トキソプラズマ

「超進化論」というテレビ番組があった。
その中でトキソプラズマの話があった。トキソプラズマについては以前”サイエンス”の記事を紹介したことがある。
　https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1955932600&owner_id=39904538
トキソプラズマについては上記ページを見ていただきたい。
番組はまさしくそのことの実験映像があった。
トキソプラズマに感染したネズミと未感染のネズミを使い実験していた。自分の巣の匂い、他のネズミの匂い、猫の匂いなどを置いてネズミを放すと未感染のネズミは決して猫の匂いには近づかないが感染したネズミは猫の匂いに近づいていく。つまりトキソプラズマに感染していると自ら猫に食べられにいく。
トキソプラズマは人間の感染者も多い。恐ろしい統計が出ていた。交通事故の被害者は未感染者より感染者のほうが圧倒的に多い。
つまりトキソプラズマの感染者は交通事故の被害に遭うことが多いということらしい。
これはどうやらトキソプラズマに感染すると脳がコントロールされ恐怖心が無くなるように仕向けられるらしい。
これについて研究者は数百万年前人類が類人猿と別れた頃人類が感染すると森から草原へ出てきて巨大猫（ライオンなど）に食べられるように仕向けられていたのではないかという話があった。
人類が森から草原へ出てきたことは二足歩行の始まりと言われ、人類が人間へ進化する元にもなっている。
してみると人類が他の動物と違って圧倒的な進化を遂げているのはトキソプラズマのおかげかもしれない。（うがった見方だが・・）
恐怖心がコントロールされるならばトキソプラズマに感染した兵士（軍隊）は敵より強くなるかもしれない。

猫を飼っている人はもし感染していれば恐怖心が未感染者より薄いということになり日常生活でも気を付けたほうがいいのかもしれない。