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2018年06月03日13:50

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安田記念

国内外あわせて7頭のG1馬が出走して混戦の様相を呈している今年の安田記念、大穴を空けそうな馬も見当たらず、実力馬で決着する可能性が高そうだ。

実績で言えばG1を2勝しているレッドファルクスが1番手である。
しかしこの馬は短距離が主戦場で、1600mは0.0.1.2の戦績。
唯一の3着は昨年のこのレースだが、昨年は高松宮記念3着の後京王杯SCを制して挑んできた。
状態もピークであったのに比べ、今年は高松宮記念8着からの直行だ。
高松宮記念は上り最速の脚を使っているとはいえ、鞍上も3年半ぶりの騎乗となる田辺なので上位争いは難しそうだ。

展開を考えると、ウインガニオンが大外から強引にハナを奪い、そこにアエロリットが続く隊列になるだろう。
先週までは非常に速い馬場で直線も前が止まらなかったが、今週は差しも決まる展開になっている。
アエロリットは前走のヴィクトリアマイルを落鉄しながら4着に逃げ粘った。
状態はキープされているうえ、鞍上戸崎は先週のダービーでエポカロード絶妙の逃げを見せている。
逃げ粘りは本当に怖いが、ウインガニオンが早めに潰れて直線向いたところで先頭に立つと、やはり格好の目標になってしまうだろう。

そうなると、やはりスワーヴリチャードが有利になる。
出遅れがやや心配だが、好位抜け出しから前を捕まえる戦法がこの馬の持ち味。
連体を外したのはスローペースだった皐月賞と有馬記念だけ。
どちらも位置取りが後ろ過ぎたことが原因だが、今回はもし出遅れても道中のペースが緩むことは考えられず、直線でキッチリ前を捕えてくれるだろう。

スワーヴリチャードが負けるとしたら、後ろから差される形か。
その可能性があるのは、サトノアレス、ペルシアンナイト、リアルスティール、リスグラシュー、サングレーザーの5頭だろう。
中でもリアルスティールは、その可能性が一番高そうだ。

リアルスティールは、これまで1600mを走ったのは一昨年のこのレースのみ。
その時は11着に敗れた。
しかしドバイ帰りの後に仕上げすぎてしまい、当日のテンションが高くなってしまった。
陣営は今回はそのことを考慮して調整している。
東京コースで掲示板を外したのはその1回のみ、それ以外も距離が長いと思われるダービー4着、JC5着、不良馬場だった昨年の秋の天皇賞の4着、それ以外は2.1.0.0の戦績である。
今回は負ける理由がないので、おそらく好勝負してくるだろう。

その他の馬は、枠順がカギになりそうだ。
先週のダービーで福永は好位置を取って、ワグネリアンを勝利に導いた。
しかし先週と異なり、マイルでペースが緩むことはないだろう。
外枠のサングレーザーがうかつに好位置を取りに行けば、足が溜まらず直線で伸びを欠いてしまう。
先週のステルヴィオがそうだったように、追い込んで届かずになってしまうだろう。
リスグラシューとともに、内枠なら本命にする予定だったが今回は評価を下げる。

逆に2番に入ったサトノアレスはチャンスである。
昨春のスプリングS、皐月賞は順調さを欠いたが、復帰初戦の巴賞を快勝。
その後2戦は重馬場に泣かされたが、ここ3戦は2着2回、3着1回と安定し、東京コースも1.2.1.1と得意にしている。
週中の追切の動きもよく、位置取り次第ではスワーブを逆転するかもしれない。

ペルシアンナイトも侮れない。
本来ならこの馬も本命候補なのだが、鞍上の川田が1年半以上振りの騎乗となる。
さらに東京コースは0.1.0.2で、スワーヴ、リアル、サトノと比べるとやや見劣る。
一気に突き抜ける可能性もあるが、今回は押さえ評価とした。

それ以外の馬も念のため検討した。
まず、香港からの刺客ウエスタンエクスプレスだが、おそらく左回りは初めてと思われる。
さらに、騎乗予定だったボウマンが騎乗停止になったため、急遽クリッパートンが来日した。
これで勝たれたら香港のレベルが高いということで仕方ない。

レーヌミノルは桜花賞馬を勝った後8戦して3着以内が一度もない。
モズアスコットは堅実だが、連投でG1戦はさすがに家賃が高いだろう
早い時計のレースが得意のキャンベルジュニアはかなり気になったが、重賞勝ちがなくG1初挑戦ということで見送ることにした。


◎スワーヴリチャード
〇リアルスティール
▲サトノアレス
△ペルシアンナイト
×サングレーザー
×リスグラシュー

馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点で勝負。
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