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2019年02月25日13:38

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歌声は響かない

米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設の是非を問う沖縄県民投票は24日、移設に反対する票が賛成票を圧倒的に上回った。

反対票は、県民投票条例で知事が首相と米大統領に結果を通知することを定める「投票資格者総数の4分の1」を上回り、昨年9月の県知事選で移設反対を掲げ、当選した玉城デニー氏の得票数約39万6千票も越えた。市町村ごとに見ると、全41市町村で反対が賛成を上回った。
新基地建設が進む名護市では反対が73%、普天間飛行場を抱える宜野湾市でも66・8%となった。人口が最も多い那覇市でも、反対が75・1%となった。
県民の強固な民意が示されたことで、識者は沖縄の戦後史で、今回の県民投票が持つ意義の大きさを指摘している。
が、「法的拘束力」はないとして、日本政府はこれをスルーし、埋め立てをつづけるらしい。
米政府も辺野古への基地移設を推進するのみと発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190225-00000042-jij-pol

民主主義ってなんなんだろうな?

奇しくも同日2/24東京国立劇場で行われた「天皇陛下御在位三十年記念式典」で、天皇陛下が作詞、皇后陛下が作曲された『歌声の響き』が記念演奏された。
https://news.nifty.com/article/entame/12268/12268-200620/
同曲は沖縄周辺の島々に伝わる八・八・八・六の音数律をもつ定型詩である琉歌で、天皇陛下が1975年に初めて沖縄を訪れ、名護市のハンセン病療養所を訪問したことがきっかけで詠んだ歌だという。どういう経緯でこの歌が記念式典で演奏されることに決まったかわからないが、明らかに陛下のメッセージであると私は受け取っている。
そして、その歌唱を託されたのは沖縄出身の歌手三浦大知である(彼はダンスもピカイチで紅白歌合戦にも出演した若者たちのカリスマだと知る人がどれだけいるか疑問だが?)。
式典の模様はニュースでみたが、三浦大知の歌唱は素晴らしかったし、いわゆる沖縄の方言で表現された歌詞がとても心にしみた。『歌声の響き』は陛下が国家の捨て石にされ戦中戦後果てしなく苦しんできた沖縄の人々に寄り添って詠われたことが汲みとれる素晴らしい歌だ。
陛下はこの歌をして沖縄の人々へ強い謝意と慈愛を示されたと思う。

それなのに・・陛下の心づくしも沖縄県民の「NO」の声も、全くなんの影響力も持たないとは!?
そういえばタレントのローラが呼びかけ膨大な数集まった署名はどうなったのか!?

埋め立ては今日も変わりなく淡々と続けられているそうだ。辺野古の美ら海の珊瑚を殺しジュゴンも住めなくなる。さらにこの埋立には軟弱地盤を補強するために莫大な費用がかかるそう。国費をかけて自然破壊・・・

・・・虚しいね。






■安倍首相「先送りできない」 辺野古移設進める考え示す
(朝日新聞デジタル - 02月25日 11:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5512587
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