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2023年01月17日17:49

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春日太一責任編集 高倉健/漂流者は何を食べていたか/栞と嘘の季節

読んだ本です。ためてしまったので短縮版です。

「春日太一責任編集 高倉健」KAWADEムック

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I総論 「映画スター・高倉健」の足跡――当人の証言を中心に綴る、その挑戦の映画人生 春日太一
IIインタビュー・対談 聞き手=春日太一
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春日太一さん責任編集の高倉健のムック本です。
時代ごとに分かれた豊富なインタビューが興味深いです。
対談や座談会も収録され、まとまりという点ではいまいちですが、高倉健の意外な姿に触れることができます。
降旗康男監督や助監督、プロデューサーなどのスタッフ側の人の話が面白いです。

椎名誠「漂流者は何を食べていたか」新潮選書

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荒海に突然、投げ出されたら、あなたは生き残ることができるか?
残された食べ物はわずか。飲み水もない。彼らはどうやって生き延びたのか。
ウミガメ、海鳥、シロクマ、ペンギン……初めて生で口にするものばかり。運と知恵、最後まであきらめない意志が命をつないだ。
『117日間死の漂流』『荒海からの生還』『日本人漂流記』ほか、大の「漂流記マニア」が選んだ壮絶なサバイバル記の数々。
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椎名誠さんが好きな漂流記を何を食べて生き抜いたかをまとめたムック本です。
「エンデュアラン号漂流」「コン・ティキ号探検記」など以前読んだ本もありますが、ほとんどは読んだことない本なので興味深かったです。

米澤穂信「栞と嘘の季節」集英社

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高校で図書委員を務める堀川次郎と松倉詩門。
ある放課後、図書室の返却本の中に押し花の栞が挟まっているのに気づく。
小さくかわいらしいその花は――猛毒のトリカブトだった。
持ち主を捜す中で、ふたりは校舎裏でトリカブトが栽培されているのを発見する。
そして、ついに男性教師が中毒で救急搬送されてしまった。
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米澤穂信さんの最新作です。「本と鍵の季節」の続編。直木賞受賞第一作。
さすがは米澤さん前作同様面白かったです。
前作と比べると毒で被害者が出るなど黒い所があり、前作の綺麗さとはちょっと違います。
文章も端正でそこはやはりライトノベル的かな。
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