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2008年05月18日06:57

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旅行記(36:GW京都洛北記<1> 清水YH)

今まではハードディスクの片隅に残っている過去の旅行記を残してきましたが、
旅行記としては、
これから第二部の「YH行脚〜桃岩編」の濃い内容へと向かっていくこともあり、
一時ブレイクとして、GWに行った2泊3日の京都編を4回に渡って書いていきます。
 
まずは旅行記の前に、今回2連泊した清水(きよみず)YHの紹介から。
今年の4月にオープンしたばかりの京都清水寺につながる茶わん坂側にある新しいYHです。
 
 
●建物について
ペアレントさんから直接聞いた話から。
建物自体は京都にある古民家ではあるのだが、実際にはほぼ新築との事。
(旅館として利用するには、消防法により再利用が不可だったため)
しかし元の建物自体が京都の母屋で、隣の家と一体化しているため、
まずは隣の家との壁を作らなければならなかったそうです。(壊した方が作るルールらしい)
 
建物の建て方自体もかなり変わっています。
元々ペアレントさんの実家である建物を解体した廃材の一部を広間に再利用しています。
再利用に関しても、京都独特のルールで作られており、
建具のリサイクルが行われており、他の民家の廃材利用もあるとのこと。
ただそのまま再利用すると新築部分との違和感が大きいため、
新築した部分の木材は、古民家に見えるように塗装をしているとのこと。
また建替え自体が、姉葉問題による建築法改正直前だった事もあり、時間との戦いだったそうです。
 
 
●YHについて
建物のところにも書いてますが、元々はペアレントさんの実家です。
他のYHのペアレントさんのように北海道のようなところにYHを建てる事を考えていたそうですが、断念。
 
きっかけは同じく京都府内にある、美山ハイマートYH。萱葺き屋根の作りに興味を引かれたそうです。
ならば京都の実家である古民家風の作りならば、特徴を出せると考えたそうです。
 
寝場所は2階に4部屋あります。
またお風呂は1階、2階にそれぞれ一つずつ(男女別)、一人用のユニットバスがあります。
しかし私が利用したときには水圧が低いため、とにかくシャワーを使うのにも難儀しました。
近くの銭湯に出かけてしまうのもありです。(なので"銭湯ツアー"という事が清水YHのWebに書かれている)
 
 
●食事
食事自体は夕食なしで朝食(パン洋食)のみ。
ただし夕食後のティータイム(21:00〜)には、茶菓子は出ます。
夕食は京都の街中で食べてきてくださいという感じなのですが、
19:00を過ぎると人通りが一切無くなってしまい、開いている店もほぼ皆無。
夕食は、京阪線エリアまで出ないと食べるところはほぼ無いです。
私は、京阪三条駅そばにある"SHOP99"が物凄く頼りになりました。
 
また夕食が無いもうひとつの理由として、車利用が難しいためという事もあります。
昼間は清水寺周辺の道路自体が混雑し、さらに茶わん坂自体に車を乗り入れることが難しいためだそうです。
そのため朝食の仕入れのためにも、自転車を使わざるを得ないそうです。
 
 
●その他
大広間では、少し古い三派ラジオから常時NHK-FMが流されています。
その代わりにTVはありません。(客室にもありません)
受付にPCが置いてあります(有料)が、自前のPCを使う場合には、無料でethernetケーブルを使わせてくれます。
 
オープンして間もない頃に行きましたが、利用は好調で、外国の方の長期滞在型が多いとの事です。
キャパシティが少ない事から、名前が広まっていくと泊まる事はかなり困難になりそうです。

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写真: 清水YH (2008/4/28:早朝)
   黄色の自転車は泊まっている人が駅前で借りたレンタサイクルです。
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