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2015年01月03日17:03

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旅行記(285:北海道二番手旅行<19>-ほろのべトナカイ牧場-)

バスから降りると強風が吹き荒れていた、留萌では海から吹き付ける風で強かったが、このトナカイ牧場は海からはかなり離れた内地にも関わらず先程よりも風が強かった。
間違いなく利礼フェリーは今日も欠航だろう。(実際に全便欠航していた)
 
まずは風除けと情報収集のためにレストハウスに入った。
レストハウスの中は観光お土産屋とレストランがあり、その中に"トナカイのえさ"も売っていた。
話を聞いてみると「トナカイが夏バテで食欲がないので、もし食べなかったら返金します」との事だった。
 
"トナカイの夏バテ"聞いたこともなかった話だが、寒さに強い動物なのだから当然ありうる話である。
…とは言っても、北緯45度を越えた地であるので暑いと言っても、たかだか20度くらいである。
それでも夏バテするのだから、どれだけ繊細な動物なのだろうか。
 
トナカイ牧場の方に行ってみると、普段ならば沢山いるはずのトナカイはたったの6頭しかいない。
それも柵から遠く離れた庇の下で休んでいる。
餌を持っていても来ないのだろうかと諦めていたのだが、私が持っていた餌に反応し2頭やってきた。
そして、掌に載せた餌を食べ始めた。
その光景を写真に撮ってもらったのだが、私の腰が明らかに引けた写真なので公開は止めておく。
その後、他のお客さんも餌をあげ始めたこともあり、最終的には6頭全頭が近くに寄ってきて餌を食べていた。
 
私は奥にあるトナカイ舎の方に行ってみたが、全くトナカイが出てくる気配もなくただの無駄足だった。
トナカイ以外にはヤギが2頭、犬が1匹、トナカイが見当たらない牧場で、のんびりとくつろいでいた。
 
次に遅くなったが今日の昼食であるトナカイ料理である。
散々トナカイと戯れていたのに、食欲に切り替わってしまうのは悲しい性である。
モンゴルで羊と戯れていた直後に、食べてしまった事を思い出した。(※)
時間が遅かったためトナカイステーキは売れてしまったため、トナカイソーセージのナポリタンを頼んだ。
トナカイソーセージを吟味して食べてみたのだが、普通のソーセージと味の差は解らなかった。
 
たっぷりと遊んだので羽幌方面のバスに乗り帰ることにした。
移動は3時間、トナカイ牧場は1時間40分、羽幌までは2時間の道のりである。
移動だけで終わる一日であった。
 
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旅行日:2014/08/12(Tue)
写真: トナカイx2, トナカイソーセージのナポリタン
 

旅行記(28:モンゴル<5> トレッキングツアー 〜二日目〜)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=746120512&owner_id=13786875
人間は現金なもので、可哀想から美味しそうに途中で気持ちが切り替わる。
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