嗚呼 連れ去てよと叫んだ 私は弱虫で弱くて輝いてたものが見えなくなった 目の前真っ暗で嗚呼 些細な違いだった 僕は気づかず君のいない世界でたった一人 おいていかれて君のいない世界は 真っ暗で寒くってそっと一人丸まり 眠りにつく君のいない世界
妖精の森を後にし僕等はファイ・ブロ・ライトへ向かう。ローブを深くまとい顔をすぐにみられないようにした。サートリが後ろからちゃんとついてきてるかちょこちょこ確認する。サートリは体力がないのでゆっくりと歩かないと離れてしまう。「ゆっくりでいいよ
妖精達が作ってくれた服をまとう。やはり気心地がいい。サートリも嬉しそうにしている。このままここに入れば平和だろう。でも僕らは旅に出ないといけない。探し物があるからだ。「お前は『強欲』だな」「妖精女王・・・そうだよ。僕は『強欲』だから」「その
手を伸ばしても届かない 涙で目がかすむ何故こんな目に合うの? そんなに悪いことした?何時ものように笑い合っていた こんな日々が続くと思ってたんだ僕が怠惰だったように 見えていたのですか?君が連れていかれる理由は何ですか? 僕達を引き離さない