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2019年04月20日12:43

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むち打ち症の方、その後

1月下旬に来られた「むち打ち症」の方、「最後にもう一度施療を受けたい」とやってこられた。
市役所での「交通事故無料相談」はされなかったようだが、保険会社の担当者が代わり
症状を詳しく話し、当方で受けている施療内容についても詳しく話し
「保険内での支払いは出来ないけど、別の方法で施療代金が出るようにします」
との確約を得られたと喜んでおられました。
私も嬉しいし、いざという時の為に”領収書”を切っておいて良かったの一言です。

身体を構造的に診て施療を進めて行くのは、知識・技術的にも行える者がおらず
認知度は皆無の状態です。
一般的には、身体に痛みや痺れが出ると、”問診・画像検査”の後にリハビリルームに回されます。
医療機関に不備があるわけではなく、厚生省の指導の下に行われているだけのことです。
「医師の過労死」問題が頻繁に取り上げられるようになってきましたが、医師や医師に繋がる
医療機関勤務の方達の置かれている立場も考慮しなければなりません。
医師に責任は集中し、医師の処方通りに処置しなければならない医療のあり方そのものに
問題の根は潜んでいます。

患者自身、普段の心がけ次第で防げる疾患は有ります。
交通事故取締りで「酒酔い運転撲滅」を標榜していますが、そもそも酒酔い運転に
甘い考えの人がいる限り、処罰云々では解決しない問題が潜んでいます。
交通事故死等の我が身や我が家への被害が生じて初めて「交通事故の悲惨」さに
気がつく人が多数を占めるのでしょう。
身体の歪み・痛み・痺れ等からの各疾患の現われに医療の不備・不親切を嘆きますが
医療は、全ての疾患、全ての症状に適応できているわけではありません。
未だ発展途上の段階にすぎません。
国が悪い、医療が悪い、医療費をタダにしろ、は暴言でしかありません。

故ジョン・F・ケネディ大統領は「国があなたに何をしてくれるかではなく・・・」の有名な就任演説があります。
国や医療に望むのは構いませんが、自らの義務と責任も同時に考えてください。
この地を去る間際になって、慌ててセルフケア方法を学び始めています。
「こちらへ来られる時には声をかけてください」と言われはしますが、
1000キロ先から車を飛ばしてやって来るのは、ほぼ不可能です。
まだ、知識も技術も未熟な頃、遠くから飛行機に乗ってやって来られた方がおられます。
その内のお一人は、未だに「楽にしてあげられなかった」と悔やんでいます。
ご存命であれば訳を話して手弁当で施療させていただきたいと望んでいます。

「むち打ち症」の方、保険会社から良い返事を頂いた事で憂いが一つ消えました。


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