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2019年03月01日21:20

267 view

ご贔屓2展＠銀座

2/22(金)
1月末に転んで足首をねん挫して以来、
完治まで今少し、という状況が続く中、
大好きなクリエイター｢山口晃｣さんの展覧会の会期終了が迫る！
その近くの会場で
同じくらい大好きなクリエイター｢土屋仁応｣さんの展覧会が始まる！
両方観られる日はたった1日！　この日のみ！！
ということで、
贔屓仲間のルーニーさんに声を掛けたら、
「ソーなんです！　この日しかないんです！！」
やっぱり！　行くつもりだったとか。
同行をお願いし､久々の展覧会を愉しみに出掛けた。

土屋仁応／Yoshimasa Tsuchiya“祝祭”＠MEGUMI OGITA GALLERY

この日が初日で、夕方からオープニングパーティーがあるとのこと、
その準備が始まっちゃうと居心地が悪くなるかも？と
こちらに先にまわる。

「祝祭 / Festival」

タイトル作品。
なぜ恐竜が｢祝祭｣？　わからない…　
どこかでその理由を発言されているかな？
土屋さんの作品って、どんな獰猛な生き物を創っても
どこか愛らしい。
この恐竜も、そう。
お手々もあんよも(こう言いたくなる四肢…)
なでてむにゅむにゅしたくなる。

「観音 / Kannon」

背後の壁に映るシルエットすら美しい。
そこまで考えて創られているようにすら思う。

「森 / Forest」

土屋さんは、よく、鹿に森を見ておられるようだ。
角が木に通じるのかな？
鹿と森の繋がり＝シシガミ(もののけひめ)とベタに連想してしまう…

「人魚 / Marmaid」

後姿が色っぽいようでも、やはり幼女なのよね～

「キリン / Giraffe」

あえて網目模様を感じさせない体…
ここに神性が！

「熊 / Bear」

お手々も可愛いけれど、なんと言っても、もうもうもう
お尻､尻尾の可愛さ！！

そして！
大好きな竜！！

「竜 / Dragon」

カッワイイなぁ～～～

よ～く見ると、歯､剥き出して怒ってるのよね､この仔。

それがまた､なんともかんとも愛しくて…

受付カウンターの奥の棚からひっそり見下ろす猫

気配を消しているのに、凄い存在感！！

この日、会場で、
作品をお買い上げになったいずこか東洋のお国のマダムを発見。
あぁ～　｢九尾の麒麟｣…　海外に連れ去られてしまうのね？
悔しいなぁ～　羨ましいなぁ～～
滅多に感じない嫉妬と羨望をジワ～～ｯと味わった。

気を取り直し、銀座蔦屋書店へ。
“山口晃『親鸞全挿画集』刊行記念展”＠銀座蔦屋書店(GINZA SIX 6F)
五木寛之による新聞小説｢親鸞｣挿画の全容と背景が一冊に！

｢親鸞｣は2008年から14年の完結まで、足かけ7年にわたって連載された
五木寛之の新聞小説。
山口さんはその挿画を全1052回分担当し、大きな話題を呼んだ。
今回その総画集｢親鸞全挿画集｣が、青幻舎から刊行される。
それにともなって、ここで小さな原画展が…

最終回の挿絵↑には全登場人物が描かれたそうで、
正に、芝居のカーテンコール！
…と、これだけではあまりに寂しいと思って下さったのか、
他に、名作のオリジナル数点。

こんな形で小さいけれど嬉しい会場が
本屋さんの一角に設定されていた。
しっかし、山口さんの頭の中、
ど～～なっているのだろう？
どこからこんな発想が？！
いつもいつもそう思わされる。

親鸞に興味もあるし、山口さんの挿絵…
これはいつか、絶対読んでみねば！と決心した。

この後、上野でもう1展と仰るルーニーさんのフットワークに、
羨望の視線を送りつつ、
私はここで棄権｡(笑)
久々の展覧会鑑賞を無事こなし、
ねん挫もだいぶ治癒したことを実感して帰宅した。

＜鑑賞19　02＞
＜鑑賞19　03＞

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