日記の前に、
メリークリスマス
さて、
大瀬の続きです。
2本目は、
話題の生物が浅いところに集中しているので、
それを順番に撮影して、
最近、まったく、行かなかった方向
へ
行くことにしました。
エントリーして直ぐに発見
カミソリウオのペアです。
このカミソリウオという魚は、
面白い繁殖生態を持っていて
ペアでいる場合のメスの卵は、
横に、離れずにいるオスとの間の子ではありません。
卵が、孵化してハッチアウトするのを待っているのです。
ハッチアウトした後に、
そのメスをはらませたら、
後は、「ハイさよなら
」とばかりに、いなくなってしまいます。
かなり、言い方を変えるだけで、
人間の道徳観からすると酷い事の様に感じますが、
メスにとっては、卵を守る間のエスコートでもあり、
このエスコート為に、雄同士は、し烈な争いをするのです。
エスコートのホジションを勝ち残った雄だけが、子孫を残し
メスにとっては、より強い遺伝子をえられる事になります。
卵を持つメスは、
オスにとって、次の繁殖チャンスまで、時間がかかります。
それなら、違うメスを探す方が、
短い繁殖期に、より多くの子孫を残すチャンスが、オスに得られると考えられています。
ハリ魔王は、これが不思議
でなりません。
マレーシアに住むころは、
ソコソコの個体数が見られるカミソリウオですが、
大瀬崎では、
ダイバーが喜ぶほど、個体数が、少ない
です。
一度ペアを解消した後のオスに、次のチャンスは
あるのでしょうか?
そう考えると、何かこの生態的特長が、無常にも感じるのは、自分だけ
この写真をよく見ると
メスには、卵がありません。
オスには、
唯一の合体
のチャンスだったのも知れません。
翌日も、潜りましたが、
どちらの個体も、この周辺エリアからは観察できませんでした。
次のチャンスを探して、
流れに乗って移動したようです。
その後は、
イロカエルアンコウの黒色バージョンを撮影
ばいぱーさんの撮影を待つ間に、
コロダイの幼魚
一生懸命、餌を食べていました。
ココからは、中層を泳いで移動
目的の場所では
新しく着底した
ハクセンアカホシカクレエビを発見
アカスジカクレエビの棲家は、
小さくなってしまいました。
ミジンベニハゼの実験用のビンには、
トラギスの幼魚が棲んでいました。
ここでは、
ミジンベニハゼは、中々、住み着かない様ですね。
ココからは、
一気に段階浮上開始
ビシャモンエビのペアで、
ディープストップ
ゼブラガニで一段目の安全停止
その後は、
浅場を泳ぎながらのセフティーストップ
正面側に戻ったら、
まだ、カミソリウオは、
ペアを解消していませんでした。
それをばいぱーさんが撮影している横で
自分のP6000の発色が古くなり悪くなってきたので、
LunaさんのS-120と同じ方法で、
ホワイトバランスの調整してみました。
少し、シアンが出てますが、
黄ばみは、解消できたようです。
コレなら、ストロボの色バランス調整で
まだ、現役をつづけさせられるかもね。
ここで、
エキジットする事に、
気がつけば、1:40も潜っていました。
この時期としては、以上に水温が高いので可能ですが、
流石に、しんまで、冷えました(苦笑)
この後は、
ばいぱーさんと管釣り
へ
小物は、たくさん、釣れましたよ。
その後は、
軍鶏のだしのパイタンラーメンを
食べて帰路へ
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