表題作の海の見える理髪店をはじめとした関連性の無い6つの短編集。基本的には悲劇的な出だしから始まるけれども、完全なハッピーエンドではないけれどほっこりとした結末になる物語集。6つの物語の中で心に残ったのは2つ。一つ目は、海の見える理髪店。老
6月9日、今日は北海道旅行を終えて、娘のいる青森県八戸市へ行く日。札幌駅前から空港連絡バスで札幌丘珠空港へ。(こんな空港があるのを知らなかった。。)札幌丘珠空港から三沢空港行の飛行機に乗ったけれど、プロペラ機に乗るのは初めてなので興味があっ
6月8日、北海道旅行11日目。今日は、札幌発の観光バス 「天人峡羽衣の滝・青い池・緑の沼・白ひげの滝 美瑛のオーベルジュ ビブレでランチ<プレミアムステージ>」を使っての観光。だったのだけれど、天人峡羽衣の滝へのアクセス道路の再開が遅れて行け
6月7日、北海道旅行10日目。星野リゾート トマムは早朝の雲海が有名だけれど、今日は雲海の発生は無し。しかし、折角だから13分間ゴンドラに乗って標高1000mの雲海テラスに行ってみた。日高山脈の山々をきれいに観ることが出来、楽しい時間を過ごすことが
6月6日、北海道旅行9日目。今日は、星野リゾート トマムへの移動日。とはいっても午前中は時間があるので、釧路湿原展望台に行くことにした。釧路駅前からバスで釧路湿原展望台へ。一昨日に行った細岡展望台は湿原の東側、釧路湿原展望台は西側にあたる。釧
6月5日、北海道旅行8日目。今日は、釧路駅発 定期観光バス「ピリカ号」に乗っての1日観光。まず、摩周湖へ。第一展望台から摩周湖がきれいに見えた。後から聞いた話だと「霧の摩周湖」といわれるように霧がかかってきれいに観れない日が多いらしい。翌日会
6月4日、北海道旅行7日目。今日は、釧路湿原観光。釧路湿原に行くためには知床斜里駅からJR釧網本線を利用するのだけれど、釧路方面に向かう列車は7時26分発の次は何と11時11分発。。。JR北海道の大変な経営状態を再認識。今回の旅はのんびり旅と決めてい
6月3日、北海道旅行6日目。今日は知床観光。事前に予約していた知床五湖半日ガイドツアーに参加した。この時期はヒグマ活動期ということで、知床五湖を観光するにはガイドツアーに参加することが必須とのこと。運良くツアーの参加者は私を含めて3人という
6月2日、北海道旅行5日目。今日は、網走観光。まずは、オホーツク流氷館へ。 流氷とオホーツクの生き物をテーマとした観光施設。早い時間に行ったので参観者が少なく、学芸員?からこの地域で流氷が出来る理由なども聞けて良かった。 流氷の天使と呼ばれ
6月1日、北海道旅行4日目。今日は、札幌を離れて「特急2本を乗り継いで一気に網走まで行く」という計画にしていたのだけれど、急遽変更。そうだ、旭川で降りて、旭山動物園に行こう!ということで、当初の計画より早めの特急ライラック5号に乗って旭川へ。
5月31日、北海道旅行3日目。今日は、定期観光バス「支笏湖・洞爺湖周遊コース」を使っての観光。まず驚いたのは、札幌発で毎日運航している定期観光バスが多いこと。さすが観光地、北海道だね。。私が今回使った観光バスもその一つだけれど、満席状態。この
5月30日、北海道旅行2日目。今日は、札幌市内観光。天気は晴れで良いのだけれど暑い!最高気温は28℃(平年は19℃)。北海道なんだよね!?まずは北海道庁旧本庁舎(赤レンガ)へ。 北海道の歴史を知ることが出来て興味深かったが、特に樺太については初めて
例年は秋に旅行するのだけれど、今年はいろいろあって行けそうもないので初夏に北海道に行くことにした。11日間ののんびり旅行。5月29日、広島から空路 新千歳空港へ。新千歳空港でまずは昼食。北海道といえば、ラーメン。。。まあ、普通の味かな。。札幌で
陶芸家としても有名なバーナード・リーチの半生をを従者の目を通して描いた物語。陶芸については無知に等しい私は、史実を基に作られたこのフィクションを興味深く読むことが出来た。史実を基にしているから、私の知っている高村光太郎とか有名人が出てくると
ノルマンディー降下作戦に参加した空挺師団アメリカ兵が、ヨーロッパ戦線を戦い抜く物語。「戦場のコックたち」という題名から、戦場での調理とか食事についていろいろなエピソードの含め語られるのかと思ったがそうではなく、戦闘場面が多く語られていた。戦
幕末から明治時代へと駆け抜けた女性歌人「中島歌子」の物語。幕末の話となると、高杉晋作とか坂本龍馬とかの物語が多くて最近はあまり興味がない。だから、NHK大河ドラマの「西郷どん」も見ていない。NHK大河ドラマといえば、「八重の桜」は面白かった。朝敵
東京丸の内に実在した東京會舘の開業から戦中、GHQ統制下の戦後、現在に至るまで、そこで働いたまたは利用した人々の物語。実在の東京會舘のバーテンダー、お菓子職人等の物語は、私の知らない世界を教えてくれて大変興味深かった。ここに出てくる人々は、バ
1000年後の日本で、人類は「呪術」を身につけバケネズミを使役して生活していたが、そのバケネズミの反乱によりその生存が脅かされるが、それを若者が苦難を乗り越えながら救うSFファンタジー。上下巻1000ページを超える大作。上巻の半分近くまではあまり面白
友情、恋愛、復讐等をテーマに、区民会館で上映される「ローマの休日」を媒介として綴られる5つの短編集。5つの物語ともハッピーエンドだけれども、最初の短編「太陽にいっぱい」はあまりにハッピーエンド過ぎじゃないかなとも思った。悲惨な終わり方よりは
巨大隕石(塩の結晶物体)により人々が塩化する災害にみまわれた世界で、元自衛官と彼に助けられた女高生を中心に彼らに関わる人々と世界を災害から救う物語。序盤は塩害によって人生を翻弄される「終末のフール」(伊坂幸太郎著)を思わせる切ない話だった(
若者4人が、究極?のすき焼きを食べる場所を求めての小旅行物語。著者が脚本家でもあるからかもしれないが、会話の多い文章でテンポよく読み続けることが出来た。物語の中で、女性主人公が「好きな映画は?」と聞かれて答えに窮する場面があったけれど、確か
両親に疎まれながら育った女性の年少期から五十歳までの出来事をその時々に関わった犬を絡めながら綴った物語。50ページ近く読んでも全く面白くなく、もう読むのを止めようかと思ったけれど、直木賞受賞作だからということで頑張って読み進み、何とか読み終え
どうしようもない事情から愛猫を手放さねばならなくなった青年が、新しい飼い主を求めて旧知の人々を訪ねる旅物語。「吾輩は猫である。」から猫の独白から始まる物語だったけれど、正直、猫の独白部分はあまり面白くなかった。しかし、旧知の人々の青年とのエ
大学進学のために長崎から東京に来た青年が様々な人と関わっていく約1年間の生活を描いた物語。この本は2010年の本屋大賞3位となった小説で、読もう読もうと思いながら題名が個人名で何となくピンと来なくて、なかなか読む気になれなかった。読んでみると、
新聞などの情報を元に、旅をしながら縁もゆかりもない死者を悼み続ける若者(悼む人)と偶然に彼と出会った人々、また彼の家族の物語。そういえば、「最近、『悼む』という言葉を使わないぁ~」と思いながら、この本を読んでみようと思った。「悼む人」という
中島みゆきにかかわりのあった女性達を題材にした短編小説? or エッセイ?。昔からの中島みゆきファンである私が、この小説があることを知ったのはつい最近のこと。こんな本も中島みゆきは書いているんだなと。話がこの本の事から少し脱線するけど、私が中
婚約者に逃げられた青年が、実家の押し入れで見つけた猟奇的な殺人を記したノートを読み、家族の秘密に迫っていく物語。猟奇的な殺人の記述、特にリストカットの話では血を見るのが嫌いな私にとって読むのを止めようかと思ったが、少しばかり読み飛ばしながら
不慮の事故によりパイロットを罷免となり広報室に転属となった航空自衛隊員と報道記者から情報局のディレクターとなった女性を中心に、広報室の様々な活動・人間模様を描いた物語。一言で言えば、「自衛隊称賛」の物語で、読む人によっては違和感を感じるかも