両親に疎まれながら育った女性の年少期から五十歳までの出来事をその時々に関わった犬を絡めながら綴った物語。50ページ近く読んでも全く面白くなく、もう読むのを止めようかと思ったけれど、直木賞受賞作だからということで頑張って読み進み、何とか読み終え
どうしようもない事情から愛猫を手放さねばならなくなった青年が、新しい飼い主を求めて旧知の人々を訪ねる旅物語。「吾輩は猫である。」から猫の独白から始まる物語だったけれど、正直、猫の独白部分はあまり面白くなかった。しかし、旧知の人々の青年とのエ
大学進学のために長崎から東京に来た青年が様々な人と関わっていく約1年間の生活を描いた物語。この本は2010年の本屋大賞3位となった小説で、読もう読もうと思いながら題名が個人名で何となくピンと来なくて、なかなか読む気になれなかった。読んでみると、