mixiユーザー(id:17922359)

2016年09月22日16:14

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全共闘と、その後のボランティアや障碍者運動の挫折の共通点

  どちらも「意思疎通の大切さ」に気が付かなかった点ではないかと。1960年代に盛んだった全共闘は、多くの社会問題に目を向けて、改善しようとした。教育、政治、経済、福祉と。でも、次第に内輪しか通じない話し方をするようになり、分派も激しくなり、更には、仲間間も通じない話を各人がするようになり、行き詰まっていった。果てには、赤軍派みたいなものも出たわけである。初めから暴力集団だったわけではない。他人や世間に判るように話す努力を明らかに欠いていた。
  福祉に重点的に目を向けた、70年代以降のボランティアや障碍者運動だが、これも同様で、次第に仲間内にしか通じない話をするようになり、分裂も起き、更には、仲間間も通じない話を各人がするようになり、ケンカも増え、衰退していった。やはり、最初から、他人や世間に判るように話す努力を欠いていた。こうしてみると、全共闘のリプレイみたいにも見える。かなりが挫折していた。
  どちらの挫折ももったいないと思う。悲しくも感じる。でも、原因も明らかに以上ではないのか。意思疎通はどんな生き方をするにしろ、極めて大切であるし、それを軽んじたら、必ず、挫折するわけである。
  今の僕は特にフェイスブックで、ボランティア活動に打ち込む人たちと付き合い始めているが、自分もある福祉団体で意思疎通の大切さが判らず、失敗も経験しているから、それも伝えていきたい。また、ボランティアは何か?は難しい話だが、僕のやり続けている子供向け文も、ひょっとするとボランティア活動かも知れない。そのような事も気が付き始めているが、それは別の機会に書こう。
  とにかく、日本人は意思疎通が下手だとよく聞くわけです。
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