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2011年07月23日09:05

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旅行記(131:関西かけあし巡り<9>-帰路-)

(五日目)
2連泊した新大阪YHを後にして帰ることにした。
二日前の雨の奈良観光が響き風邪をひいてしまったこと、天気が下り坂のため特に観光せずに行くことにした。
…とはいっても、そのまま新幹線で帰ってしまっても仕方ないため、東海道線の鈍行電車にした。
5/3という日に大阪から順に東に移動する事で、どのような流動が起きているか確かめてみると意外と面白い。
 
・関西圏から移動してきた人は、名古屋までで降りてしまう。車内の関西弁はここで終わる。
・名古屋駅で関東圏に近い方言に代わる。(尾張・三河弁は意外と聞こえない)
・豊橋で新幹線と鈍行の境目となる。ここで鈍行に乗り込んだ帰省ラッシュする人は間違いなく、関東圏まで移動する。
 
静岡県内で富士川を超えて、東京電力管内に入っても特に節電しているような変化は見られなかった。
しかし、熱海駅に着くと光景が一変した。
駅構内が異常に暗い。JR東日本の車両は蛍光灯が間引かれている。ここから関東圏の節電対策が始まった。
逆に言えば節電意識は、箱根の山を越えていないのである。
 
熱海を過ぎてから雨が降り始めた。
都心に向かっているにもかかわらず、明かりが徐々に暗くなる。
品川駅に着くと真っ暗だった。駅構内の東海道線の臨時ホームの明かりは消されている。駅周りのネオンが一切点いていない。
東京駅はさらに暗かった。
間違いなく関東圏に住んでいない人が着いた瞬間に、異様な空間に驚くであろう。
旅行帰りで否応なく現実に引き戻されてしまった。
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