mixiユーザー(id:8642293)

日記一覧

 アフリカ難民の女性と日本人女性がオーストラリアで逆境を克服しながら、力強く成長していく物語。 出だしの文章が非常に暗い感じで数ページ読んで読むのを止めてしまった。一日おいて再度読み始めたが、アフリカ難民の女性の逞しさを感じながら読み進むこ

続きを読む

「図書館戦争」を読んで
2016年12月08日22:37

 近未来に、「法の下にメディア統制を行う公的組織」と「言論の自由を守ろうとする武装した図書館」との戦いを図書館の戦闘員となった女性を中心に描かれたSF物語。 図書館が武装して戦うという突飛な物語であるが楽しく読むことが出来た。いろいろな場面で

続きを読む

 「くちびるに歌を」の小説を読んで、面白かったので早速DVDをレンタルして観ました。 これほど小説と映画の内容が違うのには驚いた! ・映画では、臨時音楽教師の柏木さんは過去のトラウマでピアノが弾けなくなっていた。声楽についてもそれなりの知識を

続きを読む

 島の中学校の臨時音楽教員と合唱クラブのメンバーがNHK合唱コンクールを目指して1年間、頑張る物語。 正に青春小説って感じ。 美人の先生への生徒の憧れ。生徒間の確執。恋愛等々。 でも、こういう小説って読んでて楽しいよね。1日で一気に読んでしまっ

続きを読む

 新興団地に突如現れたペンギンや海と呼ぶ謎の球体等をおませな小学生とその仲間が解明していくサイエンスフィクション。 淡々とした物語の展開で難なく読み進めることが出来た。 ペンギン、シロナガスクジラもどき、海と呼ぶ謎の球体などが出てきたが、読

続きを読む

 元学生運動の活動家の家族が東京での生活を逃れ、西表島に移り住んで生活する物語。 破天荒な元学生運動の活動家がいろいろと問題を起こす内容は面白かったが、東京で上級生の不良が、元活動家の息子とその友達をイジメたり、それを引き金としての話は読ん

続きを読む

 高校卒業と同時に自分の意志とは無関係に山村に行かされ、林業に携わる様になった若者の1年間の物語。  林業をベースに山村での四季がきれいに描かれていて興味深かった。都会の若者の観点からの様々な独白めいたものも面白かった。 主人公の若者は、高

続きを読む

「ピエタ」を読んで
2016年11月22日20:51

 18世紀の水の都ヴェネツィアを舞台に、音楽家ヴィヴァルディとピエタに関わる人々との交流を描いた物語。 本の題名である「ピエタ」って何のこと?という疑問からこの小説に興味を持ちました。「ピエタ」を調べると、「、聖母子像のうち、死んで十字架から

続きを読む

 石山本願寺を助けるため、現在の広島県・愛媛県の海を縄張りとした村上水軍が、織田軍に組する水軍と戦う姿を村上水軍の娘を中心に展開する物語。上下2巻の長編小説。 広島県の瀬戸内海の島で生まれ広島に住んでいる割に村上水軍のことをよく知らない私は

続きを読む

 高校生が学校の行事として1日通して80kmを歩き通しながら物語が展開するお話。 61歳の私が読むのはちょっと抵抗はあったけれど、楽しく読むことが出来ました。読みながら、学生時代に、学園祭の一環として夜中に「貫歩」と称する30km歩行に参加

続きを読む

「明日の記憶」を読んで
2016年11月13日21:18

 働き盛りの広告代理店営業部長が若年性アルツハイマー病にかかって、業務で失態を重ね会社も辞めていくお話。 私は作中の人物に感情移入するタイプなので、読み続けていくのが辛かった。181ページまで読んでこれ以上読み進めなくなり中断しました。私自

続きを読む

「舟を編む」を読んで
2016年11月02日22:35

 2012年の本屋大賞を受賞した作品です。本のタイトルからは想像出来ませんが、国語辞書を編集、出版する物語です。大した分量ではないので1日で楽しく読み終えました。 辞書の編集、作成という言葉にかかわる内容の本なので、本屋の店員さんの思入れも強く

続きを読む

 ルソーの絵画を巡って繰り広げられるフィクションで、絵画に詳しくない私でも楽しく読むことが出来ました。 主人公である女性が、倉敷にある大原美術館の関係者であるというのもこの小説がとっつき易かった理由と思います。大原美術館には、何度か行ったこ

続きを読む

読書の秋?!
2016年10月31日21:15

 読書の秋というのではないけれど、最近、本を読んでいます。これだけ、本を読むのは学生の時以来かも。。 そう、読む気になれば、十分に時間がありますからね。 最近の作家といえば村上春樹とか東野圭吾とかはしばらく前に読んだことがあるので知っていま

続きを読む