平野啓一郎「ある男」読了(文學界6月号)。愛する人の過去を知った後も愛し続けられるだろうか。「法律」「倫理」「差別」。そういった重い問題に自在に言及しつつ、ある人物の生を辿り、思想を浮き彫りにしていく手法は、前作の『マチネの終わりに』同様、
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