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2018年02月23日08:41
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舞台『アンフェアな月』by 舞台 刑事・雪平夏見シリーズ製作委員会
2/22(木)初日＠天王洲 銀河劇場
19：00〜21：10
原作 ｢アンフェアな月｣／秦 建日子
先に原作を読んでの観劇。
事前に
雪平夏見：篠田麻里子／安藤一之：染谷俊之
林堂 航：岡田達也／沢木和生：川谷修士
というキャストを知った上で読んだのだけれど、
TVドラマの雪平(篠原涼子)のイメージが強くて､
決して、篠原さんが雪平に合う！と思ってたわけではないけれど
なかなか巧く雪平夏見に篠田麻里子さんを置けずに
舞台初日の客席に納まった。
物語は、
無駄に美人な規格外れの刑事｢雪平｣が､
自身の娘との葛藤を抱えながら、
乳児誘拐事件に立ち向かい…
捜索の最中､医者が殺されているのを発見。
そして、誘拐犯と思しき人間からの情報で
地中に埋められた数体の少女の遺体も発見される。
犯人は全て同じ人間？
｢犯人からの電話にドーン という音が聞こえた｣
という被害者の母親の証言が決め手となって、
雪平は真相に辿り着く。
原作を忠実に舞台化し、
よくここまでわかり易く観せてくれたなぁ〜と
楽しませてもらったのだけれど、
初日のせいか、色々引っ掛かる。
まず、
開演と同時に使われ、
劇中しばしば、原作中の大切なフレーズを語るのに
群唱を使うのだが、これが非常に未熟！
10数人の声が揃わず､よってフレーズがキチンと理解できない。
これなら、どなたか1人で語って頂く方がどれほど伝わるか…
群唱であることが完全にデメリット。
そして、照明！
場の転換など､客の意識を転換させるため
一瞬､強いライトを客席に当てるのだが、
数度なら、効果として受け入れられるだけれど、
これだけ多用されると…
お若い観客には何でもないのかもしれないが、おばさんの眼にはツライ。
(他所の芝居を観てこういう些事に引掛かる度､
本当にｷｬﾗﾒﾙﾎﾞｯｸｽの《舞台構成》は絶品だなぁ〜と思う｡)
で、芝居は…
楽しみにしていた岡田さんの林堂課長は
年齢相応の魅力全開！
あぁいい役者になったなぁ〜〜 と
甥(私､もうすっかり叔母の位置に落ち着いてしまった)を観る想いで愛でて
しみじみじゅっくりたっぷり魅せて頂き、眼福眼福
だったけれど、
｢まりこさま｣(その筋ではこれが公称らしい 笑)の雪平は、
やはり、線が細くて…
プライベートは汚部屋で酒浸り､な雪平のイメージには
絶対合わないなぁ〜〜
(私の雪平は､無駄に美人な骨太な“女”なのよね〜)
大体､この舞台、
始めに篠田麻里子さんありきだったなら､なぜこの作品？
始めに作品ありきだったなら､なぜ篠田麻里子さん？
どちらにしても､双方の魅力をもっと発揮させられる
違う組み合わせがあったろうに…
そんな疑問が観劇中もしばしば頭をよぎった。
そんなこんなの初日。
もう1回観劇予定が前楽なので、
どう変わっていてくれるか？
ちょっぴりだけ期待。
ところでこの公演…
チケット購入時点から、超前売りにはブロマイドがついたり、
ロビー販売のグッズも、
ブロマイドあり､誰に当るか？な役者さんの栞あり、
ファン心理をフル活用した品ぞろえ。
ま、こ〜ゆ〜もんだろうなぁ〜 と苦笑。
私？
チケットはブロマイド付で獲ったけれど､
販売ブロマイドや確実に岡田さんがゲットできる確約のない栞は
もうイイか… と買わずに帰宅しました｡(笑)
もうすっかりベテラン俳優となって、
若い美人＆イケメン俳優さん達との公演を楽しまれたらしい岡田さん。
そんな様子がWeb上に洩れ垣間見せて頂けたのは嬉しかった。
お稽古中迎えた誕生日！
イイネ
もう50歳だもんねぇ〜
世界で一番若い50歳！ ますます輝いて下さい。
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