〜第20回本屋大賞を受賞した凪良ゆうによる恋愛小説「汝、星のごとく」を、「正体」「新聞記者」の藤井道人監督が実写映画化。同じく凪良ゆう原作の「流浪の月」でも共演した横浜流星と広瀬すずが主演を務め、風光明媚な瀬戸内の島で出会った男女の15年にわたる愛と人生の選択を描く〜
〜美しい海と空が広がる、瀬戸内のとある島。京都から島の高校に転校してきた青埜櫂には、漫画原作者になるという夢がある。一方、この島で生まれ育ち母と暮らす井上暁海は、大好きな刺繍を仕事にしたいと願っていた。ともに複雑な家庭の事情を抱える孤独な2人は惹かれ合い、恋に落ちる。やがて櫂は夢を追って上京するが、暁海は家族を支えるため島に残ることになる。離ればなれになった2人の間には、物理的な距離のみならず、心のすれ違いが生じはじめる。いくつもの岐路が無情にも突きつけられていくなか、2人は15年の恋愛の末に、ある決断をくだす〜<映画.comさんより>
藤井道人監督作品は何本か観ていて、比較的相性が良いので、今作も観てみることに。
まず瀬戸内が舞台というのが良かった。美しい海と空、そして大小さまざまな島。
島々を繋ぐ橋の風景が何度か映って、あぁああ、この橋は人と人の心も繋げているなと。
しかし、その自然の美しさとは裏腹に、島には、ある意味、島ならではの暗部がある。
噂はあっという間に広がるし、’普通ではない’者は、排他的に扱われる。
しかしパピコはずるい(笑)
高校生の櫂と暁海は、互いの親のいびつな部分を見せてしまったことから親しくなっていく。
それぞれの夢。
島に転校してきた櫂は、漫画原作者(絵の担当は尚人)として認められ、早く島を脱出したかった。
一方、この島で生まれ育ち母と暮らす暁海は、心の病を抱える母親をひとりにすることなんてできず、この島で刺繍を仕事にしたいと願っていた。
櫂は尚人との共作漫画がある編集者に認められ、念願叶って、東京暮らしが始まる。
最初は駆け出しだったものの、次第次第に漫画は人気が出始め、ついには信じられない額の収入を得るように。
それは暁海からすると、どことなく♪木綿のハンカチーフ状態。
それでも櫂の暁海への愛は変わっていないようで、暁海に次から次へと高価なプレゼントを贈っている。
されど、櫂は暁海との会話が退屈になったり、暁海は櫂の浮気を知ったり。
櫂の唯一無二の漫画パートナーの尚人はゲイで、年下の恋人がいる。
ある時、尚人はそのことでスキャンダルに巻き込まれ、連載は打ち切りに。
その後の櫂は、荒れた生活になっていきます。お酒の量も増え...。
暁海の方にも、いろんなことが起こります。
まとまったお金が必要になり、櫂のもとへ。
暁海が島に戻ると、高校時代の北原先生から「お互いを補うために互助会結婚しませんか?」と提案される。
この島では、2人とも、’普通でない’ゆえ、とげとげしい扱いを受けてきました。
後に結婚した途端、人々の態度があからさまに変化する。
その後、櫂は道端で吐血して・・・。
※予告編
https://youtu.be/PoMq1TVEj-k?si=aPGbc55TxYU7eHn9
横浜流星と広瀬すずは、人気も実力も兼ね備えたスターですね〜。ずっとキラキラ。
横浜流星の役作りはハンパないし、広瀬すずの細やかな表情の変化には見惚れる。
後半、まわりからすすり泣きが聞こえてきたんですが・・・私は同じ頃、首をかしげていました。
松村北斗の尚人、めっちゃいいのに、どうしてもっと描かない?どうして○なせた?
元恋人が海外で成功したのなら、会いに行かせてあげてほしかった
長谷川博己の北原先生も興味深いのに、どうしてもっと描かない?
石田ゆり子の役もまたしかり。
その点、櫂の母親については、しっかり描けていた。
母親は、辛いから、病気の櫂に会いに行けない。見てきてほしいと暁海に頼む。
暁海は「そんなの...だめですよ...」
母親としてはあり得ないけど、リアルだった。
花火シーンが3回あって、櫂と暁海は1回目と2回目は見逃がしてしまう。
1回目は恋に夢中で、2回目は別れが過って、そして3回目は・・・。
これは上手かったな。原作もこうなのか、脚色でこうなったのか?
総評:主演2人が素敵だったので、まあ、観て損はしなかった。
ただ、途中から「作り物だな」って、冷めた見方になってしまい...。
主題歌も「いかにも泣かせたい」っていう’気合’が感じられて、個人的に苦手でした。
やっぱり私はリアル系が好きゆえ、評価はいまひとつに。ごめんなさい。3.5☆
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