君は怯えていたね 部屋巣の隅で一人きり泣いて泣いてなお 泣き続けて疲れ眠る手を差し伸べても 拒む君の隣に座ったちょっとだけ話さない? 君はきょとんとした本当はぼくここにいちゃいけないんだけど空から見た君が気なっちゃったんだ君が元気に歩き出す
君は怯えていたね 部屋巣の隅で一人きり泣いて泣いてなお 泣き続けて疲れ眠る手を差し伸べても 拒む君の隣に座ったちょっとだけ話さない? 君はきょとんとした本当はぼくここにいちゃいけないんだけど空から見た君が気なっちゃったんだ君が元気に歩き出す
「サートリ!どこだ!」僕は走りながら叫ぶ。何処だ何処だ何処だ!「―――ッ!」叫び声が聞こえたほうへ僕は向かっていく。消火された跡が増えていくのを見てさらに速く走る。分厚い水の壁がありならず者達が浮いている。その中心にサートリがいた。何かを膝