ローワン・アトキンソンの人気シリーズの第三弾だ。
と言っても実は前2作は観ていない。
ただローワン・アトキンソンだけに、それでもそこそこ楽しめる作品だった。
かつてのMI7のエージェント、ジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)は、引退して小学校の地理の教師をしていた。
しかし勝手に、新たなるエージェントの発掘が自分の使命だと考え、授業そっちのけで子供たちにエージェントとしてのテクニックを教えていた。
そして当然、彼が教える技術はかなり間の抜けたものであった。
そんなある日、MI7のサーバがハッキングされ、エージェント全員のデータが盗み出されてしまう。
現役エージェントのデータは相手に筒抜けなので、ハッキングの調査を依頼することができなかった。
そこで引退したエージェント達が呼びされるのだが、ジョニーのとある行動で他のエージェントは事故に巻き込まれ、ジョニーがこの任務を受けることになった。
かつての相棒ボフと一緒に調査を始めるジョニー。
高級ホテルのレストランを火事にしてしまうのだが、なんとかハッキング元となるIPを遡って怪しい豪華客船を突き止める。
二人はすったもんだしながらも、なんとか豪華客船のサーバルームに発信器を取り付けることに成功した。
ローワン・アトキンソンがボケまくる作品だ。
かなりベタなボケが多く、一方でVRでの潜入訓練など強引すぎるボケもあるのだが、どちらも思わず笑ってしまうのはやはりローワン・アトキンソンの演技力によるものだろう。
過去2作品を知らないと笑えないエピソードもあったのかもしれないが、そんな事もほとんど気にならなかった。
もうすぐ64歳になるローワン・アトキンソンだが、まだまだ衰えていないところを見せつけてくれた。
133.ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲
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