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2018年11月12日08:45

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市民大学・3

「持続可能な発展を実現する生物多様性の条件」 ー海の観点からー

講師:三重大学 生物資源学研究科名誉教授 前川行幸

お年を召されても長髪に固執されておられる。
別に髪の毛が少なくなっている訳ではないが、団塊の世代に引っ掛かる年齢。
肩まで伸びた髪に違和感を覚えるわけではないが、聴講される周囲の方々は
ほぼ高齢者(60代以上)なので、その長髪にはインパクトがある。

資料は珍しくカラー刷りなので見やすい。

内容を搔い摘むと
 生物多様性の高い沿岸海域 
    藻場、サンゴ礁、干潟
 
 生物多様性とは(遺伝的多様性、生態系の多様性、種の多様性)
    遺伝子の変位、多様な生物種
  
 生物多様性の危機
    人間の働きかけの不足
    環境汚染・・化学物質、農薬など
    外来生物・・生態系の攪乱
    土地改変・・農地開拓、埋め立て、ダム建設など
    気候変動・・生息環境の変化
    資源の過剰利用・・魚類の乱獲など

高度成長期にモーレツ社員として時代を過ごしてきた方々に
教授の講義は通じたのかどうか疑わしいところがある。

今、国会論議に「少子化に伴う外国人労働者の受け入れ」が挙げられているが
明治時代始まりの日本の人口は、1500〜2000万人ほど。
日本の国土、食糧需給率から判断すると「2500万人」が上限と言われる。
計算上のその考え方には賛成できる。

日本が少子化に入る予想は1970年代に分かっていた事なので
定年延長、高齢者雇用、女性労働力利用、外国人労働者受け入れの論議は
今更ながらに思える。

高齢化に伴う認知症や要介護者の増加、医療・介護費の増加に
歯止めをかけ健康寿命を延ばす発想の転換ができなかったのか!
国会議員、各省庁職員、医療機器メーカー、薬剤メーカーの利権に
国民は利用されているだけではないのか?
国民の「誰かが何とかしてくれる」他力本願が過ぎるのでは?

世界の人口は70億人、発展途上国の人口増、食内容の変化、美食化に
先進国は危機感を抱いているが、より裕福な生活をしたいのは
誰しも同じ事なので、先進国の危機感は”わがまま”にしか思えない。  
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