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2024年04月03日22:05

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鉄道の利用マナー(改札を挟んでの荷物の受け渡しについて) 神戸市王子動物園のタンタンが突然旅立つ(メスのパンダ、28歳)

 4/3(水)

 今回第1章で、X(旧ツィッター)で話題になった投稿から、鉄道のルールについて、第2章に動物園関連ニュースとして、神戸市王子動物園で先月末亡くなったパンダのタンタンを取り上げる。

   第1章 鉄道のルール 改札を挟んで荷物を受け渡しする行為

 一般市民が、日常の些細な疑問を投げかけることができるX(旧ツィッター)にて、一つの投稿が話題となっていた。日付は2月25日付け、鉄道利用のルールについてである。JR高崎線の埼玉県鴻巣駅にて、「荷物の受け渡しを改札の外で行ってください」と書かれたポスターが貼られていたという。

鉄道を使うと、遠方の人と気軽に会うことができる。利便性と共に速達性から、差出人と受取人の間で、郵便や宅急便を使わずに、荷物の受け渡しもしやすい。鉄道の利用において、最低運賃を支払えば、改札の外へ出ない限り、離れた駅まで行くことができる。

 昨今の鉄道ルールを守らない利用者の多さから、JR東日本は啓発活動に勤しむ。旅客営業規則では、改札口での物品の受渡を禁止する条項はない。ただし、改札の中にとどまっていたとしても、切符の料金範囲を超えて遠方へ向って、戻ってくる「折り返し乗車」は、ルール違反である。

 JR東日本高崎支社の広報担当者によると、2020年には沿線内の上尾駅構内にも、改札を挟んで荷物を受け渡し行為は違反と書かれたポスターを貼り付けたという。ポスターの文面によると、駅員が改札を挟んで荷物を受け渡しを目撃した際、切符を拝見するという。改札口の内側にいた利用者は、見つかり次第、乗車駅から当駅までの正規の運賃を請求されることになる。

 鉄道やバスは、乗客の人数に関わらず、運営コストは変わらない。一人の利用客が、数キロ、はては数百キロ移動しようが、運営側のコストは基本同じである。つまり固定費の割合が極めて高い以上、乗客数の増減がダイレクトに収入に反映しやすい。

 近年、厳格に違反者を取り締まるようになった分けは、収益の低下にある。改札口を出なくても、一駅分の切符を購入して、離れた駅まで移動すれば、差額運賃を請求されても、利用者は断ることはできない。

 例え、一駅分の切符を、数時間後、対象となる駅の改札口に入れても、扉は開かず、締め出されてしまう。改札口を通過できなかった場合、駅員を尋ねて、事情を説明するしかない。

もちろん、人は誰しも、乗り換えの間違いや寝過ごしなどで、まっすぐ目的地に向うことができない場合もある。鉄道会社も、顧客の事情を考慮して、乗り換えの間違い、または乗り過ごしなどにより、目的の駅まで迂回しても多めに見ている。さすがに、利用者は、切符を通して厳密に時間管理をされているわけではない。

 意図的に荷物の受け渡しのために、切符の購入料金を超える駅まで訪れ、改札を出ることなく、折り返し乗車は禁止されている。

 鉄道は社会の重要なインフラである。事業に占める固定費の割合が高い以上、地方都市を中心に、乗客の減少は、経営難に繋がりやすい。

 写真=私が撮影 神奈川県内のJR相模線 撮影日2022年11月27日(日)沿線内の寒川駅の南側にて
フォト

 2021年3月13日(土)以降、首都圏を中心に、日本各地で軒並みJR・私鉄各路線が、終電を繰り上げた。始発の繰り下げと終電の繰上げは、コスト削減の方法の一つ、今後駅員を少なくする、またはワンマン運転の本数を増やすなど、人員の削減は確実視されている。多数の乗客が利用する首都圏を走る列車でのワンマン運転により、安全性に対して危惧された。運転手が、車掌の代わりも勤め、駅から発車する前、駆け込み乗客を見張る必要がある。駅の防犯カメラの設置数を増やす、または転落防止のホームドアを導入するなど、機械化に頼らざるを得ない。交通インフラとして鉄道会社は、人員削減と安全性確保の両面が問われている。

直近の鉄道関連日記 2024年2月10日付け ぬいぐるみと鉄道会社のコラボ企画 JR東、JR西、りんかい線の開業、マスコット「りんかる」 横浜人形の家の展示品「シルバニアファミリー」高校生が被災地を支援する
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1986944850&owner_id=32437106

   第2章 動物関連ニュース 神戸市王子動物園のタンタン(28歳のメスのパンダ)が、突然旅立つ

 新年度と共に、日本の動物園では、悲しいニュースがあった。兵庫県神戸市王子動物園で暮らしていた28歳の雌のパンダであるタンタンが、3月31日付で亡くなった。死因は心臓疾患による衰弱である。動物園は、一夜明けた4月1日に会見を開いた。加古裕二郎園長は、関係が悪化する日本と中国の架け橋になる存在だったと話した。

 タンタンは1995年9月産まれの28歳6ヶ月だった。人に置き換えると100歳相当の年齢である。西暦2000年に中国から譲り受けると、震災で家族を失い心の傷を負った人々の癒しの存在としても定着した。動物園のアイドルとして、市民から見守られてきたタンタン、高齢になり、余生を過ごす場として中国への帰還話も持ち上がった。西暦2020年には、中国に戻る予定だったものの、新型コロナ禍による規制を受けて、急遽延期が決まった。

 写真=2023年9月時のタンタン 提供元 王子動物園
フォト

翌2021年には、タンタン自身病気により、移動の負担から、再度帰還を見送ることになったのである。心臓の病気が判明し、容態を確認しながら、中国へ移送する手はずを整えていた。結果的に5回の延長を挟み、日本にとどまることになった。次第に体調の方も悪化した。2023年10月には、食欲不振から、ぐったりと寝ている時間が多くなった。動物園側は中国側と6度目の交渉に望み、返還期限を2024年12月とする契約で合意した。

 中国へ戻る前に命を落としたタンタンは、阪神淡路大震災からの復興を掲げる神戸市民と共に育ってきた。動物園は後日お別れ会を開く予定だという。

 一方で、2017年6月12日に日本の上野動物園で生まれたメスのシャンシャンはというと、2023年2月21日に、繁殖のために、飼育頭数が多い中国へと返還された。

 詳細 読売オンライン 2024年2月19日付  https://www.yomiuri.co.jp/world/20240219-OYT1T50135/

 1年後の2024年2月18日に、四川省雅安市のパンダ保護研究センターにて、シャンシャンの姿が公開された。同園では2023年10月から一般公開が始まっている。同じ日本から「アドベンチャーワールド」(和歌山県白浜町)で暮らしていた「 永明エイメイ 」(31歳)と双子の娘「 桜浜オウヒン 」「 桃浜トウヒン 」(いずれも9歳)も、一般の人々にお披露目された。

 四川省のパンダ保護研究センターにて、飼育員から健康状態を管理され、何不自由なく暮らしているという。

 写真=四川省の保養施設で過ごすシャンシャン 大原一郎撮影
フォト

 パンダは、野生界では絶滅危惧種である。ふっくらとした体に、つぶらな瞳から、似顔絵にもなりやすい。人々の注目を集めるパンダを通して、中国は外交を展開している。パンダは、中国と他国を繋ぐ存在として、今人間社会で欠かせない存在になっている。

 前回の動物関連ニュース 2024年3月26日 上野動物園で肉食獣のフォッサが亡くなる。那須サファリパークの事故 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987252732&owner_id=32437106

 前回のシャンシャンが日本へ帰る日を書いた日記

 動物関連ニュース!(2023年2月19日付け)シャンシャンが中国へ帰る日 奈良のシカに若葉を寄付 画像作成AIにウミネコを描かせる 中高生が就きたい職業ランキング 新型コロナとインフル情報
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1984426048&owner_id=32437106


 

■駅の改札口で荷物の受け渡しはダメなの!? 真相を鉄道会社に聞いた「禁止ではないが…」
(まいどなニュース - 04月03日 11:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=7811831
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