今日も、
いつものポイントでのお話
エキジット時間が、
夕方になって
しまった。
この地域には、
「マレーシア:サバ州東海域における夜間航行禁止令の発出(再延長)に関する注意喚起(その3)」が
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2014C314
出されている。
過去のテロリストの誘拐事件は、
夜、国境を越えて進入してきている。
その為に、
警備上の観点から、
夕方5:00には、それぞれの港に帰港しなければならない。
もちろん、この規制のおかげ
で、
警備の厳しい港なら、安全が確保され
ている。
スール国人を名乗る誘拐犯たちは、
南部のこのエリアから、
段々、警備の手薄の北部に、
活動範囲を動かして、
犯罪行為をつづけている。
まあ、
余程の事がないと、ココは、安全な場所
しかし、
以前の様に、
潜水の自由は、制限を受ける。
楽しいナイトダイビングも、
産卵時間を狙ったダイビングも、
早朝のダイビングも許されない。
そう、
ココには、
その制限があるからこそ見られる自然がおきている。
皮肉な物である。
平和が自然を残せない事実
ダイバーの吐く泡を小魚の群れと勘違いして、
バラクーダの幼魚が集まってきた。
自由に漁が行えないからこそ、見られる瞬間
こんな場所にこんなシーンが起きると思っていないので、
ワイドを用意していなかった。
世界中で、
昔は、人気があったダイビングエリアで、
現在、潜る事の出来ないエリアは、かなり自然が、復活しているのだろう。
そして
ハリ魔王企画のマリンアクアミージュアムリゾートの場所は、
手付かずに後世に残る事になるのだろう。
守りたいと思った自然が残っていくが、複雑な心境である。
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