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2021年08月01日10:43

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これまでとは異なる???

先にお話しさせていただいた、「右上肢の影響?」の方です。
右肩甲骨内の硬直を解除させていただいた方ですが、「もしかすると?」の疑問から、
右上肢の硬直解除と、「左からの影響」を考えて左上肢の硬直解除にも努めました。
定年までは市役所に勤められ、最初は市立病院で業務をされておられました。
四日市市に在住していた時は、幾人もの医療関係者を診させて頂き、貴重なご意見・
助言を頂いていますので、過去に市立病院で業務をされていたからと言って
臆する事はありません。

問診で一通り症状の出初めをお聞かせいただき、負傷歴、病歴、趣味歴なども
お聞かせいただいています。
もちろん触診で変位も診させて頂いてはいますが、今回は、これまでの症例と異なった
痛みの出現です。
狩猟の最中に右臀部から右下肢に痛みが走り、旧職場の市立病院に駆け込んだようですが、
医師からの返答や処置はありきたりであったのでしょう。
狩猟をされておられたのですから、山中の不安定な足元の昇り降りをされています。
セルフケア?は考えもしなかったようです。

全身の硬直は進んでいます。このままでは要介護者に認定されるのを待つだけです。
片頭痛は背部硬直が顕著な方に多く、「もしかすると、この方の場合も?」の疑問から
胸椎の多列筋や回旋筋の硬直解除に行ってみます。
ご本にとって背部の痛みは微々たるものですが、指頭に受ける感覚も大事にして
変位は伴わないが多裂筋・回旋筋の硬直解除と肩甲骨の動きの悪さから
肩甲骨裏側に付着している筋肉の硬直を疑ってみます。
仰臥位での姿勢は、下肢が左寄りです。

右下肢の大腿部後面(ハムストリングス)の硬直を確認してから処置していきます。
狩猟の際、右示指で引き金を引くでしょうから、どのような姿勢になるか?
身体のどの筋肉に多く負荷を加えるか、が触診で抜けていました。
施療台から降りて頂き、多くの姿勢や動きをして頂きました。
概ね好調のようですが、「様子見をします」との本人の希望ですから意に従います。
片頭痛の解除と似たような症例になりました。

他人様の身体を診させて頂くには、まだまだ解決していかなければならない問題が
山のように残っています。
狩猟から発生する疾患、その土地ならではの現われです。
寒暖差の激しい地域での疾患は、その土地に住んでこそ解るものかもしれません。
 
特集の”人体”ではありませんが、細胞どうしの情報交換は間違いなさそうです。
とても参考になりました。
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