今日の朝は二人で作った昨日の残りでの朝ごはん。サートリはすいとんが好きなので嬉しそうに食べている。ふと足元を見たので何かと下を見たら、おこたに魔量をおねだりされていてあげていた。何だか大きくなってるような気が拭えない。まあ、その分明るく照ら
ギルドにつくとざわついた。ドゥンケルハイトの花を闇に包みながら持ってきたのもあるだろう。ギルド嬢にドゥンケルハイトを闇に包んだまま渡す。「確認しますね・・・」ギルド嬢は奥の部屋に入っていった。そして精霊ドゥンケルハイトに帰ってもらった。〜数
忘れられないくらい綺麗な夕日 影が追いかけてくる君と二人でたわいもない会話 君の笑顔が眩しくて目を細めてそんな君と ずっと居れると思ったんだ夕日と湖を背に君は 笑顔のまま「さよなら」と後ろに倒れるそれはスローモーションのように 伸ばした手は
森を通り抜け、おこたの炎に照らされた洞窟は魔霊でびっちりだった。光の中には入ってこないが戦うとしたら骨が折れそうだ。魔霊退治は依頼に入ってないから倒さずゆく。洞窟の奥地にドゥンケルハイトが群生してた。おこたの火の明かりに当たったのは枯れてし
小学五年生の頃居残りをしないといけなかった日、そろそろ帰ろうと職員室の隣の下駄箱についた時、女子生徒の悲鳴が聞こえた。何だろうと様子をうかがっていると、「一年生の女の子が壁に消えてった!」そう言って泣き叫ぶ子が三人いた。一年生とわかったのは
ギルドに入るとしんっと静かになった。コソコソ話やチラ見をしてくる。僕等はそれを無視してカウンターのギルド嬢に話しかける。「Eランクで一番難しいのを頼む」そう言うとギルド嬢は目を細めながら、「ドゥンケルハイトの花の採取です。森の中の洞窟の奥に