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日記一覧
- 【初冬の惜別】先達にして戦争の語り部「お髭の斎藤さん」を送る
- 2020年11月29日15:42
慶弔というが、この歳になると慶事にはめったにお目にかからない。慶事は孫の世代の出来事であり、自分の孫でもない限りその場に招かれることはない。 初冬の落陽は早い 斎場への道は黄昏れつつあった そ
- 映る…でもって、撮す。
- 2020年11月25日15:51
ここへはよくくる。このお店の角に、郵便ポストがあるから････。 同じ場所で少しアングルを変えて。ちょっと陽が西に傾いた頃。
- 狭い行動半径の中から
- 2020年11月24日13:45
映画もコンサートもままならない今、図書館のみは定期的に通っている。書はたしかに世界を広くするのだろうが、身体が接触する世界はどんどん狭く限定されている。 もうさほど遺された時間はなく、ただでさえ行動半径は狭まっているのに、接触しうる範囲で
- 世界が消費の対象になるという究極のニヒリズム（読書ノート）
- 2020年11月21日00:21
以下は、『世代問題の再燃 ハイデガー、アーレントとともに哲学する』森 一郎（明石書房）を読了した後、それに触発された考察である。 著者は、ハイデガーが「死への先駆」から思考を展開したのに対し、アーレントの哲学を「生誕」をキーワードにして読
- 差別と欲望の黙示録 『フライデー・ブラック』を読む
- 2020年11月19日00:28
以下は、『フライデー・ブラック』（ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー 押野素子：訳 駒草出版）を読んだメモ。 この書を手にとったのはまったくの偶然だった。図書館へ行って新着図書の棚を見ていたときだった。ここのとこ
- 生殺しの「戦後」＆その亡霊 ジョン・ダワーを読む
- 2020年11月16日11:34
『敗北を抱きしめて』上・下 著者：ジョン・ダワー（岩波書店）について 上・下巻合わせて1,000ページほどある書を、1ヶ月かけて読了した。遅いと思われるかもしれないが、ほかの読書と並行してであるし、時には、ほかの資料に
- お話がない写真なんてつまらない！
- 2020年11月13日00:22
ちょっとしたお話が創れそうな絵を撮ったが、そのお話がでてこない。 子供の頃、あんなにお話を作るのが好きで、なんでもないことからいろんなお話を紡ぎ出していたのに、いまやすっかりその能力が枯渇したようだ。
- おりん婆さんは自分の歯を石で砕いた 捨てられる老女と捨てられない爺
- 2020年11月07日01:31
一日中曇りの予報だったが、午後二時ぐらいから秋の日差しが。 予約してあった歯科へ出かける。別にどこも悪いところはないのだが、市の医療行政の一環として、「口腔検診」が安価で受けられるというので腰を上げた次第。 空は典型的
- ある三位一体論…読書ノートから
- 2020年11月05日18:03
「象徴天皇制と戦後民主主義と資本主義の共犯関係」から完全に独立した思想的基盤を、芸術は持ってはいない。構造的に持ち得ないのだ。だから社会と和合する方向しか残っていない。その意味において現在の美術、芸術は潜在的に「体制の表現」であり、体制
- 【矍鑠！】101歳現役の方と同席した研究会
- 2020年11月01日15:52
誘われて、名古屋の河合塾本部で行われた河合文化教育研究所の公文宏和氏主宰の経済研究会、第150回のそれに参加した。この公文氏とはFaceBookで友人にしていただいている。 なお、この研究会、「経済」の名を冠してはいるが、必ずしも経済学や経済の動向
