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2018年07月19日17:52

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読書と臨時子育て日記

「ヒトごろし」
京極夏彦著。サイコパスの土方歳三が主人公。人殺しのために新撰組を作り函館で散るまでの生涯。歴史物ではなく時系列に沿った問答と独白の中編集という感じ。辞書並の厚さに驚いたが、著者のソフトカバー作品に多い2段組ではなく、蘊蓄もないので割とさくさく読める。

「小説王」早見和真
編集者が旧友である売れない小説家と奮起して二人三脚で作品を作るが掲載する予定だった雑誌が休刊。だが、編集者はネットでの連載を他の小説家と抱き合わせで売り込んだり社を巻き込んで宣伝をしたりと頑張り。背水の陣の前半はいい。年配の小説家や編集者もいい味。
が、後半はとんとん拍子の成功と女性陣が理解者すぎて。前半では編集者の妻は無理解、小説家は夜の女を彼女に、元恋人女優も夜の女も互いに陰口、夜の女の父が結婚反対、と伏線張るも生かさず。女の場面いらない感。伏線生かすなら編集者の妻は実家帰り、夜の女は小説家彼氏自慢、小説家の浮気で女優と夜の女キャットファイト、女の父から侮蔑嫌味。面白いかどうかはともかく伏線使わないならただの釣りなわけで。ドラマ的に使わないキャラなんて不要では。夜の女が実は官僚の娘とか男目線の姫願望。作家の妻を自慢しそうな女は嫌なのかな。都合のいい女性像批判が作中で何度もあったが、作者も結局好みの女性を描いてるようで。
男女問わず作家は自分の好みの異性を描くのは仕方ないって結論ね。好きなタイプ描くと筆が進むし。
人の悪意を描くためにあえて嫌いな異性を描くのはまた別ジャンルの話。

W杯!決勝トーナメント進出果たしたし。わが家でも盛り上がったね。

アイドルは活動を応援したくなる、成長を見守りたくなる、元気を貰えるという対象とすると。自分にはV6だけだったかも。後にも先にももうないかな。普通に好きな俳優とか注目するタレントもいるけどそんな風には思わない。元が二次オタ映画オタで監督や脚本スタッフオタだし。例外だったんだなと。V6のお陰でドラマやバラエティや三次元進出して今に至る。影響は大きいな。Jポップもだね。旦那は乃木坂好き。娘は特に無し。
臨時子育て日記
娘はよほどじゃないと1クールが限度。2クール目は飽きることが多い。ようつべ世代だからかも。もっと短い半クールくらいの作品があってもいいのかも。でもジャンプ系のアニメは2クール以上でもいけるような


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