気がつくと、木曜日が終わろうとしている。
あれ?
明日、もう金曜日で一週間の仕事が終わっちゃう?
なんか、一週間が早いな。
顕著に感じるのは、図書館で借りてきた本が、読めていないことだ。
あっという間に、返却期限がきてしまう。
電子書籍なら、散歩や通勤で読んでいるけど、紙の本ってのは、向き合うことが必要だからなぁ。
年度はじまりで、仕事が詰まっているということもあるのかもしれない。
今週は、土曜日にマンションの管理組合の総会があったり、学童の保護者会と総会があったりと、週末もなかなか詰まっている。
ゆっくり紙の本を読んだり、模型を作ったりする時間がほしい、と痛切に思う。
ただ、一方で別の視点も思い出すんだよね。
独身時代、仕事以外のすべての時間は、自分だけのものだった。
20代から30代前半にかけて、今から考えると驚くほどの時間があったにもかかわらず、当時の自分はそれをもてあましていた。
だから、ジム通いを始めたり、思い立ったように京都に行ったりして、なんとか意味のある時間を作ろうとしていた。
時間があることよりも、時間がほしいと思えることの方が、案外幸せなのかもしれない。
あんまり言い切ると、当時の自分を全否定しているみたいだけど、そういうわけでもなくてさ。
20代、30代にはそのときの楽しみや喜びがあったと思う。
楽しい気持ちやうれしい気持ちだけでなく、つらい、寂しいと思う部分も含めて、感情の振幅は生きている時間の行動の大きさともいえるだろう。
そのときはしんどくても、振幅の分だけ中身がつまった、といえるんじゃないかな。
まぁ、そのときなりの過行く時間を、味わっていこう。
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