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2013年05月06日17:20

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週報(13/04/29〜) 東京国立近代美術館 フィルムセンター

GW期間中も都内の博物館・美術館めぐりを継続しており、今週もその中でのひとこまである。
昨日は銀座線京橋駅近くにある、東京国立近代美術館 フィルムセンターへ行ってきた。
 
昨日は、他にも東京都写真美術館、国立科学博物館付属自然教育園、ブリヂストン美術館と回ってきて最後の訪問地であった。
映画に関する展示が成されているということで、美術館・写真展のような肩ひじ張った展示ではないと思い気楽な感じで立ち寄った。
しかし、予想外にも内容は充実しており、戦前それも大正時代のサイレント映画(活弁士)時代の映画も復元されて流されていた。
その中に第二次大戦に入る直前に作られたカラーアニメーションのサンプル映画か展示されていた。
てっきりカラーアニメーションは日本では戦後に作られ始めたものだと思っていたので、かなり驚いた。
また最近、関東大震災・東京空襲によって焼失したと思われた作品の発見が相次いでいるようで様々な作品の復元(デジタルアーカイブ化)もIMAGICAによって進められていることも初めて知った。
 
また企画展として、1950年から70年代にかけての映画宣伝用のスチル写真展も開かれていた。
時代を映し出す鏡としての写真の威力は絶大で、このスチル写真を見ることができただけでも、この場所へ行って良かったと思ったくらいである。
 
最近は地上波テレビ放送のパワーの衰退が目に見えて始まってきている。
もうそろそろアーカイブ化という作業を民法各局もNHKのように開始しないと、様々な作品が失われかねないと思われる。
「著作権・肖像権絡みで云々」ということを抜きにしても、アーカイブ化は進めた方がよいと思う。
音楽作品に関しては80年代の作品はマスターテープを紛失して、復刻すらできない作品も数々でてきているようである。
意外と時間は残されていないように思える。
 
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写真:東京国立近代美術館 フィルムセンター
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