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原始仏教コミュの「一瞬、修行するだけでも空しくない修行」

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「弾指品」

 1 四禅那
 2 四無量
 3 四念処
 4 四正勤
 5 四神足
 6 五根
 7 五力
 8 七覚支
 9 八聖道
 10 八勝処
 11 八解脱
 12 十遍
 13 十想:不浄想・死想・食違逆想・一切世間不歓喜想
      無常想・無常苦想・苦無我想・断想・離貪想・滅想
 14 十想:無常想・無我想・死想・食違逆想・一切世間不歓喜想
      骸骨想・蟲啖想・青瘀想・穿孔想・膨張想
 15 十念:念仏・念法・念想・念戒・念捨・念天・念息・念死・念身・念休
 16 四禅那倶行の五根五力
 17 四無量倶行の五根五力






増支部経典>一集>第二十 静慮品


「比丘たちよ、一弾指(指を弾く一瞬間)の間であっても、比丘が初禅那を修するならば、比丘たちよ、この比丘が住する禅那は空しくはない。彼は師の教えを護り、教えに従い、空しく国土の施食を享けないものと言われる。いわんや多く為す場合は言うまでもない。
 比丘たちよ、一弾指の間であっても、比丘が第二禅那を修するならば、比丘たちよ、この比丘が住する禅那は空しくはない。彼は師の教えを護り、教えに従い、空しく国土の施食を享けないものと言われる。いわんや多く為す場合は言うまでもない。
 比丘たちよ、一弾指の間であっても、比丘が第三禅那を修するならば、比丘たちよ、この比丘が住する禅那は空しくはない。彼は師の教えを護り、教えに従い、空しく国土の施食を享けないものと言われる。いわんや多く為す場合は言うまでもない。
 比丘たちよ、一弾指の間であっても、比丘が第四禅那を修するならば、比丘たちよ、この比丘が住する禅那は空しくはない。彼は師の教えを護り、教えに従い、空しく国土の施食を享けないものと言われる。いわんや多く為す場合は言うまでもない。

 ・・・慈心解脱を修するならば・・・
 ・・・悲心解脱を修するならば・・・
 ・・・喜心解脱を修するならば・・・
 ・・・捨心解脱を修するならば・・・

 ・・・身において身随見に住し、熱心・正知・正念にして・・・
 ・・・受において受随見に住し・・・
 ・・・心において心随見に住し・・・
 ・・・法のおいて法随見に住し・・・

 ・・・いまだ生じない悪不善法を生じさせないために・・・
 ・・・すでに生じた悪不善法を断つために・・・
 ・・・いまだ生じない善法を生じさせるために・・・
 ・・・すでに生じた善法を住させ、失わず・・・

 ・・・意欲三摩地勤行成就の神足を修するならば・・・
 ・・・精進三摩地勤行成就の神足を修するならば・・・
 ・・・心三摩地勤行成就の神足を修するならば・・・
 ・・・考察三摩地勤行成就の神足を修するならば・・・

 ・・・信根を修するならば・・・
 ・・・精進根を修するならば・・・
 ・・・念根を修するならば・・・
 ・・・定根を修するならば・・・
 ・・・慧根を修するならば・・・

 ・・・信力を修するならば・・・
 ・・・精進力を修するならば・・・
 ・・・念力を修するならば・・・
 ・・・定力を修するならば・・・
 ・・・慧力を修するならば・・・

 ・・・念覚支を修するならば・・・
 ・・・択法覚支を修するならば・・・
 ・・・精進覚支を修するならば・・・
 ・・・喜覚支を修するならば・・・
 ・・・軽安覚支を修するならば・・・
 ・・・定覚支を修するならば・・・
 ・・・捨覚支を修するならば・・・

 ・・・正見を修するならば・・・
 ・・・正思惟を修するならば・・・
 ・・・正語を修するならば・・・
 ・・・正業を修するならば・・・
 ・・・正命を修するならば・・・
 ・・・正精進を修するならば・・・
 ・・・正念を修するならば・・・
 ・・・正定を修するならば・・・

 ・・・内に色想を有し、外に少量の色の好悪を・・・
 ・・・内に色想を有し、外に無量の色の好悪を・・・
 ・・・内に色想なく、外に少量の好悪を・・・
 ・・・内に色想なく、外に無量の好悪を・・・
 ・・・内に色想なく、外に色を見る。青、青顕・・・
 ・・・内に色想なく、外に色を見る。黄、黄顕・・・
 ・・・内に色想なく、外に色を見る。赤、赤顕・・・
 ・・・内に色想なく、外に色を見る。白、白顕・・・

 ・・・色を有して色を観る・・・
 ・・・浄であると勝解して・・・
 ・・・空無辺処を具足して住する・・・
 ・・・識無辺処を具足して住する・・・
 ・・・無所有処を具足して住する・・・
 ・・・非想非非想処を具足して住する・・・
 ・・・想受滅を具足して住する・・・

 ・・・地遍を修する・・・
 ・・・水遍を修する・・・
 ・・・火遍を修する・・・
 ・・・風遍を修する・・・
 ・・・青遍を修する・・・
 ・・・黄遍を修する・・・
 ・・・赤遍を修する・・・
 ・・・白遍を修する・・・
 ・・・空遍を修する・・・
 ・・・識遍を修する・・・

 ・・・不浄想を修する・・・ 
 ・・・死想を修する・・・ 
 ・・・食において違逆想を修する・・・ 
 ・・・一切世間において不歓喜想を修する・・・ 
 ・・・無常想を修する・・・ 
 ・・・無常において苦想を修する・・・ 
 ・・・苦において無我想を修する・・・ 
 ・・・断想を修する・・・ 
 ・・・離貪想を修する・・・ 
 ・・・滅想を修する・・・ 

 ・・・無常想を修する・・・ 
 ・・・無我想を修する・・・ 
 ・・・死想を修する・・・ 
 ・・・食において違逆想を修する・・・ 
 ・・・一切世間のおいて不歓喜想を修する・・・ 
 ・・・骸骨想を修する・・・ 
 ・・・蟲啖想を修する・・・ 
 ・・・青瘀想を修する・・・ 
 ・・・穿孔想を修する・・・ 
 ・・・膨脹想を修する・・・ 

 ・・・念仏を修する・・・ 
 ・・・念法を修する・・・ 
 ・・・念僧を修する・・・ 
 ・・・念戒を修する・・・ 
 ・・・念捨を修する・・・ 
 ・・・念天を修する・・・ 
 ・・・念息を修する・・・ 
 ・・・念死を修する・・・ 
 ・・・念身を修する・・・ 
 ・・・念休息を修する・・・ 
 
 ・・・初禅那倶行の信根を修する・・・
 ・・・初禅那倶行の精進根を修する・・・
 ・・・初禅那倶行の念根を修する・・・
 ・・・初禅那倶行の定根を修する・・・
 ・・・初禅那倶行の慧根を修する・・・
 ・・・初禅那倶行の信力を修する・・・
 ・・・初禅那倶行の精進力を修する・・・
 ・・・初禅那倶行の念力を修する・・・
 ・・・初禅那倶行の定力を修する・・・
 ・・・初禅那倶行の慧力を修する・・・

 ・・・第二禅那倶行の信根を修する・・・
 ・・・第二禅那倶行の精進根を修する・・・
 ・・・第二禅那倶行の念根を修する・・・
 ・・・第二禅那倶行の定根を修する・・・
 ・・・第二禅那倶行の慧根を修する・・・
 ・・・第二禅那倶行の信力を修する・・・
 ・・・第二禅那倶行の精進力を修する・・・
 ・・・第二禅那倶行の念力を修する・・・
 ・・・第二禅那倶行の定力を修する・・・
 ・・・第二禅那倶行の慧力を修する・・・

 ・・・第三禅那倶行の信根を修する・・・
 ・・・第三禅那倶行の精進根を修する・・・
 ・・・第三禅那倶行の念根を修する・・・
 ・・・第三禅那倶行の定根を修する・・・
 ・・・第三禅那倶行の慧根を修する・・・
 ・・・第三禅那倶行の信力を修する・・・
 ・・・第三禅那倶行の精進力を修する・・・
 ・・・第三禅那倶行の念力を修する・・・
 ・・・第三禅那倶行の定力を修する・・・
 ・・・第三禅那倶行の慧力を修する・・・

 ・・・第四禅那倶行の信根を修する・・・
 ・・・第四禅那倶行の精進根を修する・・・
 ・・・第四禅那倶行の念根を修する・・・
 ・・・第四禅那倶行の定根を修する・・・
 ・・・第四禅那倶行の慧根を修する・・・
 ・・・第四禅那倶行の信力を修する・・・
 ・・・第四禅那倶行の精進力を修する・・・
 ・・・第四禅那倶行の念力を修する・・・
 ・・・第四禅那倶行の定力を修する・・・
 ・・・第四禅那倶行の慧力を修する・・・

 ・・・慈倶行の信根を修する・・・
 ・・・慈倶行の精進根を修する・・・
 ・・・慈倶行の念根を修する・・・
 ・・・慈倶行の定根を修する・・・
 ・・・慈倶行の慧根を修する・・・
 ・・・慈倶行の信力を修する・・・
 ・・・慈倶行の精進力を修する・・・
 ・・・慈倶行の念力を修する・・・
 ・・・慈倶行の定力を修する・・・
 ・・・慈倶行の慧力を修する・・・

 ・・・悲倶行の信根を修する・・・
 ・・・悲倶行の精進根を修する・・・
 ・・・悲倶行の念根を修する・・・
 ・・・悲倶行の定根を修する・・・
 ・・・悲倶行の慧根を修する・・・
 ・・・悲倶行の信力を修する・・・
 ・・・悲倶行の精進力を修する・・・
 ・・・悲倶行の念力を修する・・・
 ・・・悲倶行の定力を修する・・・
 ・・・悲倶行の慧力を修する・・・

 ・・・喜倶行の信根を修する・・・
 ・・・喜倶行の精進根を修する・・・
 ・・・喜倶行の念根を修する・・・
 ・・・喜倶行の定根を修する・・・
 ・・・喜倶行の慧根を修する・・・
 ・・・喜倶行の信力を修する・・・
 ・・・喜倶行の精進力を修する・・・
 ・・・喜倶行の念力を修する・・・
 ・・・喜倶行の定力を修する・・・
 ・・・喜倶行の慧力を修する・・・

 ・・・捨倶行の信根を修する・・・
 ・・・捨倶行の精進根を修する・・・
 ・・・捨倶行の念根を修する・・・
 ・・・捨倶行の定根を修する・・・
 ・・・捨倶行の慧根を修する・・・
 ・・・捨倶行の信力を修する・・・
 ・・・捨倶行の精進力を修する・・・
 ・・・捨倶行の念力を修する・・・
 ・・・捨倶行の定力を修する・・・
 ・・・捨倶行の慧力を修するならば、比丘たちよ、この比丘の住する禅那は空しくはない。彼は師の教えを護り、教えに従い、空しく国土の施食を享けないものと言われる。いわんや多所作する場合は言うまでもない」

     南伝大蔵経17 増支部経典1 P56-65





慈心の弾指

「比丘たちよ、一弾指の間であっても、比丘が慈心を発すならば、比丘たちよ、この比丘の住する禅那は空しくはない。彼は師の教えを護り、教えに従い、空しく国土の施食を享けないものと言われる。いわんや多く為す場合は言うまでもない。

比丘たちよ、一弾指の間であっても、比丘が慈心を修習するならば、比丘たちよ、この比丘の住する禅那は空しくはない。彼は師の教えを護り、教えに従い、空しく国土の施食を享けないものと言われる。いわんや多く為す場合は言うまでもない。

比丘たちよ、一弾指の間であっても、比丘が慈心を作意するならば、比丘たちよ、この比丘の住する禅那は空しくはない。彼は師の教えを護り、教えに従い、空しく国土の施食を享けないものと言われる。いわんや多く為す場合は言うまでもない」

     南伝大蔵経17 増支部経典1 P15

コメント(3)

コミュニティトップの文句を少し変更しました。


「私は知るべきことを知り、修習すべきことを修習し、
 断つべきことを断った。それゆえ私はブッダである。
 バラモンよ。私への疑いをなくせ。
 バラモンよ。私を信ぜよ。
 ブッダたちをしばしば見ることは得難い。
 彼らが世間に出現するのは実に得難い。
 バラモンよ。私はそのブッダである。
 私はその無上の治療者なのである」

       『南伝大蔵経24』大蔵出版 P212
       『ブッダのことば』岩波文庫 P125





僕は現時点では原始仏教を信じていますから、一日に三秒でも慈心を修している人は生きる価値がある人だと思っています。世間に認められなくとも生きるに値する人というのは存在すると思っています。

僕はいつも自分に「法とともにあれ」と言い聞かせています。誰も自分を認めてくれなくともこの現実、事実、真実とともに自分があればそれでよいと思っています。業の報いが真実であるならば、時満ちたときには幸いは来るからです。

だから慈心を修するときはいつもこう思うようにしています。「福よ来たれ。法とともにあれ」。未来を信じるからこそ頑張れます。期待外れの未来が来ても、損失とロスを惜しまずにさらなる新しい試みを続けようと思えるからこそ頑張れます。

本当の意味での信というのは「自分の生き方や考え方ややり方は間違っているかも知れないけれども、それでも今の自分に立って色々な試行錯誤を決してやめない」というところにあると思います。原始仏教は関係なく、人は自分の信念を貫いたほうがいいし、自分の信念を貫くしかないし、自分の信念から始めることしかできませんから。



台風も過ぎて秋の足音が近づいてきました。「一葉落ちて天下の秋を知る」と言います。「一愛尽きて愛尽解脱を知る」も可だと思います。自分が何に執着しているか、自分が何に執着していないか、執着があるところに何があるか、執着していないところに何がないか、その比較検討が内の四諦に向けられた法念処であり、流れに入る原因となると思います。


「瞑想の秋」にしたいですね。
そう言っていただきとても嬉しく思います。まだまだ検証中の身で自信を持っては断言できませんが、ありがとうございます。今後も精進していきたいです。紙猫博士さんの未来にも幸多からんことを思います。

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