フクイチで貯まり続けている汚染水については議論が煮詰まりつつあるが、なかなか進展しない。でも、２年後にはタンク設置のスペースがタイムリミットに近づいている。おそらく福島の漁業関係者もかなりの科学的知見を持っているとは思うが、風評がどれだけ再

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まもなく原発事故後９年を迎えるが、つい最近まで食べられない魚があった。エイの仲間の「コモンカスベ」である。昨年１月のモニタリングで１６１ベクレルと、基準値の１００ベクレルを超えるものが見つかり出荷制限がかかったのだ。その後、県が約１００匹を

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新聞の書評欄で知ったのだが、「うちの子が結婚しないので」という本が売れているらしい。エンタメ小説で、主人公５７歳の女性、心配の種が２８歳の娘という設定だ。読んでないので作品の感想は書けないけれど、娘の将来が心配だから両親が娘の代わりに婚活す

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最近の報道によれば、加工商品のオーナーなどを募って多額の出資を集めた通信販売会社の代表ら９人が出資法違反で逮捕された。びっくりするのはその中身。干し柿や干し芋のオーナーとうたい、前科も含めると千葉県を中心に約４万５０００人から計２億２０００

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当初は原子力被災者を救済すると期待されたＡＤＲ（訴訟外解決手続き）だが、近年はほとんど機能していない。原子力損害賠償紛争解決センターが和解案を提示しても、東電がことごとく受諾を拒否しているからだ。その賠償額は過去に支払われたものに比べれば微

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社長が交代して以来、奇抜なＣＭや新しいメニューを次々と世に送り出し、なかなかやるもんだなあと思っていた幸楽苑。多角経営の「いきなり！ステーキ」が苦戦していることは広く報じられていたが、どうやら本体もそれほど順調ではないらしい。同社の発表によ

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新型コロナの影響で急に使われ始めた「不要不急」という言葉。以前からたまに耳にはしていたが、やたら新聞で見かけるようになった。辞書には「重要ではなく、急ぎでもないこと」とあるが、実際にはいろんな使われ方をされている。いちばん多いのは「不要不急

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週刊「ＳＰＡ」が昨年末に実施したアンケート調査を目にして、ちょっとびっくりした。年収８００万円以下の５０代社員４００人に世帯貯蓄額を聞いたところ、２００万円未満が２１．５％と最多だったのだ。ちなみに、２００万円〜４００万円が７．８％、４００

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１月に仕事でヒートショックの原稿を書いたばかりだが、野村克也さんの死因もそれだったようだ。病名は虚血性心疾患。わかりにくい言葉だが、要は風呂場やトイレで心臓に血液が回らなくなる現象である。その数は交通事故の４倍いるともいわれており、特に冬場

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月１回の通院日が迫っていたので、妻にマスクをすべきかと聞いたら、「それはエチケットしてやるべきだ」という。海外ではマスクをしただけで感染者と疑われる事例もあるのに、日本では他人に移さない方を優先すべきという空気なのだろう。わが家にマスクはあ

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いま日本メディアはコロナウイルス一色である。ＷＨＯが「コヴィッド−１９」と名づけたが、浸透しているようには見えない。あくまで「新型コロナウイルス」である。１カ月前からこの情報は流れていたが、当初は楽観論が強く、過去の感染症と比べても死亡率が

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決して槇原を擁護するものではないが、クリエイティブな仕事をする人はドラッグにはまりやすいようだ。昔で言えば坂口安吾、ジョー山中、最近では田代まさし、ＡＳＵＫＡ、ピエール瀧、沢尻エリカなど。ただ、槇原の場合は大ヒット曲が多すぎて周囲に及ぼす影

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あの司馬遼太郎に「無人島に１冊持っていくならこれ」と言わしめた『歎異抄』。「善人なをもて往生をとぐ、いわんや悪人をや（善人が仏の世界で往生できるんだから、まして悪人は往生できる）」という不思議な教え。いつかは読まねばと思いながら、ようやくそ

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朝日新聞の有名な記者が安倍首相と会食したことを明記しながら、「どんな会話をしたのか、食費はどうしたのか、詳細は一切触れていない」と読者に突っ込まれた。それを公表する新聞社の姿勢に矜持を感じるが、確かに安倍さんと話したのならそういう疑問を持つ

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「アメリカ人の要人への取材は電話が当たり前」という一文を読んだことがある。日本だってできる営業マンは「電話かけっぱなしだよ」だとか。だから電話が苦手な私は肩身が狭いのだが、ネットで興味深い記事を見つけた。日テレのアナウンス部にいる超有名な女

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雪まつりなど冬のイベントを恒例にしている地域は今年の雪不足でかなり苦労したようだが、いちばん深刻なのはスキー場の経営者かもしれない。というのも、そもそも日本人のスキー人口が１９９８年の長野オリンピック当時の１８００万人がピークで、２０１７年

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桜やコロナの話題ばかりでどうやらうやむやで終わりそうなのが、夫婦別姓のこと。自民党の杉田水脈議員が「だったら結婚しなくていい」とヤジを飛ばして物議を醸しれたが、いまだに本人は何らコメントしていない。まあ、同性婚を「生産性がない」と一蹴した人

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３年前の１月、内堀福島県知事と移住者の意見交換会が行われ、私は移住者兼取材者として参加した。移住者が多かったこともあり、私はなるべく控えめに発言。「移住者誘致の車の両輪は住まいと仕事と言われてきたが、３つ目の課題として子育て支援がある。でも

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危険な空き家をなくす目的で施行された空き家特措法だが、まだこんなニュースが飛び交うくらいだから機能していないのがよくわかる。滋賀県野洲市で最近、同法に基づく築４８年のマンションの解体工事が始まった。分譲マンションでは初めての事例だとか。９部

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１０日ほど前、移住者仲間のミーちゃんから「イワナパーティやるから来ない?」と電話が。まだスケジュールがつかめない時期だったが、どうせ暇だろうとＯＫを出した。場所は避難先のＩさん宅で、わが家から車で１５分くらいだが、雪がちょっと多いくらい。ま

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冬のビタミン不足を補う野菜は、何といってもダイコン。この地方では凍みダイコンやたくあんなども作るが、室に入れたり、畑に埋めておけば生のダイコンも保存可能だ。おろして焼きサンマに添えたり、保存食のキノコにからめていただく。ただ、１年でいちばん

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選抜高校野球の出場チームも決まり、元高校球児としてはちょっとウキウキしている。特に北海道から「なつぞら」のモデルになった帯広農、あの小さな田村大投手で準優勝の経験もある福島県磐城高校が２１世紀枠で選ばれたのは感慨深い。正直、実力差は他の強豪

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昨年１２月に還暦を迎え、急に自分の余命を意識するようになった。別に何があったわけではないのだけど、日本人の平均寿命でおおよそあと２０年、私の場合は持病がありながら摂生もしていないからその半分くらいなのか、とぼんやり考えたりする。それが希望的

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いま社会人の娘がまだ小学生のとき、私の故郷の北海道へ年に１度フェリーで帰郷するのが恒例行事だった。のちに東日本大震災の被災地になる海岸線を通って仙台港まで向かったのだが、いまでは風景が一変。まさかこんなことが起きるのか、といまでも信じられな

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前から聞いてはいたのだけど、どうやら科学的に証明された。何の話って？　耳掃除の必要性である。日本耳鼻咽喉科学会静岡地方部会は先ごろ、５カ月間の経過観察で、耳垢が自然に移動することを証明。耳掃除に何の意味もないことを明らかにした。もう少し詳し

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今年は暖冬だから灯油の消費量も少ないと思われるかもしれない。正確に測ったわけではないけど、事実は異なる。やっぱり朝晩は冷え込むし、家の中にいたって昼間は寒い。どうしてもファンヒーターに頼ってしまう。わが家には４台あるが、台所を除いてほぼフル

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今日は節分、豆まきの日である。道産子の私は幼少の頃、落花生を撒いた記憶はあるが、この辺はもちろん炒った大豆。豆まきはその家の長男の仕事で、枡ごと神棚に上げて拝み、「伊勢の皇大神宮にあげます、歳神様にあげます、八百万の神様にあげます」と１回ず

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明日３日、『田舎暮らしの本』３月号が発売になる（別冊付録は「ヒロシのソロキャンプ」）。私は３つの企画に関わった。１つは第１特集「暖かい田舎の３００万円以下の家」で暖かい田舎でより暖かく暮らすコツを解説。寒冷地なら断熱や暖房の話になるが、ここ

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