霧島市に来ているにもかかわらず、バスの時間の関係で霧島温泉に全く入れず、途中のホテルはGWで日帰り温泉を中止または終了しており、温泉がある観光地に来た甲斐が全くない。
あまりにも仕方ないので国分駅近くにある日当山温泉へ行くことにした。
ホテルのフロントで尋ねてみると、泊っているホテルでは無料で自転車を貸してもらえるらしい。
自転車に乗り2km程離れた場所にある日当山温泉へ向かった。
日当山温泉では温泉街というものは存在せず、住宅街の中に温泉が点在するという変わった場所である。
地元の人向けの銭湯ベースのもの、家族風呂がメインとなる施設、高級志向のもの、スーパー銭湯タイプと様々である。
行った日が日曜日の夕方という事もあり、地元の人が車で温泉に浸かりにきており、各施設で駐車場渋滞を起こしているような状態だった。
今回はスーパー銭湯タイプの「花の湯」を利用した。
岩盤浴もあるらしいのだが、コロナ禍で人数制限をしているようで、当日は利用人数オーバーによる営業終了で利用不可だった。
浴室は屋内と屋外があり、サウナも設けられている極普通のスーパー銭湯と言ったところである。
変わった所では、背中にお湯が流れている座り場がある。
背面のタイルがかなり熱いため、寝湯に近い感じで微妙な気持ちよさがある。
露天風呂に浸かっていると、ひっきりになしに頭上に飛行機が飛び交っていた。
鹿児島空港から10km足らずといった距離のため、着陸寸前の飛行機が轟音を響かせていた。
芝山町の空の湯よりも、数多くの飛行が眺められる場所でもあった。
温泉を出ると既に時刻は19時直前の日没間近であった。
駅近くのスーパーで夕食を買い込んで、ホテルに戻った。
連泊となる今回のホテルは駅前にある2階建ての建物で、ホテルとしては非常に珍しく1階にも客室がある。
外観は新しめ、ドア・内装等も新しいのだが、何故かユニットバスだけは草臥れている感じが強かった。
しかし、その事を上回るレンタサイクル・ランドリー設備が無料という事もあり、非常に使い勝手が良かった。
初めての経験だったのが、室内に備え付けられているテレビがTOSHIBAのREGZA。
Netflix, Youtubeが室内で無料に見られるというのは非常に珍しかった。hulu, U-NEXTもログインさえ出来れば見られるようだった。
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写真: 日当山温泉、ロイヤルイン国分
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