妻が、
「この人、知ってる?」
と聞いてきた。
田坂広志という、ビジネス書を多く出している作家さんだった。
なにかで知って、検索し、サイトをみつけていろいろ読んでみたら、今の妻にひびくものがあったという。
田坂氏の本は、何冊か読んだことがある。
今年に入ってからだと、「ダボス会議に見る 世界のトップリーダーの話術』を読んでいた。
何冊か読んでいるから、ネガティブな印象はないんだけど、妻が感銘が受けたようすをみるに、俺にとってはそこまで、と思ってしまうところ。いや、面白くないと言っているわけじゃないんだけどさ。
思い出したのは、本屋さんではじめて内田樹や佐藤優という作家さんを知ったときのこと。
内田樹については、まったく知識がないなかで『ひとりでは生きられないのも芸のうち』だったと思うんだけど、本と目が合い、ぱらりらとめくって買って読み、サイトを探したり、他の本を買っては読んでいたっけ。
佐藤優、養老孟司の本もそれに近いような印象がある。どの本だったかまではあまり覚えていないけど。佐藤優はやっぱり『国家の罠』からじゃないかな。
本、に限らずかもしれないけど、そのときそのときの出会いで、強くひびくときがあるんだろうな。
そういう出会いは、大事だと思う。
何がひびくか、っていうのは、個々のものだから言葉にはなかなかできないんだよね。
妻の言葉で思い立ち、俺も田坂氏の本を一冊読んでみた。
まぁ何冊かすでに読んでいるわけだから、新鮮なひらめきみたいなものはないんだけど、楽しく読むことができた。
ブクログに登録したら、登録した本の数がちょうど1800冊になっていた。
レビューをアップしているのは1300弱、読んでいないものも登録している本はあるから、ぜんぶ読んだわけじゃないんだけどね。
ちょっとキリ番、かな。
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