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日記一覧

題名:感染症の日本史著者:磯田 道史(いそだ・みちふみ)出版:文春新書価格:800円+税(2020年9月 第1刷発行)---------- 日本史家:磯田道史さんによる、感染症の日本史です。帯には “今こそ歴史の知恵が必要だ!” と大きな文字が躍っています。帯の続

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題名:世間とズレちゃうのはしょうがない著者:養老 孟司、伊集院 光(ようろう・たけし、いじゅういん・ひかる)出版:PHP価格:1,450円+税(2021年1月 第1版第4刷発行)---------- マイミクさんが紹介していた養老孟司さんと、伊集院光さんの対談本です。

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題名:忖度しません著者:斎藤 美奈子(さいとう・みなこ)出版:筑摩書房価格:1,600円+税(2020年9月 初版第一刷発行)---------- 斎藤美奈子さんの書評を読みました。もっとも「書評」というのは正確ではなく、「あとがき」で著者は次のように説明してい

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題名:黒鳥館戦後日記 西荻窪の青春著者:中井 英夫(なかい・ひでお)出版:立風書房価格:2,300円+税(1983年3月 初刷発行)---------- マイミクさんに薦められた、小説家・詩人の中井英夫さんの終戦直後の日記を読みました。一九四五年九月から一九四六年

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罪の声[読書日記828]
2021年05月02日09:24

題名:罪の声著者:塩田 武士(しおた・たけし)出版:講談社価格:1,650円+税(2016年12月 第八刷発行)---------- 「グリコ・森永事件」を題材にした塩田武士さんの小説を読みました。主人公は二人。一人は京都で紳士服店(テーラー)を営む曽根俊也、もう

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題名:中国vsアメリカ 宿命の対決と日本の選択著者:橋爪 大三郎(はしづめ・だいさぶろう)出版:河出新書価格:900円+税(2020年12月 初版発行)---------- マイミクさんお薦めの本です。著者は【はじめに】で、本書の狙いを述べています。“本書はこの、

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題名:生まれ変わり著者:ケン・リュウ(KEN LIU)訳者:古沢 嘉道(ふるさわ・よしみち)、幹 瑤子(みき・ようこ)、大谷 真弓(おおたに・まゆみ)出版:新☆ハヤカワ・SF・シリーズ価格:2,300円+税(2019年2月 発行)---------- マイミクさんお薦めのS

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題名:騙し絵の牙著者:塩田 武士(しおた・たけし)出版:KADOKAWA価格:1,600円+税(2017年9月 4版発行)---------- 3月に『デルタの羊』(2020年作品)を読んで感銘を受けた塩田武士さんが2017年に発表した小説です。『デルタの羊』の著者紹介欄には次のよ

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題名:盤上のアルファ著者:塩田 武士(しおた・たけし)出版:講談社価格:1,500円+税(2011年1月 第1刷発行)---------- 3月に読んだ『デルタの羊』(2020年刊行)で感銘を受けた塩田武士さんのデビュー作です。将棋を題材にした内容で、ヘボ将棋を指す私に

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題名:天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々著者:Mason Currey(メイソン・カリー)訳者:金原 喘人/石田 文子出版:フィルムアート社価格:1,800円+税(2014年12月 初版発行)---------- テレビで某社の社長が、今読ん

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題名:生き物の死にざま はかない命の物語著者:稲垣 栄洋(いながき・ひでひろ)出版:草思社価格:1,400円+税(2020年7月 第2刷発行)---------- マイミクさんの読書日記で知った本です。農学博士:稲垣栄洋さんの著書は初めて読みました。全部で27篇ある

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題名:脳はすこぶる快楽主義著者:池谷 裕二(いけがや・ゆうじ)出版:朝日新聞出版価格:1,400円+税(2020年10月 第1刷発行)---------- 池谷裕二さんが「週刊朝日」に連載している「パテカトルの万能薬」シリーズの第3弾エッセイです。帯に“美男美女を

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題名:デルタの羊編著:塩田 武士(しおた・たけし)出版:KADOKAWA価格:1,700円+税(2020年10月 初版発行)---------- マイミクさんが紹介されていた小説です。今や日本を代表する文化として世界に発信されるアニメーションですが、その世界を丁寧に描いた

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題名:小川洋子の陶酔短編箱編著:小川 洋子(おがわ・ようこ)出版:河出書房新社価格:1,900円+税(2014年1月 初版発行)---------- 小川洋子さんによるアンソロジーです。年代が様々な十六の短編で編まれています。巻末の「私の偏愛短篇箱」から編者の思

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ペスト[読書日記819]
2021年02月21日20:18

題名:ペスト編著:カミュ(Albert Camus)訳者:宮崎 嶺雄(みやざき・みねお)出版:新潮文庫価格:750円+税(令和2年4月88刷刷)---------- 1回目の緊急事態宣言が終った時に購入した『ペスト』を読みました。コロナ禍が収まってから、わだかまり無く読

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題名:できない脳ほど自信過剰著者:池谷 裕二(いけがや・ゆうじ)出版:朝日新聞出版価格:1,400円+税(2017年5月 第1刷発行)---------- 池谷裕二さんの科学エッセイです。週刊誌の連載エッセイ「パテカトルの万能薬」の抜粋版で2017年に刊行されました。

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題名:一億三千万人のための『論語』教室著者:高橋 源一郎(たかはし・げんいちろう)出版:河出新書価格:1,200円+税(2019年12月 4刷発行)---------- マイミクさんが読まれていた高橋源一郎さん訳の『論語』です。『論語』は知っていましたが、この本で初

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題名:日本習合論著者:内田 樹(うちだ・たつる)出版:ミシマ社価格:1,800円+税(2020年10月 初版第3刷発行)---------- 内田樹さんによる日本文化論です。“習合”という言葉は私には馴染みがなかったのですが、要するに「両方の良い所をとる」という、

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題名:普段着の住宅術著者:中村 好文(なかむら・よしふみ)出版:王国者価格:1,800円+税(2002年6月 2刷発行)---------- 建築家:中村好文氏のエッセイです。本書を知ったきっかけは、前々回の読書日記に書いた『鬱屈精神科医、お祓いを試みる』で春日武

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題名:コロナと生きる著者:内田 樹(うちだ・たつる)岩田 健太郎(いわた・けんたろう)出版:朝日新聞出版価格:810円+税(2020年9月 第1刷発行)---------- 感染症専門医の岩田氏と思想家の内田氏による対談です。表紙裏の惹句を紹介します。“リスクを

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題名:中野京子の西洋奇譚著者:中野 京子(なかの・きょうこ)出版:中央公論新社価格:1,700円+税(2020年9月 初版発行)---------- マイミクさんが紹介されていた西洋の歴史奇譚です。中央公論新社のホームページにあった紹介文を引用します。“箒にまた

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題名:鬱屈精神科医、お祓いを試みる著者:春日 武彦(かすが・たけひこ)出版:太田出版価格:1,600円+税(2017年7月 第1刷発行)---------- みなさま、明けましておめでとうございます。今年の一冊目は春日武彦さんのファンである友人から薦めたれた本です

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