うちのマンションの裏には、竹やぶがあります。
今のシーズンは、タケノコがとれるので、ちょくちょく掘っている人もいるんじゃないかなぁ。最近は、あまりみかけないので、うちくらいになってしまったのかもしれませんが。
タケノコって、掘るのは楽しいけど、食べられるところまでいくのは、けっこうめんどくさいからね。
とはいえ、子どもにとってはただ楽しいばかりのようで、土曜日の体操教室の帰り、二子shu-3が、
「そろそろじゃない?」
家につくとそのまま竹やぶへ。
「あったぁ!」
最近あたたかくなったせいか、けっこうはえていました。
もう大きくないか?というのもあったくらいで。
そのまま家に帰って、ちっちゃいショベルを持ってきて、掘り始めます。
地面は固いし、けっこうたいへんではあるんですが、狩猟採集民の血が騒ぐのか(笑)、夕方、日が暮れかけた中、汗ばみながらも楽しく土を掘り返しました。
数本掘り、
「さぁ、帰ろうか。うちばっかり掘ったら、悪いからな」
戻ろうとすると、
「最後に、これ掘っておわりにしよ」
shu-3が指差したのは、けっこう大きくなった一本。
「これは掘っても、大きすぎるよ。かたくて食べられないかもしれないし、掘るのもたいへんだ」
そんなふうにとめるものの、shu-3は聞きません。
自分で、園芸用の小さいスコップで掘り始めています。
やれやれ。
結局は、私が掘ることになるんですけど、なかなかの苦闘でした。
とったどぉ、とばかりにうれしそうに家に持ち帰ります。
「大きすぎるでしょ。かたくてたべられないよ」
妻が苦笑まじりに言います。
だよね。
「
妻の実家は、けっこう広くて庭に竹やぶがあります。なので、私よりもタケノコに関してははるかに詳しく(苦笑)、これくらいかな、と掘ってきたものは、ぜんぶ大きいとの話でした。
もう夕方でくたびれていたので、ベランダに置いておいて、皮をむいて切り出したのは朝になってから。
切っていくと、意外と小さくなるもので、大きいかなと思ったものも、とりあえずはやってみることにしました。
鍋に入る大きさに切り分けました。
あとはヌカを入手しないとね。
去年は残念なことに、ちょうどマンションの敷地の農薬散布とかぶってしまい、収穫できませんでした。
久しぶりの収穫は、やっぱり気持ちが沸き立つものです。
春だなぁ、と。
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