わが家は妻の実家がある群馬県みなかみ町(旧・新治村)で年越しをするのが慣例。家族が多いので賑やかな正月を迎えるのだが、年末に家主が病気を患ってしまった。幸い、大事には至っていないものの、家族は静かに年末年始を過ごしたいだろう。というわけで
1週間前の23日、東京国際フォーラムで「ふくしま大交流フェスタ」が開催された。昨年までは大交流フェアという名称だったが、11回目ということで少しリニュアルしたのだろう。私は取材スタッフとして参加。このイベントには昔から知事が登場するのだが
昨日、朝日新聞の投稿欄トップで見慣れた名前を発見。たまたまこの日に帰省した娘の中学までの同級生・J子ちゃんである。彼女はいま東京の大学生だが、たまに帰ってくると「放射能をまきちらす 焼却炉建設反対」の看板が気になって仕方がないらしい。避難
厚労省の発表によると、2015年の平均寿命で1位は男性が滋賀県、女性が長野県と判明。男性は5年連続で長野県が1位だったので、関係者にとっては残念な結果と言えるだろう。この種の調査では男女とも青森県が最下位。塩分の摂取量が多いためだと指摘さ
このところ子育て支援に関する取材が相次いでいる。詳細は年明けにネタばらしするつもりだが、何か不思議な因縁を感じないでもない。というのも、今年の1月25日に行われた内堀知事と移住者の意見交換会で、私は「住まいと仕事が定住促進の両輪と言われて
(長いお休みの報告は後日)移住者争奪戦の最中ということも背景にあるのだろうが、朝日新聞が大分県の地域トラブルを取り上げていた。兵庫県から大分県にUターン就農した男性が母親の死後、自治会への加入を拒否され、訴訟にまで発展しているというのだ。自
全町避難している大熊町の帰宅困難区域に、特定復興再生拠点をつくる話は前にも書いた。その続報になるのだが、同じ22年春に学校の再開する方針を決めたらしい。教育長は幼稚園から小中学校までの一貫教育を提案したのに対し、町長は「0〜15歳までの一
11月に急きょ実現したご近所会が、年末ということもあって、2カ月連続で行われた。メンバーは前回と同じだが、酒注ぎ魔のZさんは奥さんから相当しぼられたようで、今回は奥の隅っこの席(笑)。これで私たちも安心して自分のペースで飲めるというものだ
(思い切り朝寝坊)放射性物質に汚染された除染土は利用されず、すべて大熊・双葉の中間貯蔵施設へ搬送と思っている人がいるかもしれない。実は、そうではないのだ。南相馬市小高区の仮置き場では3000ベクレル以下の土地を分別し、防潮堤などの盛土を造成
今冬の天気予報は二転三転している印象だが、どうやら厳しい寒さになりそうだ。というのも、気象庁は先日、南米ペルー沖から太平洋の赤道域で海面温度が低い状態が続く「ラニーニャ現象」が発生していると発表。寒さだけでなく、雪も多くなる恐れがあるとい
私は道産子なので、冬道でスッテンコロリンなんてことはない。といいたいところだが、年に1回くらいはやってしまう。冬道を歩くときは、ベタ足が原則。しかし、凍結路面にうっすらと雪が積もっているときは見た目でわかりにくいのだ。昔はスパイク付きの長
震災後に次々と新しい職場を創出している川内村。今度は造成したばかりの田ノ入工業団地に縫製工場「リセラ」が進出し、地元で採用した15人と県外の採用者、外国人の技能実習生が働き始めた。工場の2階には宿舎も設けられており、新規に2名の採用も予定
先週、取材で訪れたばかりの茨城には、お隣の県ということもあって親近感を持っている。しかし、民間の都道府県魅力度ランキングで、茨城県が5年連続で最下位になったとか。朝ドラ「ひよっこ」の舞台として人気を得ていただけに、ちょっと意外な気もする。
先週の取材は安達太良山麓の岳温泉からスタートしたのだが、「ホテルは夕食付きにしますか、それとも外で食べますか」とカメラマンから相談された。まあ岳温泉くらい有名な観光地になれば飲み屋の2軒や3軒はあると思うけどね、と回答。明るいうちに現地に
都路ではいま、福島大学と桜美林大学の学生が被災地支援の活動しており、昨日、知人からその報告会&交流会に出席してほしいと頼まれた。正直、あんまり気乗りはしなかったが、いまの大学生が何を考えているか知るにはいい機会。予想通りすごく真面目な内容
この秋になってから、私の車に故障が相次いでいる。そもそもは夏タイヤに替えるとき、「エンジンにオイルが回っているみたいで、量が減っている。月に1回でいいからゲージをチェックして」と移住者仲間で車屋のケンちゃんから指摘されたのが始まりだった。
外国人観光客によるインバウンド効果は私たちの想像以上に拡大しているようで、わが福島も含めてその獲得に躍起になっている。でも、実際は京都に集中しており、市民がバスに乗れないなどトラブルも増えているようだ。2020年の東京オリンピックでさらに
冬に保存できる野菜といえば、真っ先に白菜が挙げられる。白菜漬けや鍋物に使うのが一般的だが、淡泊な素材なので、それだけでは飽きてしまう。そこでお勧めしたいのがラーパーツァイ。中国語で「辣白菜」と書くが、辛い白菜という意味だ。この料理のポイン
あの吉永小百合さんが都路の学校に来る、という情報はもちろん私の耳に入っていた。朝日新聞も知っていたようだが、掲載されたのは1週間後。おそらく事務所からそういう条件が出されていたのだろう。本当は私だって聴きにいきたいが、PTAでもないのに入
避難先のIさん宅では毎年12月、新蕎麦パーティが開かれる。それも素人集団のお遊びではない。何と蕎麦打ち3段の名人・Yさんが手打ちしたものなのだ。以前はその場で打っている場面も見せてくれたのだが、Yさんもいまや引っ張りだこ。というわけで、持
師走の早々、「朝日新聞」福島版に都路訴訟原告団代表・今泉さんの記事が載った。私は面識ないはずだが、提訴したのは都路の原発20〜30km圏の人たち。その中には親しい移住者仲間も含まれているので、他人事ではない。少しだけ補足すると、都路は田村市
本日1日、『田舎暮らしの本』1月号が発売になる(表紙はカゴケースの中で佇むニャンコちゃん)。私は2つの企画に関わった。1つは第1特集「別荘・リゾート地で快適に暮らす」で、群馬県の浅間高原で別荘定住しているご夫妻を取材。2人とも積極的に社会
野菜スープがブームになったのは何年前の話だろうか。病気が治るといった類の話はともかく、野菜スープが体にいいのは事実。野菜を煮ることで細胞が破壊され、内部にある栄養素やポリフェノールが消化しやすくなるからだ。さらに抗酸化物質や水溶性食物繊維
「田舎で起業」は友人で同業者の森林ジャーナリスト・田中淳夫氏がかつて出版した本のタイトルでもあるが、10年以上前から新しいライフスタイルとして注目されてきた。とくにリーマンショック後はいくつかの中央省庁が「ふるさと起業塾」といった制度を導入
25日の朝日新聞「be」で、喜多方市山都町の「本木上堰」のことが詳しく紹介されていた。江戸時代からの農業用水路のことだが、ここで地域活動をしている浅見彰宏さんは震災前に取材させていただいたことがあり、この由緒ある堰も散策。私が移り住んだ阿
私の知り合いにもベジタリアンはいたが、あとで良く聞いたら「肉も少しは食べてますよ」という。宗教上の理由がある人はともかく、日本人の大多数は肉食を好んでいるようだ。農耕民族と言われる日本人だが、旧石器時代にナウマンゾウやマンモスを食べていた
そういえば山本家にも火災警報機が2個配られたな、と思いだしたのは朝日新聞で警報機の記事を読んだから。新築は2006年6月、既存の住宅は11年6月までに全住宅が義務化されたのだ。だから7年くらい前には配られたのだろう。でも、そんなことはすっ