https://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=5160461&id=5595676
https://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000120878463&owner_id=5160461
p.91
そうした状況判断能力を身につけるために、1000人から2000人ぐらいの部隊を指揮する連隊長であれば育成するのに20年ぐらいかかりますし、その上の師団長や旅団長は30年以上必要なんですね。
※1 ワンスター・ジェネラル：准将(自衛隊なし)旅団長クラス
ツースター・ジェネラル：少将(将補)師団長クラス
スリースター・ジェネラル：中将(陸・海・空将)諸兵科連合軍司令官クラス
フォースター・ジェネラル」大将(統合・陸・海・空幕僚長)軍管区司令官以上
p.94
たとえば1990年に始まった湾岸戦争では、クウェートに侵攻したイラクを押し返すために、米軍は5週間にわたりイラクのあらゆる施設を空爆しました。まず防空施設を叩き、自分たちが自由に空を飛べるよう制空権を確保した上で、通信ノード(通信ネットワークを構成する個々の機器)や戦車といった部隊を5週間で潰した。ですから、地上部隊は投入されてからたった5日で作戦目標を達成することができたわけです。
1998年に起きたコソボ紛争の際には、アメリカは地上部隊の投入を拒否してさえいます。航空部隊だけで10週間で3万回以上出撃し、航空攻撃だけでセルビアを脅して、要求を吞ませたことがある。これがアメリカの用兵思想なのですね。
対してロシアはもともと陸軍主体の国なので、空軍の主たる任務は陸軍の支援です。
p.118
戦場における通信は、通信専門の部隊が必要なくらい重要で、30人くらいの部隊の小隊長レベルでも通信手が1人は付きます。小隊といえども指揮官はいろいろなことを考えなければならないので、通信手が通信周波数を切り替えたり、どの暗号を使うべきか選んだりしてアシストしてくれるわけです。そして、中隊長になると通信陸曹が付き、連隊長になったら通信小隊が配置されます。…また通信小隊クラスですと、遠くまで届く「トンツー(モールス符号)」で送ってくれるのです。
p.119
指示は数秒以内で出さなければなりません。「これから5分後に攻撃する」というコールサインを送る場合、「アルファ、ブラボー、チャーリー、ターゲット5分後」と言えばいい。自分の名前も言わない。声で判断させる目標値に対して砲弾をどこまで撃つのか、5分前にはどの地点にいるのか、ということを事前に打ち合わせておけば、攻撃開始の指示はこれだけで済むのです。
指示を受けた隊員は、「アルファ、了(了解の意)」、「ブラボー、了」、「チャーリー、了」と応える順番も決めておく。本当に理解したかどうかというのをパッと応えられるようにして、仮にブラボーが答えなかったらチャーリーは5秒後に「了」と言って、近くにいる人が周波数を変えてすぐにブラボーに中継できる態勢にする。
p.122
マリウポリはドネツク・ルガンスクとクリミアの間に位置します。ウクライナの要衝であるこの地域を捨てて逃げるべきか、死守すべきかといった状況におかれた時に、私が当該地域の指揮官なら後者を選びます。
東部2州もクリミアもロシアの南部軍管区ですが、ロシア側はドネツク、ルガンスクを守るために組織的な抵抗線を作りたい、加えてクリミアを守りたいといった時に、わざわざ抵抗線をつなげてマリウポリまで取る必要があるかどうか、取ったらベターかもしれないけど、ここはドネツ丘陵があって、地形もしっかりしている。その間にあるマリウポリをわざわざ取る必要があるかといったらないかもしれない。
p.123
だとしたらそこは読み合いで、もし私が南部軍管区司令官だったらそこを我慢して、その代わりいろんな支援で、火力を増したり、他から圧力をかけたりしてマリウポリをウクライナ軍主力から孤立・分断できていれば、作戦としては成功したことになると思います。
p.124
自分たちが定めた防御地域にしっかりとした組織的な抵抗線を作って、終戦態勢において有利な形をとることの方がマリウポリ占領よりは重要ですからね。
p.126
クリミア侵攻後の東部での戦争では死者が1万5000人も出て、ロシアの言葉を借りると「虐殺だ」と言うぐらいウクライナ軍は激しい戦闘をしてきた。
p.139
そもそも「残虐な行為をしろ」という軍事命令は存在しないと思います。どこまでやれば残虐なのかの基準がないので、任務の達成度がわからないですからね。
p.142
前にも言いましたが、左ページの地図の�，鉢△亡悗靴討蓮▲蹈轡�側は真面目にそこを奪って占領統制しようというよりは、「認知領域の戦い」を通常戦でやっていたのだと私は考えています。
p.143
だから、ロシア軍としては、いかにウクライナ側の厭戦気分を盛り上げるか、人々のやる気をなくして落ち込ませるか、が重要だったわけです。
…
そういう「相手の心を折る戦い」を徹底してやって、ウクライナ側にNATO加盟を諦めさせたところで、この�，鉢△稜�知領域の戦いは終わったと言えます。
p.165
部隊を表すのが四角(□)で、その中にバツ(×)印があるものは歩兵中心の部隊、楕円の丸(〇)が中央に書いてあるのが機甲科部隊、楕円の丸(〇)にバツ(×)印は装甲車や戦車の混成部隊です。部隊の符号を丸く囲ったもの(〇)は予備隊で拘置されている状態を意味します。さらに、印の上に棒が2本(||)で大隊、3本(|||)なら連隊、バツ(×)印がひとつなら旅団、2つ(××)が師団を表すなどの区別があります。
p.166
この防御というのは、戦力的に敵より弱い部隊でも攻撃に耐えられるようにするためのものです。たとえば地形を利用した築城を行うなどの防護措置をします。また、敵正面に正面から射撃するのではなく、敵の斜め横方向から射撃できるように配置することによって、自軍は敵の正面攻撃から被害を受けないようにします。多くの場合、攻撃は正面からのものにならざるをえませんから、それを防ぐための陣地を構築するわけです。
p.167
そのために、この地図上のFEBA(Forward Edge of the Battle Area：主戦闘地域の前縁)に主要な陣地を築き、火力と機動力を連携させて攻撃起動してくるウクライナ軍を打撃粉砕する作戦となるはずです。
p.168
事前に障害などを構築して、防御準備します。また、FEBAの前方にはFLOT(Forward Line of Own Troops：自軍の前線)を配置します。自衛隊では「戦闘前哨」とか「全般前哨」と呼ぶ部隊ですね。陣地の前にさらに部隊を構えておくのは、敵の攻撃接近を事前に察知して主陣地で配備を万全にして対応するためです。さらに、相手軍が主にどの方面から攻撃して来るのか、つまり主攻撃方向を察知して、そちらに防御側として戦力を集中させるという目的もあります。
ウクライナ軍はロシア製の榴弾砲を保有しているそうですが、これは砲撃後に敵からの反撃を避けるため陣地変換(別の陣地への移動)が必要になります。射程距離は大体17〜20キロメートル。ロシア側はその榴弾砲の陣地変換が必要なラインまで自軍を前に繰り出すことで、ウクライナ軍に陣地変換を強いて攻撃を遅らせる”時間稼ぎ”も狙っているのでしょう。
ウクライナ軍にすれば戦線中央部のドネツクを攻撃してロシア軍を分断するのが一番やりやすい。当然、ロシア軍はそれを阻止するための手を打ちます。限られた戦力ではあっても、まず海空軍の火力も運用して一気に攻撃を行う。そして次の段階では反撃に出てくるウクライナ軍に対してどこを補強して守り切るかですが、そのための統制には全戦力を最高司令官ひとりに預けた方がやりやすい。長距離打撃ひとつに関しても、どこに敵の兵站部隊がいて、自軍の陣地を守りやすくするためにはどれを叩くべきか、などの作戦命令をすべて最高司令官が取りまとめることができるからです。
p.179
一方で、バイデンさんは核の先制不使用を宣言していましたよね。そんな一つひとつの言動が結果的にプーチン大統領に侵攻の動機を与えたのかとも想像してしまいます。
p.192
とにかく、ロシア軍の兵士たちはそうやって心も縛られて、言われたマニュアル通りに動かなきゃいけない。それが残虐なことでもやりかねないから、日本の皆さんには「もし攻めてこられても、手を上げて降参して、仲良くなれば自分たちは安全だ」なんて絶対に思わないでほしいですね。
p.200
ということは、S-300のFCRが作動していない、つまりロックオンにいたるプロセスに入っていないということです。おそらくウクライナの放った巡航ミサイルをそもそも「モスクワ」の対空レーダーが探知できなかったのでしょうね。巡航ミサイルは低い位置を飛んでくるので、あの旧式の対空レーダーでは対応できなかった。
p.225
このドネツ丘陵も、現在ほとんどをロシア軍が占拠していますが、防衛省の侵攻状況地図によると、マリウポリ正面だけはそれほど勢力下に収められていないことが見てとれます。ところが、その地域まで手に入れて陣地を作るためには多大な労力が必要になります。そこで、ドネツ丘陵を下った途中の�“屬琉銘屬冒粟�を構えるわけです。
このような陣地を「反斜面陣地」といい、�Ｈ屬諒�は「敵方斜面」といいます。
通常であれば、この敵方斜面まで進出して陣地を敷きます。この位置であれば敵を瞰制下におくことができるとともに、高台という有利な地形を活用することもできるからです。
しかし、そこまで確保できない場合は、反斜面陣地を構えておき、この図における��番、すなわちドネツ丘陵の上にやってきた敵を狙い撃ちします。
p.226
ただ、この攻撃は奇襲的に仕掛けるのがポイントになりますから、敵に陣地の状況が洩れると非常に不利となります。また、丘陵の後ろに潜伏する敵に情報を奪われたり、兵站部隊に対して襲撃されたりする可能性も出てきます。
一方、ウクライナ側にとっては、そのロシア軍をどう攻撃するかがポイントになってきます。そうした相手に姿を見せず攻撃する場合、彼我の距離はおおよそ40〜50キロメートル。榴弾砲(陸上部隊が使用する小型の地対地火砲。砲身の角度を調整することで遮蔽物を越えた射撃ができる)であれば、RAP弾(Rocket Assisted Projectiles：ロケット補助推進弾。射程距離延長のためにロケットエンジンを装備した砲弾)など延伸力のあるものを使えば射撃が可能です。…
p.227
砲兵は敵の戦車を倒すのではなく、歩兵を倒すのに有効です。たとえばジャベリン(携行式の多目的ミサイル。アメリカがウクライナに多数供与した)を持った歩兵に対して曳火射撃(砲弾を空中で炸裂させる戦法)を行えば、その破片によって大きなダメージを与えられます。逆に戦車に対しては歩兵による戦闘が有効です。
p.228
実は戦車というのは歩兵に弱いんですよ。だから戦車を守るために、ロシア側も戦車に護衛用の歩兵を付ける必要が出てきます。
…つまり、歩兵が対戦車砲などを持っている。…
…もう一つは「対砲迫戦」といって、砲兵同士が榴弾砲などで直接相手の砲兵を攻撃する場合もあります。…
…つまり、ウクライナ軍は戦車で突進するよりも、まず砲兵を使ってロシア軍戦車を守っている歩兵を制圧し、丸腰になった戦車をジャベリンで射撃していく方が成果は大きいわけです。
p.231
一方、クリミア半島の北部では、湖(腐海)のある地域まで支配が及んでいます。
p.233
このマリウポリ正面の戦線は距離にしておよそ700〜800キロメートル。ここに大隊を配置するなら、通常の陣地防衛編成は、第一線に2個大隊、第二線に1個大隊です。
p.234
その編成を当てはめると800キロメートルの距離を80個大隊で固める(第一線80個大隊、第二線40個大隊)と、受け持つ正面幅は1個大隊あたり10キロメートルとなります。ロシア軍の従来の戦闘教令(ドクトリン)によれば、大体あたり2キロメートルから5キロメートルの防衛正面幅を担当するのが通常と言われていますから……。
…つまり、湖やドネツ丘陵などの地形を有効に利用してはいても、かなり厳しい防御の編成とになってしまいます。
p.236
ドネツ丘陵を超えて榴弾砲での砲撃をする場合、さすがに山頂(225ページの図の��)にはFO(前線観測)を置くことができません。一方、山麓のロシア軍の陣地(同��)付近に偵察要員やドローンがいれば、火力誘導や成果の確認がやりやすくなります。上空からの観測だと、囮のための偽陣地などは完全には見抜けないので、戦闘の経験・知識豊富な人間が、実際の目で見て判断することができれば非常に有利になると思います。
p.242
今回の戦争にしても、おそらくはバイデン大統領が「ウクライナには軍事介入しない」と明確にしてしまったがゆえに起きたロシアの侵略でしょう。「アメリカが軍事介入するかしないかは、私(大統領)の指示ひとつで決まるぞ。やるかやらないかわからないけど、よく考えて行動しろよ」などと「曖昧」にしてロシアを脅しておけば、また違う結果になったのかもしれません。…
…台湾に対しては、その部分の信頼を取り戻すべく動いているのではないでしょうか。
p.244
私としては「戦略的曖昧さを捨てるべきだ」という意見には賛同しかねます。ただし、「AUKUSやQUADが危険だからやめろ」と言っているのではありません。抑止を高めるために重要なのは、そこでどのような協議がなされ、各国の協定がどのように進もうとしているのかを、中国に対してきちんと開示していくという取り組みだろうと思います。
p.275
これも以前に言ったことですが、ウクライナ軍は米軍型・NATO型の戦い方、すなわち「考える細胞」になった兵士たちが、ヒットアンドアウェイを繰り返す「積極機動防御(mobile active defense)」という戦い方をしています。
p.276
ロシア軍からすると、敵兵がじっとしていてくれれば、偵察して、正確な火力を発揮できますが、敵兵が自在に動き回るので火力を命中させにくい。その結果、将官クラスが前線に出て判断しなければいけないという状況をウクライナ側が作っていると見ることもできます。
p.277
言葉の定義として「機甲」の中に戦車も入っているので、「戦車戦」と聞くと、私は「小隊クラスの戦車のみの戦い」をイメージしてしまいます。…
…戦車3個中隊を主体とした大隊編成である「戦車主体BTG」と、歩兵中隊3個を中心とした戦車を含む「機械化歩兵主体BTG」です。いずれの部隊にも戦車と歩兵が入っているので、比率的に戦車が多いか歩兵が多いかの違いしかありません。だから、「戦車戦」や「機甲戦」という厳密な言葉の定義は、学術的にはあるのかもしれませんが、実戦では両兵器を状況に応じて組み合わせて戦うので、あまり区別はありません。
p.278
戦車は「戦場機動能力」が高い、つまり進行速度が速い。そのため、戦車で狭いところを突破して敵陣内に入り、敵陣を蹂躙していく戦い方になります。防御側は突破された穴を埋めようとしても、攻撃側の戦車の方が速いから、陣内を蹂躙されてしまうというわけです。
一方、歩兵主体のBTGでは、前進する歩兵を戦車が後方から援護射撃しながら、前進します。つまり、歩兵によって敵陣を潰して前進していきます。
p.279
敵陣に切り込むさいには、なるべく間口の大きな安全なルートを確保し、敵陣の内側に攻めていくという戦い方です。
…
たとえば戦車中心で敵陣に突っ込ませようとしたら、戦車が放火を受けないよう事前に砲兵中隊で相手のジャベリンを叩いておく必要がある。そのためには情報を収集しておかなくてはならないし、どの時点でその攻撃を加えるかも事前に考えておかないといけない。
p.280
また、敵陣の前にはおそらく地雷などの障害があって、障害とともに火力も待ち構えている。火力と障害は連携されています。…だから、その障害に対して、どこに火力が置かれているのか、おそらくは動き回る火力だろうけれども、それを予測する。戦車にローラーをつけて地雷原を潰したり、ドーザで対戦車壕を埋めていったりしている間、そこに向けられている火力を無効化する必要があります。…同時に、対空防護もしなくてはならない――というようなことを、基本的な大隊戦闘計画として作成していきます。
…特に砲兵中隊を大隊の中に抱え込むと、砲兵のための弾薬も全部自分たちで補給しないければならないので大変です。
p.281
欧米諸国の軍隊や日本の陸上自衛隊はこの第一線の部隊に砲兵を配置せず、後方の上級部隊が運用するように組織しておきます。それなら、上級部隊に弾を全部補給してもらうことができる。
p.282
ただ、先ほどの砲兵の話と同じで、それを戦車と同じように動かすには、弾を一緒に持っていって自分で補給しなきゃいけない。それから弾を正確に落とすためには、「射表(火砲の射距離に応じた射角化薬量を示した表」をもとに撃つのですが、一回は試射をして射角や方角の修正を施した上で、初めて効果をあげることができます。そのためには前方観測手をしっかり育てなければいけないし、彼らは危険な敵陣にいないと目標が見えません。
p.283
向こうからは見えなくて、自分たちは敵から見られないように塹壕内を移動できるので、人間「TEL(transporter erector lancher:輸送起立発射機。地上発射型ミサイルの発射台付き車両)」みたいなものだと思います。
p.284
自分たちの身を守る上で一番大事なのは、撃ったらすぐに移動をすること、それから、分散をすることです。練度が低い部隊というのは、怖いからすぐ集まろうとします。そうなると、戦車部隊でも歩兵部隊でも、一発の砲弾で被害が大きくなります。
…敵が来るだろう場所にあらかじめ移動しておかなければなりません。…つまり、次の次までを予測して最短経路、最短時間で次に情報を取れる場所に先回りして動いておく必要があるのです。…
…
たとえば、上級部隊がある敵に対して「臨機目標射撃」(発見の都度射撃をする方式で、これと対比して事前に敵を位置標定しておき計画的に射撃する方式を「計画射撃」という)をせよと味方の砲兵部隊に命じたとしましょう。
p.285
だから、障害を置いたり、地形を利用したりして戦車の突進が狭まるようなポイントを設定・構築して、そこへ火力が集中するように準備しておく。一緒に入ってくる砲兵を先に叩ける形にしておく。歩兵と戦車を分離させるように仕向ける。
■スロバキア首相、ウクライナへの武器供与停止を表明 人道支援は継続
(朝日新聞デジタル - 10月26日 20:25)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7612771
中欧スロバキアのフィツォ新首相は26日、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの武器供与を停止すると正式に表明した。AFP通信が伝えた。人道的な支援は続けるという。欧州連合（EU）によるロシアへの制裁についても「スロバキアへの影響について分析が済むまでは、ロシアへのいかなる制裁にも賛成しない」と反対する方針を示した。
フィツォ氏率いる左派政党「スメル（道標）」は9月の総選挙で第1党になり、10月25日に他の2党との新連立政権が発足。スメルは選挙戦でウクライナへの軍事支援に反対し、停戦協議を促すなどと主張していた。
ログインしてコメントを確認・投稿する