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日記一覧
- 郷土史家
- 2020年07月19日01:21
竹ヶ鼻城の事についてTwitterで呟いていたら埼玉県に住む城主ご子孫の方から連絡が来て焦った。慶長５年（１６００年）８月２２日、西軍に属する竹ヶ鼻城主の杉浦重勝は５００に満たない兵で東軍、福島正則を中心とする１万５千の大軍を相手に果敢な抵抗を示
- 岡山電気軌道
- 2020年05月19日00:04
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久々の投稿ですいません。ネット回線が重かったり製薬業界はまだまだ落ち着かなかったり最近つまらん。ミクシィも機能縮小だそうでそのうち全部なくなってしまうのかな・・備中松山から岡山まで戻って一泊。宿泊先の目の前を市電が通っていて見学に好都合でし
- 大松山城
- 2020年04月05日23:21
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大松山城は現在の中世の備中松山城の中核である。現存天守などが残る城郭は中世には小松山城と呼ばれていた部分である。天守裏の二重櫓を越えて更に奥へ進んでいくと辿り着く事が出来る。堀切や土塁などいかにも中世山城の遺構を残していた。三村氏や城主だっ
- 備中松山城 ４
- 2020年04月05日23:08
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廃藩置県によって藩政は幕を閉じ明治６年（１８７３年）には廃城令によって御根小屋が取り壊される。山城の建物は新政府により７円（現在の５万円）で商家に売却された。しかしあまりにも人気のない不便な所に構築された城郭は破却される事もなく放置され自然
- 備中松山城 ３
- 2020年04月05日23:02
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慶応４年（１８６８年）、戊辰戦争においては鳥羽・伏見の戦いに参戦するも旧幕府軍は敗退。慶喜は本陣であった大坂城を捨てて開陽丸で江戸へ脱出してしまう。この時に勝静は老中・酒井忠惇（ただとし）、会津藩主・松平容保、桑名藩主・松平定敬と共に慶喜と
- 備中松山城 ２
- 2020年04月05日22:57
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その後も三村氏と宇喜多氏の抗争は続くが天正２年（１５７４年）、織田信長の登場により中国地方の勢力図も大きく変わり、後ろ盾であった毛利氏が宇喜多氏と同盟する事態に陥る。毛利氏は三村氏を見捨てたのであった。これに対して元親も方針転換をせざる得な
- 備中松山城 １
- 2020年04月05日22:52
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昨年の１１月三連休に岡山遠征を行い、念願だった備中松山城を見る事が出来た。標高４８７ｍの臥牛山山頂に築かれた天険の要害であり、現存天守の１つで唯一の山城である。歴史は古く仁治元年（１２４０年）に備中国有漢郷の地頭となった秋庭三郎重信が大松山
- 来振神社
- 2020年04月02日00:20
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来振（きぶり）神社の社殿によれば神亀２年（７２５年）、美濃国大野郡の白山（標高３１７m）山頂に黄金色の雪が降り積もり、この現象は白山比�弯澄覆靴蕕笋泙劼瓩里�み。菊理媛神（くくりひめのかみ））の降臨であるとの神託を受けて白山山頂に社殿を造営し
- 円立寺
- 2020年03月24日16:59
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円立寺は多田満仲（源満仲）が貞元３年（９７８年）に出家して浄光院を名乗った事に始まるという。永徳２年（１３８２年）没（？）。寛和２年（９８６年）に拡張がなされて多田院を名乗って天台宗となり、文明３年（１４７１年）には立川伊予守満定がここで出
- 深坂陣屋
- 2020年03月24日16:33
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場所は岐阜県へ移る築城年代不明ながら大垣藩主・戸田氏の分家によって築かれた物である。戸田氏初代藩主である戸田氏鉄の６男・氏照が牛洞４千石を与えられて牛洞陣屋を築き牛洞戸田氏を起こした。氏照の子、氏胤は弟の氏道に深坂５百石を与えて分地したため
- 若宮八幡社
- 2020年03月24日16:23
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大宝年間（７０１年〜７０４年）に那古野庄今市場（後の名古屋城三ノ丸内）に創建された神社で仁徳天皇、応神天皇、武内宿禰を祭神とする。その後一時廃れたが延喜年間（９０１年〜９２３年）に再興された。かつては天王社（現在の那古野神社）と隣接していた
- 政秀寺
- 2020年03月24日16:17
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平手政秀は織田信秀の重臣かつ若き信長の傅役（もりやく）として知られる武将である。志賀城主であった彼は主に外交面での仕事をこなしており、天文２年（１５３３年）に尾張国を訪れた山科言継から賞賛を受けるほどの茶道、和歌に通じた文化人でもあった。天
- 高橋源左衛門宅
- 2020年03月07日20:46
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所要ついでに色々周ったやつをまとめて掲載します。慶長５年（１６００年）、関ヶ原の戦いを前に発生した米野の戦いにおいて１万８千の東軍を率いた池田輝政が木曽川の渡河を前にこの地の住人であった高橋源左衛門、広瀬嘉右衛門が協力した事により難なく渡河
- 越中井
- 2020年03月07日20:08
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越中井戸とも称されるこの井戸は大坂にあった細川屋敷の台所にあったものである。明智光秀の三女である細川玉子は織田信長の仲介で光秀の盟友であった細川藤孝の嫡男・忠興に嫁いでいる。婚儀は勝竜寺城で行われ、この時に信長は細川家へ九曜紋を授けている。
- 大村益次郎殉難碑
- 2020年03月07日19:48
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難波宮を前にした交差点の一角に大村益次郎殉難碑がある。大村益次郎は文政７年（１８２４年）に長州藩で生誕した医師であったが西洋学を学び、兵学者としての道を歩んで幕末における長州征伐と戊辰戦争では長州藩兵を率いて勝利した事から維新の立役者として
- 大阪城 ７
- 2020年02月24日13:48
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陸軍用地はＧＨＱによって接収されたが昭和２２年（１９４７年）に失火で紀州御殿が焼失する。翌年の接収解除後は建造物の修復と公園としての再整備が行われていき昭和３４年（１９５９年）にはボーリング調査によって地下に埋没した石垣が出土。翌年に発見さ
- 大阪城 ６
- 2020年02月24日13:46
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大阪の地名については元来「大坂」が一般的であったが「坂」の字を分解すると「土」に「反」ると読める事から縁起が悪いとされ、江戸時代の頃から「大阪」の表記が登場して「大坂」と「大阪」が併用されていた。明治時代に入ると「大阪」が一般的となり、これ
- 大阪城 ５
- 2020年02月24日13:41
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戦後、家康の外孫・松平忠明が城主となり大坂藩となるが彼は城下町の復興を命ぜられており、城の改修には手を付けられないまま元和５年（１６１９年）に大和郡山に移封となった後は藩ではなく明治まで幕府直轄領となる。そして翌年に２代将軍・徳川秀忠は城か
- 大阪城 ４
- 2020年02月24日13:38
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豊臣軍の大野治房は大和国の筒井定慶が守備する大和郡山城を陥落させて付近の村々を放火し、幕府の兵站基地となっていた堺を占領した。さらに反徳川の一揆勢と合流して紀州を攻撃したが先鋒であった塙直之、淡輪重政が浅野長晟の軍勢と激突し樫井の戦いで全滅
- 大阪城 ３
- 2020年02月24日13:34
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家康は茶臼山に本陣を置き、幕府軍は大坂城の四方を完全に包囲。木津川口の戦いに始まった合戦は鴨野・今福の戦い、博労淵、野田・福島の戦いと両軍は各所で激突し幕府軍は数に任せて大坂城の周りを固めていた複数の砦を攻め落とすと城下を囲む惣構えに突入し
- 大阪城 ２
- 2020年02月24日13:31
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慶長１６年（１６１１年）、後陽成天皇の譲位と後水尾天皇の即位が行われるにあたって家康が４年ぶりに上洛し次いで京の二条城において６９歳の家康と１７歳の秀頼との会見が行われる事となった。秀頼が大坂城の外へ出るのは伏見城から移って以来１２年ぶりで
- 大阪城 １
- 2020年02月24日13:27
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続きを書いていきます天正１０年（１５８２年）の本能寺の変後、摂津国を本拠地とした羽柴秀吉は賤ヶ岳の戦いや小牧・長久手の戦いなどで強敵を相手にしつつ自らの居城としての大坂城を着々と築いていった。自らの権威を内外に示すために築城を急いだ秀吉は天
- 大阪城 焔硝蔵
- 2020年01月21日00:32
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西ノ丸にあった焔硝蔵は貞享２年（１６８５年）に建築された物である。大坂城には鉄砲や大砲といった重火器に使用する火薬を保管するため、複数の焔硝蔵が造られていた。しかし万治３年（１６６０年）に落雷によって青屋門の土蔵造の焔硝蔵が落雷により大爆発
- 大阪城 千貫櫓
- 2020年01月21日00:28
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多聞櫓と土塀が繋がる千貫櫓は既に紹介した通り織田信長がその名の由来となっているが、現在のものは豊臣氏滅亡後、江戸幕府によって再建がなされた際の元和６年（１６２０年）の物で同じく二ノ丸に現存している乾櫓と共に建造以来一度も焼失などで失われる事
- 大阪城 大手門・多聞櫓
- 2020年01月21日00:24
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間が開いてしまったが続きを書いていく。大阪城には１０箇所の重要文化財が存在する。金明水井戸屋形大手門多聞櫓千貫櫓乾櫓一番櫓六番櫓焔硝蔵金蔵桜門である。これらは江戸時代に徳川幕府によって造営され現存するものだ。今回は普段非公開の千貫櫓、多聞櫓
- 石山本願寺２
- 2020年01月07日00:15
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外交面においては朝廷にも接近し、甲斐の武田氏や相模の北条氏と友好関係を結んだ。さらには三条公頼の三女・妙春尼を法敵としていた六角定頼の嫡男・義賢、続いて細川晴元の養女とした上で証如の子・顕如の正室とし基盤を安定化させて最盛期を迎えた。しかし
- 石山本願寺１
- 2020年01月07日00:14
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渡辺津の存在については先に触れたが、中世になると上町台地の北端にあった小高い丘に本願寺の寺院が形成されていく。石山本願寺と呼ばれたその寺院は城さながらの濠や土塁で主要施設を囲んでおり当初から「大坂城」の呼び名があったようである。通称は石山御
- 坐摩神社
- 2020年01月07日00:07
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坐摩神社は摂津国一宮、式内社である。読みは「いかすり」であるが一般的には「ざま」と呼ばれている。祭神は坐摩神と総称される以下の５柱である。生井神 （いくゐのかみ） 井水の神（生命力を持った井戸水の神）福井神 （さくゐのかみ） 井水の神（
- 法円坂遺跡
- 2020年01月07日00:05
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近隣にある法円坂遺跡は古墳時代、５世紀の大倉庫群跡である。これは難波宮が置かれる以前の難波津の遺構であり、２００棟の建物遺構が検出されている。瀬戸内海から淀川、大和川を得て畿内に出る難波は当時既に重用な交通拠点になっていた事を示しており、古
