漫画は小林有吾さん。筋立てが「アオアシ」っぽいスポーツ物みたい

『きのう何食べた？　season2』
料理好きな男が料理下手な彼女に自作料理を振る舞い自画自賛したことでフラれる話。両思いでも些細なことに見えても決定的に傷つけることがある。男女問わず友人親兄弟ですらあることだね。彼女が全く料理に興味がなければいい相性だったか。カルボナーラ美味そう

『今日からヒットマン』
営業マンの主人公は瀕死の殺し屋に自分の代わりに殺しをするよう強制される。家族を盾にされ仕方なく現場に向かうが。ものすごく向いてない感だが営業の手腕を生かす方法はなるほどと。原作漫画むとうひろし。監督木村ひさし

『下剋上球児』
弱小野球部の監督になった教員は実は教員免許を持っておらず副部長として指導することに。三年間の話なのかな。原案は菊地高弘著『下剋上球児　三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』モデルの方はちゃんと教員免許をお持ちだそうで。

「マイホームヒーロー」
ドラマ版。普通の人も危ない人も似合う佐々木蔵之介さんの主人公、奥さんの木村多江さんもぴったり。アニメでもあったヤバいシーンもやったね。原作山川直輝、朝基まさし、監督青山貴洋。脚本櫻井剛。映画も制作するようだが。

「おいしい給食 season3」
函館の中学校が舞台に。新キャラのライバル中学生男子が新たに出現。もはや様式美。市原隼人代表作になりつつあるような。「ミタゾノ」ももはや松岡昌宏代表作だし。継続は力。映画も制作するようで

「すべて忘れてしまうから」
小説家の阿部寛さんは謎の変な女性から人探しを頼まれるが、探すうちに出会う色々な人々との小ネタが面白い。困る阿部寛が面白い。燃え殻著の同名エッセイ原作。脚本・演出を岨手由貴子、沖田修一、大江崇允。

「大奥　医療編」
仲間由紀恵の美しいサイコパスっぷりがすごい。損得でも愛憎でもない純粋悪意の人物像なんて時代劇に珍しい。それに対して嫁達の命懸けの復讐もよかった。
医療編は前半が男達の医療の戦いで後半が女優の演技合戦ね