一教師の「親が金持ちと貧乏人の子供は学校内では友人になれない」という事実指摘を聞いたが、昔の高島平子供会ではどうだったろうか。掘り起こせば、同様の問題があったと見ている。更には、S園の身障園生間でも、金持ち出身と貧乏人出身の者とは仲が悪かった事を聞いた事がある。身障者間でさえ。
難しいし、いわゆる仲間意識の類では経済的な壁は越えられないのも事実。別に人間の意識の力が弱いからでもないと思う。それ以前の事として、子供・大人の別なく、本当に仲間意識を真剣に求めている人がいるのか? いない気がする。僕も真剣にそのようなものは求めた事がないし。VYSにも元々は脳性まひ啓蒙目的として入会したわけだし。
確かに、仲間意識はエゴの変形。仲間意識を持てない人たちには徹底的に冷たい感情だし。
ならば、仲間意識をはるかに越える大きな世界的な愛を求めない限りは福祉や平和は生れないし、個人個人も幸福になれないのではないかと。注意深く見てみると、仲間意識を求める人たちほど、寂しくもなっている。皮肉だし、事実でもある。
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