宿根木民俗資料館に寄った後は、近くにある宿根木集落へ向かった。
先に民俗資料館に寄っていた事もあり、宿根木集落の発展度合が一目で分かった。
今では何てことはない密集した町の佇まいだが、この町が300年以上前から町並みが変わっていない事に驚いた。
実際に家々の造りや石畳の路地などもかなり変わっていた。
この宿根木集落だけで12:00過ぎまで居てしまった。
15:00までにフェリーターミナルへ着かなくてはいけないため、急いで両津港へ向けて出発した。
一時間スクーターを飛ばしたところで、再び真野市街地に到着した。
ひと休みとして、昨日も気になっていた「佐渡ホットステーション えんや(
http://sadoenya.com/)」というお店に寄ってみることにした。
お店に入るとその中に様々なお店が入っているという複合店であった。
入口は佐渡の物産品を売るお店であり、その奥には飲食店が入り、2階にはマッサージ店が入っているようである。
お腹もすいていたので奥の飲食店へ入る事にした。
メニューを見るといかにも女性受けしそうな内容である。目の前にはサラダバイキングの用意もされていた。
腹もちがよさそうなグリーンカレーを注文し食べることにした。
帰りがけにお店の人から「固いかりんとう」を勧められたので買って帰る事にした。(※1)
その後は加茂湖の南側を回り、両津港へ向かった。
今度は時間が余りすぎたので両津の町並みを見て回った。両津港の近くは家やホテルが密集しているのだが活気がみられない。
島に着いた時にも感じていたのだが、やはり佐渡の表玄関にしてはかなり寂しい場所である。
明らかに佐渡の町の賑わいは両津からロードサイト店が多い千種に移ってしまったようである。
帰りも交通費削減のためフェリーで帰る事にした。
行きとは異なり天気が良かったので、ずっと甲板で海を眺めていた。
両津港から新潟港まで2時間半もかかるのだが、そのうち30分は両津湾を抜けるのにかかる時間のため、乗っていた時間の半分以上は佐渡島が見えていた。
また弥彦山も長い間見えていた。これだけ佐渡と本土が近ければ、風に乗れば朱鷺だって海を渡れるだろう。
実際に行きのフェリーではカモメが渡り切っていたわけだし。
フェリーターミナルに着くと、妙に騒がしかった。
すっかり忘れていたのだが、となりの朱鷺メッセではEXILEのコンサートの真っ最中である。
その輸送用の路線バスがフェリーターミナルの方にまで待機している有様であった。
近くの駐車場もコンサート対応のようで満杯である。
コンサートの最中にも関わらず、道路は混雑していてバスは動けない状態だった。
新潟駅まで大した距離ではないので歩いて帰った。
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旅行記:2009/06/21 Sun.
写真: 宿根木集落
佐渡ホットステーションえんや
両津港
※1
ワダコメ「手造りかりんと」
http://www4.ocn.ne.jp/~wadakome/karinto/karinto.html
買ったのは150g入りの小袋2つ。
地元では有名な一品らしい。このお店ではフェリーターミナルよりも安く買えた。
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