アメリカの映画監督ジョナサン・デミさんが亡くなった。おそらく、大多数にとっては「羊たちの沈黙」の監督として認知されているだろうが、私にとっては、その数年前に公開された「ストップ・メイキング・センス」の監督としての認知が先だった。「羊〜」は完

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少し前にアフタヌーンに連載されていた作品。内容は、科学的な事故で「生命体」の通過を遮断するバリアに囲まれた町における、囚われた住民の物語。作品としての特徴は、冒頭に囚われの町の終焉が描かれた後、時系列に関係なく、物語が綴られていくところ。閉

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今日のBGMは「Wrecking Ball / Emmylou Harris」。1995年の作品だが、今回は2014年にボーナスＣＤ＋ＤＶＤ付で再発されたデラックス版。もともとカントリー・フォーク系列の歌手だが、本作では Daniel Lanois のプロデュースのもと、新境地を開拓している。バ

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今日のBGMは「Be Myself / Sheryl Crow」。４月に発表された新作アルバム。早いもので前作「Feels Like Home」から３年半が過ぎていた。今回は、全体的に勢いがいい。ボーカルは、時に昔のようで、時にコケティッシュ、時に艶っぽい。その中でも力強さに溢れ

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少し前にマイミクさんが紹介していた小説の第１巻に相当する、平成20年に出版された作品。面白かった。自ら特異な事件の当事者となって実家を離れた少女が、身を寄せた先で他人の特異な物語を聞くことになるという設定だが、単なる不思議物語の寄せ集めでなく

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第１巻の発売から５ヶ月、ようやく続刊が出た。本巻では、「箱」の中の異世界において、徐々に絞り込まれていく登場人物の行動が綴られるが、取り立てての新展開はない。その分、不条理な「諸星」ワールドが描かれているのは楽しい。連載表紙を活用しての「パ

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今日のBGMは「Life Love Flesh Blood / Imelda May」。４月に発売された新作は、プロデューサーにT・ボーン・バーネットを迎え、シンプルな構成のバックのもと、都会的な唄を聴かせてくれる。派手な演出はないが、ボーカルの魅力が最も映えるように計算された

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昨年秋、久正人先生の「エリア５１」１３巻と「ジャバウォッキー１９１４」２巻の同時発売を記念したプレゼント企画があった。その賞品のひとつが、サイン入り複製原画セットで、当選者は５０人だった。あれから半年、応募したことすら忘却の彼方にあった賞品

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今日のBGMは「アルティメット・ベスト ~ グレイテスト・ヒッツ I＆II / JOURNEY」。日本独自企画の２枚組ベスト盤。全３５曲のてんこ盛りでも、さすがにヒット曲のオンパレードなのは凄い。個人的には２枚のアルバム「ESCAPE」「FRONTIERS」の頃が一番旬だと

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今日のBGMは「Buckingham Nicks / Buckingham Nicks」。Lindsey Buckingham と Stevie Nicksが1973年に発表したアルバムが、大量のボーナストラック付きで紙ジャケＣＤ化された。Fleetwood Mac に加入する前の二人の、アコースティックな名演を聴くことができ

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ネット掲載の山本弘さん「ＢＩＳビブリオバトル部」最新作の第四部内で紹介された書物のうち、最も興味を惹かれたもの。面白かった。日本語版の発行は2014年５月と、約３年前。内容は、近未来、社会が荒廃するなかで、全世界に普及した仮想空間「オアシス」内

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「攻殻機動隊」のハリウッド実写版。正直言って、あまり期待しないで観に行った。実際に観て、やはり、それなりの作品でしかなかった。随所に1995年のアニメ版をなぞったシーンが出てくるが、物語の本質は変更されている。原作の世界設定に「９課」の概念を残

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今日のBGMは「Triplicate / Bob Dylan」。先月末に発売されたニューアルバム。前２作に引き続き、今回もアメリカのスタンダード曲のカバー。そして今回は、前30曲の３枚組。収録時間が全部で約90分なのに３枚に分けているのは、それぞれのディスクにテーマを

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