mixiユーザー(id:4965891)

2021年11月25日18:15

23 view

「カムカムエヴリバディ」「最愛」「ソロモンの偽証」


「カムカムエヴリバディ」
防空壕に妻子を行かせてすぐに戻ると、伏線張った父親。しかし父親ではなくまさかの防空壕が焼夷弾にやられるという伏線返しに吃驚。その前には息子不在時に召集令状が届き、内心安堵かなと思いきやよりによって帰ってきた不肖の息子。すぐ出征なるに父親無言で菓子作り。父親周りの伏線が捻っている。
しかし、しんみりと城田優のナレもないラストだったけど、シュッと現れるTo Be Continuedがシュール。娘がジョジョみたいだなと。
ハイスピード大河なのに意外と急ぎ感がないのはナレなく自然に時間の経過がわかるからかな。赤ちゃんの成長で示すため次の赤ちゃんにすぐ変わる。
1、2話飛ばすともうわかんないかもだが。反対されてたとこまで見てた娘。主人公と彼氏がくっついてるので、駆け落ちしたのかと勘違い。
主人公の周りから年齢順に出征してついに学徒出陣と、ナレで前線の戦況が説明されなくても悪くなってるのがわかる。年代で割ってるからかえって戦争についてはすごく丁寧に描いてる感。
脚本の藤本有紀さんは「平清盛」でも伏線や暗喩で細かく作り込んでて面白かった。ある意味パズル的なギミックとそれによるエモーショナルな効果がとても上手い脚本家。
ついでに割とシビアな表現もやると今回のカムカムで思い出したり

「最愛」
犯人候補がどんどん消えてあれ、皆違うのどうするのと思いきや新たな候補が。そういえば、大勢の被害者の中で誰が犯人候補でもおかしくないんだと。田中みな実は危うくも始末されず活躍はこれからのよう。奥寺佐渡子脚本はそう簡単に人は殺されないね。

WOWOW宮部みゆき「ソロモンの偽証」
最終回。映画で見てるのでどうかと思ったけど、新鮮で面白く感じましたね。特に宮沢氷魚演じる少年の回想は彼の真理に寄り添っていてよかった。元々キャラの中に入り込むドラマの作りの方が合ってたのかも。長い話だし。
WOWOWドラマでやった「アキラとアキラ」も映画やるそうで。「空飛ぶタイヤ」に続いてまたwowowドラマからと思ったけど、媒体が違えば見え方も違うかもね。 NHKドラマの「7つの会議」はドラマは複雑で映画の方がわかりやすかった。WOWOWドラマでは談合がかっこよく見えてしまった「鉄の骨」は映画化したらどうなるかなあ

どちらも三木康一郎監督らしい
「じゃない方の彼女」
予想どおり容赦なく本質に切り込んできたね。笑えないある意味ホラーな方向。しかし、男優陣が男前な方が三木監督らしいなあ。
「東京ラブストーリー」
関口に振られた彼に思いやりがないと上から目線で反省を促すリカ。しかし彼女を野放しにしたから完治を取られる羽目になる。ある意味これもホラー
心理を容赦なく暴きどん底に落としても見守ってくれる温かい視点というか
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年11月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930