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2016年06月01日15:23

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ラブ&ピース、天の茶助、実写版進撃の巨人後編、ストレイヤーズ・クロニクル

メルヘン2本
「ラブ&ピース」
園子温監督のメルヘン。夢敗れたサラリーマンが捨てたペットの亀の願いでロックスターになるが、業界で空回りして。元に戻りささやかな幸せ。若い頃思いついた話とか。若者っぽいネタを今の技術と当時への思い入れでという感。なので若者映画特有の痒さ痛さはないが尖ったこともなく。若い頃作ってたら違う感じになったろうねと。

「天の茶助」
SABU監督のメルヘン。映像綺麗。人の運命のシナリオを書く大勢のライターがいる天界。ある少女の運命を救うために地上に来たお茶くみの茶助。彼は仲間のライターの担当の人物に助けられ、敵のライターの妨害にあい、自分の生前をも思い出しつつ目的を果たそうとするが。

SF2本
「実写版 進撃の巨人 後編」
鎧の巨人や50メートル巨人の原作寄りのデザインの巨人達だけは良い。巨人の設定は違うが。サンダ対ガイラかと既視感。話はもう別物で壁に不発弾置く話。1時間ちょいだし前編と分ける必要全くなかった。ご都合瞬間移動やアルミンとくっついてヒロイン化するサシャやエレンとミカサの浮遊落下やダンガンロンパオチと家族で見てたが。ツッコミどころ満載。

「ストレイヤーズ・クロニクル」
2つの超能力チームの対立と共闘なのだが。キャラも薄く能力表現も地味で。ほぼ超能力バトルよりただの格闘だし。最後は普通の人間に簡単に狙撃されるし。瀬々敬久監督は真面目でも底が深くない作風。わかりやすいとも言えるが。これもご都合瞬間移動多かった。原作小説本多孝好。

貴志祐介の「エンターテイメントの作り方」にいわく。エンターテイメントに大切なのは読みやすさ。読みやすさとはわかりやすさではなく丁寧さ細やかさ。読者は雑な個所や穴のある個所があると気になって話に集中できない。読者に話に集中できるようにすることがエンターテイメント。荒唐無稽なネタでも三分の理。
進撃の巨人は瞬間移動せず敵の移動場面を見せるべき。ストレイヤーズは位置関係をきちんと示すべき。気になって褪める。キャラや話はもうしょうがないが、そこは何とかできたはず。

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