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2015年12月16日23:34

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ミナミゴンベの幼魚 2015年大島遠征

今日の瞬間も、普通のダイバーは、気にしないでスルーだろう。

ミナミゴンベの幼魚らしい物を発見した。
フォト

写真からすると、ヒメゴンベの幼魚の可能性もある。

正確に表記すると、多分、ミナミゴンベの幼魚だろうが正しい表現ぴかぴか(新しい)

何だ、地味な小さい奴と、思われるだろうが、
これ意外に、ハリ魔王にとっては、重要な発見である。

本格的に、
スクーバダイビングを始めて数年たった頃電球

大学の授業で、
恩師鈴木克美先生『当時は、講師だった』が
海に潜って生態観察を続ける研究の中で、
成魚は、普通種として見られるのに、
幼魚は、中々、見つけられない種があるお話をした。

産卵期
そして、放卵・放精の瞬間まで確認して、
初期発生から、幼生までの時間経過から推測される電球

浮遊生活期から、着定期に入るだろう想定時期に、
その生活圏と思われる海底をくまなく探しても、
幼魚が観察できない例を話されていた。

その中に、当時、海洋科学研究所で、研究テーマとして、
クループ『魚の属す』ごと、研究を進めている
当時はコンベイといわれていた仲間たち『ゴンベ』の話をされた。

その中で、
先生の博士論文のテーマなった。
サクラダイの例をあげられて、
その様に、
違う場所に着底して、生活圏に向いたエリアに移動するのかもしれない、
想定の話を聞いて、
ワクワクして、授業を聞いた学生時代を送った。

そう、その頃は、
海洋学部の教育課程は、沼津のハズレにあり手(チョキ)
そこから、バイクにまたがって、潜りに行けば直ぐそこに彼らが成育する場所があった。

当時、おかしなルールあせあせ(飛び散る汗)で、部内では、バイクで行くダイビング禁止・一年同士でのダイビング禁止など、決められたルールがあった。

確かに、大学に入って初めてダイビングを始めた一年には、それでイイかも知れないがあせあせ(飛び散る汗)

自分の様に、少年期から潜る者exclamation & question
本田技研に勤める叔父の手ほどきで、
免許年齢以前から、
スポーツとしてオートバイを乗るものにとっては、納得のいかないルールだった。

どちらも、参加する者のオンリスクスポーツだと、自覚があったからである。

真面目に、真正面か受け取る人間は、約束を守る馬鹿真面目かダッシュ(走り出す様)
クラブの締め付けに嫌気がさして、やめるものか?

表と裏を使い分けるハリ魔王のグループに分かれていた。

今より、情報の量が、少ないうえに、こんな状況だから、中々、目的の瞬間に合えない。

さらに、
禁止なのに、
上級生は、
ダイビング以外の趣味の時間を優先して、
誰も、一年に付き合おうとはしない。

笑ってしまうが、
マイレギュを持っていない上に、
購入の為の努力もしないで、
車を買いサーフボードを乗せて、海へorz
そんな、彼らには自分から見ればどうでもいい、田舎物の馬鹿女が横にいた。

そんな環境だから、
ルールを守らない僕らしか、潜りを継続的につづられない。
そんな状態だった。

自分が、二年になってウインク
そんな思いを後輩にさせたくないので、
この元違反組みが、後輩を連れて潜りに行くようになった。

そうなると、勉強が出来て真面目なグループの中に賛同するものも現れた。

そう、意外なことに、
海のそばにいるのに、
目の前の不思議を探し出すのに、
その後の時間がかかってしまった。



ゴンベ類の幼魚で、
最初に、
野生下で、
発見されるのは、
オキゴンベの幼魚
それも、
自分が、
海洋科学博物館の研究生になってからである。

この発見により、
ゴンベの仲間には、独特の性変換の仕組みがわかる事になる。

その続きをくわしく調べるために、
自分の研究テーマではないのだが、
潜水技術が他の人間より、優れているというだけで借りだされたのだ。

でも、
その時期は、ほとんど発見できなかった。

どうやら、いくつかの条件がそろわないと、
子孫を残す事が難しいのかもと、個人的に考えていた。

当時の主任研究員は、そういう、発言をしただけで、殴ったりする人だった。

そんな時代をすごしたおかげで、
水中での興味は、妄想する事を、自分に教えた。

それから、
幼魚が着底する環境を、その時期チェックする癖がついた。

そのおかげで、
黒潮の流れの影響で、
水温が、安定している年に、より多くオキコンベの幼魚が見られる事に気がついた。

同じ様に、
温帯域で普通に見つかる物でも、特別な事が無いと増えられない種がいる事に気がついた。

そうなると、
個体数が少なく通年観察できる物はどうなのだろう?

そう思って観察する事が、ハリ魔王にとって最も楽しい瞬間に変わって行った。

成魚は、
フォト

伊豆でも見られる。
ミナミゴンベ
大島なら、再生産がされている事がわかった瞬間ぴかぴか(新しい)

他の人が、先に見つけていても、
この観察を確認した瞬間は、
もっと、ダイビングを続けてきてうれしい瞬間わーい(嬉しい顔)

一生の経験の基礎を作ってくれた人に、自分は、出会えて幸せである。

いやな人と、我慢して生活の人生や、
いやな仕事ばかりの人生では、人は、人らしく、それぞれ生きられませんかね。
それをも我慢させる瞬間がないとねハート達(複数ハート)

その瞬間が、あれば、うまくいかない人生も、もう一回、歩けるものです。

今日は、自分の嫌な体験から、習得した事が、とても、大切な人間の人生に、役に立てたので、思わずこんな事を書いてしまった。



こんな瞬間に、出逢えるからダイビングはやめられない(笑)

やっぱり、大島の海も(v^ー゜)ヤッタネ!! 素敵な出会いがある(爆笑)

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