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原始仏教コミュの最も具体的な記述がある修行方法「四念処」

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最も具体的な記述がある修行方法は、四念処です。






・長部経典 第22経 「大念処経」 四念処(原仏2 P375–418)
 1 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28077372&comm_id=951429
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 4 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28162400&comm_id=951429
 5 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28198584&comm_id=951429 完

・中部経典 第118経 「念息経」十六念息(原仏7 P161–176)
 1 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28816502&comm_id=951429
 2 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28859268&comm_id=951429 完

・中部経典 第119経 「念身経」 念身 (原仏7 P177–191)
 1 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28721276&comm_id=951429
 2 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28734432&comm_id=951429 完






全原始仏典は書籍約25冊分とかなりの量があります。原始仏典コミュニティでも一部しか紹介できていませんが、全原始仏典を読んだ後で「最も詳細で具体的な修行方法の記述がある経典」を探すと結局、上の経典だけが残ります。全て四念処に絡んだ修行方法です。

他の修行もありますが「ここまで具体的な修行方法の記述は上の経典しかない」ということです。つまり、上の修行方法についてはある程度一致した方法で修行者同士の共通認識として受け入れることができると思います。他の曖昧な修行についてはそれぞれの修行者の独自なアプローチや個性が出て来ると思います。


四念処は七科の第一科であり、特別な地位が与えられています。「比丘は念じて自覚しておれ。これが私の教えである」とゴータマが最後の旅でもよく言っている通りです。多くの仏教宗派がありますが「四念処」を中心の修行法に据えた宗派がないことに気付かれることと思います。そしてましな宗派でさえ「所作の自覚」にとどまっており、「自己の心身の全て・自己存在の全てを知り尽くすところまでの四念処」を目標としていないことが上の経典を読まれればわかると思います。確かにこれは失われた修行法です。書籍に記述はありますが、実践者・指導者・マスターである阿羅漢としての先達が失われたという意味で、正法は滅したということです。

ただ「最も具体的な記述」と言っても意味が判然としない箇所が上の経典には多々あります。しかし、他の三十七道の修行方法についてはさらに曖昧でわかりにくいものです。結局のところ、原始仏教の修行は全て「個人の頭の中での出来事」であり、スポーツや楽器の訓練と違って目に見える形や耳に聞こえる音で示すことができないことが困難さを助長している原因です。


在家でも出家でも「あなたがたが愛する親族や新参の比丘には四念処を修習させなさい」という主旨のことをゴータマは言っています。「やはり四念処なのか」というのは原始仏典を読むと誰もが思うことだと思います。後は信じて実践するだけです。「こんなことやって意味が有るのか。そもそもこのやり方で正しいのか」という疑問が次から次へと湧いてくるかも知れませんが、そこは自覚と根本作意で疑いの蓋いを各自で払っていっていただけたらと思います。


全原始仏典を読んだ人も結局、上の経典を信じて四念処を実践することになります。結局四念処ですので、原始仏典を全て読んでない人でも四念処を実践して損することは何もありません。とりあえず、三十七道第一であり、十一涅槃道第一である「念身」からがおすすめです。修行方法は上の念身経に書いてある通りです。

コメント(1)

おっしゃるように四念処はシャキャムニ・ブッダが繰り返し強調された修行の基本ですね。四念処こそを忘れることなく、怠ることなく、日常的に実践してゆきたいと思います。

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