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2024年02月10日22:41
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ぬいぐるみと鉄道会社のコラボ企画 JR東、JR西、りんかい線の開業、マスコット「りんかる」 横浜人形の家の展示品「シルバニアファミリー」高校生が被災地を支援する
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2023年2月10日（土）付け
本日首都圏は晴天に恵まれた。暖冬の影響からか、日差しがあると、コートを脱いでも過ごせる程の陽気である。本日東京多摩地域の最高気温は11度、湿度は50パーセント台だった。11日以降、寒気と暖気がぶつかる影響により、大気が不安定で、突然の雷雨に警戒が必要である。
本日�，忘覿霧�羽生市の高校の被災地への寄付活動、�△砲未い阿襪澆氾監擦離灰薀椒譟璽轡腑鶸覯茲砲弔い銅茲蠑紊欧襦�
教育関連日記
2023年9月7日付 奈良県の駐車場で古墳が見つかる ひよこちゃんが串に刺される 港区の中3が2024年度から海外研修義務化 ぽぽちゃん人形生産終了
https:/
2023年9月25日付 第3章 東京都三鷹市の私立高校のアートが、ギネス世界記録に認定される。https:/
１ 埼玉県の高校が被災地へ寄付活動をする
詳細 毎日新聞 2024年2月10日付 https:/
能登半島地震から40日が経過した。被災地では、インフラの復旧を急ぎ、仮説住宅建設も進む。速やかな復興には、多額の金額が必要になる。テレビを通して、被災地域の過酷な状況を目に焼き付けた埼玉県の高校生が、少しでも役立てようと、義捐金活動を行った。取り組んだのは、埼玉県北西部羽生市にある県立誠和福祉高校である。学校が休みの9日、羽生市社会福祉協議会を訪れ、集まった8万5831円を手渡した。
日本赤十字社を通じて被災地に届けられる。同校は総合学科と福祉科合わせて約300人が学ぶ。卒業生の進路先は、福祉や看護、保育関係の学校の進学が中心である。新卒で就職する場合も、福祉関係を選択している。被災地で支援に携わる介護士や看護師、保育士らの姿を報道で知り、同じ進路を志す者として役に立ちたいと、1月に生徒会を中心に校内で募金活動を行い、PTAも協力した。
一つの高校で集めた寄付金は8万5831円、多くの学校が取り組むことにより、さらに金額が増す。被災地域の日本海側は、冬場雨や雪の日が多い。悪天候が重なると、復興の足かせになる。人々は温かい春を待ちながら、その日、その日を過ごしている。
�△未い阿襪澆氾監擦離灰薀楷覯茵，蠅鵑�い線の取り組み、マスコット「りんかる」横浜人形の家のシルバニアファミリー
ぬいぐるみは、今ＳＮＳにおいて、話題になりやすい。ビジネスの視点としては、街中のショーウィンドウや店頭に飾ることにより、道行く人々をひきつける効果を持つ。各会社は、独自のマスコットキャラを使って、アピールをしている。今回は、かつて国鉄として一つだったＪＲ東日本とJR西日本のコラボ企画の一つ、「マスコットぬいぐるみ」と共に、首都圏の臨海副都心を走る「りんかい鉄道」について取り上げる。
直近のぬいぐるみ関連日記
・2024年1月29日付 大人のぬいぐるみ好きについて 横浜人形の家の展示品
https:/
直近の鉄道関連日記
・2023年8月30日付 北陸新幹線金沢ー敦賀間開業 8月31日はスーパームーンとブルームーン ネコと赤ちゃんの絆 ユニークな自転車レース
https:/
・2020年12月21日（月） 第2章 コロナ関連と話題のニュースより 鉄道の保守点検について記載
https:/
・横浜人形の家と横浜市営地下鉄についての日記 2020年8月7日付
https:/
目次
・（1）JR東日本とJR西日本のコラボ企画 マスコットの由来
・（2）2002年12月全線開業したりんかい線について
・（3）横浜人形の家 常設展 シルバニアファミリー
（1）JR東日本とJR西日本のコラボ企画 マスコットの由来
JR東日本が発売するSuicaとJR西日本の交通ICカードのICOCAは、このたびコラボ企画を発表した。2024年は、JR線を含め、私鉄を跨ぐ相互利用カードの運用開始10周年になる。JR西日本のICOCAは発売20周年、ＪＲ東日本が協力し、それぞれの会社のマスコットぬいぐるみを1セットでの販売が決定した。2024年2月15日（木）から数量限定で記念ロゴマークつきで売り出される。
写真＝2008年時 Suica・TOICA・ICOCA IC相互利用記念Suicaより
Suicaのキャラクター、「ペンギン」は、南極大陸で生息するアデリーペンギンがモデルになっている。南極大陸から電車が行き交う首都東京へ引っ越して、街中に定着した様子をアピールする。不特定多数の人がSuicaを使用する意味で、会社側はキャラクター名について、それぞれ一般市民にゆだねた。
一方JR西日本のICOCAのキャラクターは「カモノハシのイコちゃん」という。その名の通り、モデルとなった動物はカモノハシ、爬虫類と哺乳類の特徴を併せ持ち、卵から孵った子供を乳首を通してミルクを与える。分類的には、哺乳類に属するものの、細かく分けると、単孔類と呼ばれるグループに属する。共にオーストラリア大陸のみ生息するカモノハシとハリモグラの2科のみ現存し、ほとんどの種は絶滅した。
今回新たに発売されるコラボぬいぐるみは2種になる。
写真 掲載元 トラベルWATCH 2024年2月9日付
https:/
ひとつは『カモノハシのイコちゃん×Suicaのペンギン 手つなぎぬいぐるみ』、２体のぬいぐるみの手の部分にマグネットを取り付けたことにより、磁石の力によって、互いに引き寄せる。イコちゃんとSuicaのペンギンが、仲良く手を取り合う様子を再現した。かつての国鉄時代を想起させる協力関係が浮かび上がった。
もうひとつは『カモノハシのイコちゃん×Suicaのペンギン フードぬいぐるみ』、お互いのフェイスフードを被り、連帯を表している。フェイスフードは取り外しが可能で、時には付け替えて、雰囲気を変えることにより、新鮮さを感じられる。
イコちゃんとSuicaのペンギンのおしり部分には、交通系ICカード相互利用10周年記念バージョンロゴマークを使用した特別な織りネームが付いている。
2体のぬいぐるみによって、会社名がアピールされた。
（2）2002年12月全線開業したりんかい線について
振り返ると、1987年の国鉄民営化まで、JR東もJR西も一つの組織だった。お互い、民営化後も協力しつつも、独自路線をいく。ＪＲ東日本は、首都圏を中心に、私鉄と協力して、線路を共有した。例えば、1989年に開発が始まった臨海副都心の「台場地区」「青海地区」「有明北地区」「有明南地区」の4地区について、1995年に開業した品川区汐留駅を発着するモノレール「ゆりかもめ」によって、JR山の手沿線に繋がる。
もう一つ臨海副都心を経由する路線は、2002年に全線開業と共にJR埼京線と相互直通運転を行う「りんかい線」である。江東区新木場駅から目黒区ＪＲ大崎駅間まで12,2ｋｍ、東京湾岸の臨海副都心を跨ぐ。平日の日中、一時間辺りの本数は平均7本、そのうち3本は、JR埼京線と繋がり、埼玉県川越市の川越駅まで向う。
写真＝りんかい線の路線図 掲載元 Respons https:/
1996年3月30日に新木場と東京テレポート駅間4,9ｋｍを開業した当初、鉄道の名称は「臨海副都心線」だった。2001年3月に、東京テレポート駅から天王州アイル間2,9ｋｍ、最後に2002年12月に、天王州アイルから大崎間4,4ｋｍが繋がる。全線開業により、JR山手線内の新宿・渋谷各駅とJR京葉線へのアクセスが、一段と楽になった。京葉線は、千葉県の沿岸地域と、東京駅を結ぶ。沿線内の舞浜は、東京ディズニーランドとディズニーＣの最寄り駅、平日の日中でも周辺地域は活気を帯びている。
以下 詳細記事と写真掲載元 りんかい線の新型車両導入について 東京新聞 2023年11月15日6時42分付
https:/
西暦2000年に一般公募によって、臨海副都心線から「りんかい線」へと名称を変更した。2006年には、開業10周年を記念して、マスコットが誕生した。その名はイルカの「りんかる」、年齢は不詳、生い立ちについては、一種のストーリーがある。元は野生のイルカ、太平洋を回遊するうちに、東京湾に迷い込んだ。新しい世界を求めて、建物が密集した湾岸地域に上陸し、ヒトの子供の姿に変わった。我々人の社会にすっかり溶け込み、何不自由なく暮らした。日用品として、りんかい線の駅長さんから貰った帽子を被るようになった。東京湾に上陸以来、地元を走るりんかい線の情報発信役としても抜擢された。今マスコット人形としても販売されている。
詳細 りんかるのプロフィール りんかい線のホームページ https:/
写真＝りんかる 掲載元 りんかい線ホームページ りんかるぬいぐるみ販売ページより
https:/
開業から29年を迎える2025年に、運営元のJR東日本の子会社である東京臨海高速鉄道社は、新車両「71−000形（ななまんいっせんがた）」を導入すると発表した。全8両編成となる。現在使用中の車両に比べて、体の不自由な人への配慮が行き届いている。従来の車両より床面を5センチ下げることにより、プラットホームとの段差を小さくした。車両においては、バリアフリー化を実現し、車椅子利用客用のフリースペースを設けている。防犯対策にも力を入れた。現行では、監視カメラを取り付けた車両は一部のみだった。新型には、一つ、一つの車両に取り付ける。イメージアップにも心がけ、ドア上部に液晶ディスプレーを付け、他線への乗り換え案内や運行情報を表示する。
車両の外観も一新した。臨海都市らしく、海と空をイメージした青を基調とした帯状の模様がきざまれる。車両内は、小波をイメージした薄い水色の座席から、よりインパクトの強い青とグレー色に変わる。新型への入れ替えは25年10月ごろになる見込みだという。費用は4編成で計77億8900万円。現行車両は別事業者での再利用も検討している。
関西地方では、JR西日本、私鉄各社、市営地下鉄が、それぞれ競合しあう。対照的に首都圏は、JR東日本、私鉄各社、都営や営団などの地下鉄は、利便性を考慮して、乗り入れは一般的だった。
人口減少と共に、コロナ後の人々の行動変容により、鉄道利用客は減りつつある。円安物価高も、運営コストを圧迫した。いかに鉄道を走らすことにより、利益を確保するのか、各社採算に見合った経営が求められる。開業に伴い、多額の建設国債で費用を賄ったりんかい線は、JR線や私鉄各社に比べると、運賃は高い。その分顧客の満足度を得るため、2025年以降車両のデザインを一新し、肢体不自由者の利用を見込み、バリアフリー化する。平日の日中、りんかい線に乗り、大崎から新木場間約20分の運賃は400円、一方ＪＲ線のみを利用し、東京駅で山手線から京葉線へ乗り換えた場合、同区間の所要時間はおよそ40分、運賃は320円だった。普通運賃が高い分、りんかい線はお得なサービスも用意している。区間内を一日に何度も乗り降りできるフリー乗車券の値段は730円、大崎から新木場間の往復運賃800円よりも割安だった。沿線内を途中下車しながら、往復する利用客は、フリー乗車券を使う方がお得感が出る仕組みである。
写真＝2022年時の全線開業20周年を記念したフリー乗車券
掲載元 りんかい線ホームページ https:/
障害者割引にも幅広く対応する。JR線や私鉄各線は、通常片道100ｋｍを超ない限り、2種の利用者は、運賃の半額割引の対象にならない。1種の利用者は、距離に関係なく、介護者つきだと、共に半額割引が適応される。りんかい線は、2種の手帳を持た障害者にも、距離数に関係なく、子供料金となる半額運賃で利用できる。
鉄道開業から152年目、地方を中心に廃線の危機に立つ。JR東日本では、コロナ禍の2度目の緊急事態宣言が発令された2021年3月13日（土）以降、首都圏の各路線で20分程終電を繰り上げて運行を行った。深夜を跨ぐ駅員の勤務時間の削減と共に、保守点検作業の時間を確保することが目的である。
人口が減っていく時代、改めて鉄道に関わる従事者達の労働環境の見直しも迫られる。点検作業を怠れば、線路の不備がある場合でも見逃されてしまう。過密ダイヤを組む首都圏において、曲がったレールを走行した場合、事故に繋がりかねない。運行がいっせいにストップする深夜帯を中心に、レールのゆがみを直す保線作業は必須である。世界一位ダイヤが正確で安全性が高いと評価される背景には、保守点検作業を含むメンテナンス技術にある。労働力不足によって、高い技術が継承されるか、不安視される。鉄道業界は、日本社会の問題点を如実に映し出していた。
（3）横浜人形の家 常設展 シルバニアファミリー
ところ変わって、ぬいぐるみ関連の話題として、神奈川県横浜市中区にある公共施設「よこはま人形の家」の展示品を紹介する。施設は、マリンタワーのすぐ隣に位置し、向かい側は海に面した山下公園、立地の良さから目にとまりやすい。小さい子連れの家族からカップル、またはぬいぐるみ愛好家の個人客まで、幅広い世代が訪れている。
外部リンク 横浜人形の家 https:/
常設展においても、度々入れ替えがあり、数ヶ月に一度足を運ぶと、新鮮さを感じる。
今回紹介するのはシルバニアファミリーの3点、街中をドライブし、買い物を楽しむ、何気ない日常が表現されていた。
ぬいぐるみ展示方法は、背景次第でオリジナリティーを出すことができる。今芸術の一分野としても確立されている。
埼玉の高校生 被災地に8万円寄付
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本日首都圏は晴天に恵まれた。暖冬の影響からか、日差しがあると、コートを脱いでも過ごせる程の陽気である。本日東京多摩地域の最高気温は11度、湿度は50パーセント台だった。11日以降、寒気と暖気がぶつかる影響により、大気が不安定で、突然の雷雨に警戒が必要である。
本日�，忘覿霧�羽生市の高校の被災地への寄付活動、�△砲未い阿襪澆氾監擦離灰薀椒譟璽轡腑鶸覯茲砲弔い銅茲蠑紊欧襦�
教育関連日記
2023年9月7日付 奈良県の駐車場で古墳が見つかる ひよこちゃんが串に刺される 港区の中3が2024年度から海外研修義務化 ぽぽちゃん人形生産終了
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2023年9月25日付 第3章 東京都三鷹市の私立高校のアートが、ギネス世界記録に認定される。https:/
１ 埼玉県の高校が被災地へ寄付活動をする
詳細 毎日新聞 2024年2月10日付 https:/
能登半島地震から40日が経過した。被災地では、インフラの復旧を急ぎ、仮説住宅建設も進む。速やかな復興には、多額の金額が必要になる。テレビを通して、被災地域の過酷な状況を目に焼き付けた埼玉県の高校生が、少しでも役立てようと、義捐金活動を行った。取り組んだのは、埼玉県北西部羽生市にある県立誠和福祉高校である。学校が休みの9日、羽生市社会福祉協議会を訪れ、集まった8万5831円を手渡した。
日本赤十字社を通じて被災地に届けられる。同校は総合学科と福祉科合わせて約300人が学ぶ。卒業生の進路先は、福祉や看護、保育関係の学校の進学が中心である。新卒で就職する場合も、福祉関係を選択している。被災地で支援に携わる介護士や看護師、保育士らの姿を報道で知り、同じ進路を志す者として役に立ちたいと、1月に生徒会を中心に校内で募金活動を行い、PTAも協力した。
一つの高校で集めた寄付金は8万5831円、多くの学校が取り組むことにより、さらに金額が増す。被災地域の日本海側は、冬場雨や雪の日が多い。悪天候が重なると、復興の足かせになる。人々は温かい春を待ちながら、その日、その日を過ごしている。
�△未い阿襪澆氾監擦離灰薀楷覯茵，蠅鵑�い線の取り組み、マスコット「りんかる」横浜人形の家のシルバニアファミリー
ぬいぐるみは、今ＳＮＳにおいて、話題になりやすい。ビジネスの視点としては、街中のショーウィンドウや店頭に飾ることにより、道行く人々をひきつける効果を持つ。各会社は、独自のマスコットキャラを使って、アピールをしている。今回は、かつて国鉄として一つだったＪＲ東日本とJR西日本のコラボ企画の一つ、「マスコットぬいぐるみ」と共に、首都圏の臨海副都心を走る「りんかい鉄道」について取り上げる。
直近のぬいぐるみ関連日記
・2024年1月29日付 大人のぬいぐるみ好きについて 横浜人形の家の展示品
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直近の鉄道関連日記
・2023年8月30日付 北陸新幹線金沢ー敦賀間開業 8月31日はスーパームーンとブルームーン ネコと赤ちゃんの絆 ユニークな自転車レース
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・2020年12月21日（月） 第2章 コロナ関連と話題のニュースより 鉄道の保守点検について記載
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・横浜人形の家と横浜市営地下鉄についての日記 2020年8月7日付
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目次
・（1）JR東日本とJR西日本のコラボ企画 マスコットの由来
・（2）2002年12月全線開業したりんかい線について
・（3）横浜人形の家 常設展 シルバニアファミリー
（1）JR東日本とJR西日本のコラボ企画 マスコットの由来
JR東日本が発売するSuicaとJR西日本の交通ICカードのICOCAは、このたびコラボ企画を発表した。2024年は、JR線を含め、私鉄を跨ぐ相互利用カードの運用開始10周年になる。JR西日本のICOCAは発売20周年、ＪＲ東日本が協力し、それぞれの会社のマスコットぬいぐるみを1セットでの販売が決定した。2024年2月15日（木）から数量限定で記念ロゴマークつきで売り出される。
写真＝2008年時 Suica・TOICA・ICOCA IC相互利用記念Suicaより
Suicaのキャラクター、「ペンギン」は、南極大陸で生息するアデリーペンギンがモデルになっている。南極大陸から電車が行き交う首都東京へ引っ越して、街中に定着した様子をアピールする。不特定多数の人がSuicaを使用する意味で、会社側はキャラクター名について、それぞれ一般市民にゆだねた。
一方JR西日本のICOCAのキャラクターは「カモノハシのイコちゃん」という。その名の通り、モデルとなった動物はカモノハシ、爬虫類と哺乳類の特徴を併せ持ち、卵から孵った子供を乳首を通してミルクを与える。分類的には、哺乳類に属するものの、細かく分けると、単孔類と呼ばれるグループに属する。共にオーストラリア大陸のみ生息するカモノハシとハリモグラの2科のみ現存し、ほとんどの種は絶滅した。
今回新たに発売されるコラボぬいぐるみは2種になる。
写真 掲載元 トラベルWATCH 2024年2月9日付
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ひとつは『カモノハシのイコちゃん×Suicaのペンギン 手つなぎぬいぐるみ』、２体のぬいぐるみの手の部分にマグネットを取り付けたことにより、磁石の力によって、互いに引き寄せる。イコちゃんとSuicaのペンギンが、仲良く手を取り合う様子を再現した。かつての国鉄時代を想起させる協力関係が浮かび上がった。
もうひとつは『カモノハシのイコちゃん×Suicaのペンギン フードぬいぐるみ』、お互いのフェイスフードを被り、連帯を表している。フェイスフードは取り外しが可能で、時には付け替えて、雰囲気を変えることにより、新鮮さを感じられる。
イコちゃんとSuicaのペンギンのおしり部分には、交通系ICカード相互利用10周年記念バージョンロゴマークを使用した特別な織りネームが付いている。
2体のぬいぐるみによって、会社名がアピールされた。
（2）2002年12月全線開業したりんかい線について
振り返ると、1987年の国鉄民営化まで、JR東もJR西も一つの組織だった。お互い、民営化後も協力しつつも、独自路線をいく。ＪＲ東日本は、首都圏を中心に、私鉄と協力して、線路を共有した。例えば、1989年に開発が始まった臨海副都心の「台場地区」「青海地区」「有明北地区」「有明南地区」の4地区について、1995年に開業した品川区汐留駅を発着するモノレール「ゆりかもめ」によって、JR山の手沿線に繋がる。
もう一つ臨海副都心を経由する路線は、2002年に全線開業と共にJR埼京線と相互直通運転を行う「りんかい線」である。江東区新木場駅から目黒区ＪＲ大崎駅間まで12,2ｋｍ、東京湾岸の臨海副都心を跨ぐ。平日の日中、一時間辺りの本数は平均7本、そのうち3本は、JR埼京線と繋がり、埼玉県川越市の川越駅まで向う。
写真＝りんかい線の路線図 掲載元 Respons https:/
1996年3月30日に新木場と東京テレポート駅間4,9ｋｍを開業した当初、鉄道の名称は「臨海副都心線」だった。2001年3月に、東京テレポート駅から天王州アイル間2,9ｋｍ、最後に2002年12月に、天王州アイルから大崎間4,4ｋｍが繋がる。全線開業により、JR山手線内の新宿・渋谷各駅とJR京葉線へのアクセスが、一段と楽になった。京葉線は、千葉県の沿岸地域と、東京駅を結ぶ。沿線内の舞浜は、東京ディズニーランドとディズニーＣの最寄り駅、平日の日中でも周辺地域は活気を帯びている。
以下 詳細記事と写真掲載元 りんかい線の新型車両導入について 東京新聞 2023年11月15日6時42分付
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西暦2000年に一般公募によって、臨海副都心線から「りんかい線」へと名称を変更した。2006年には、開業10周年を記念して、マスコットが誕生した。その名はイルカの「りんかる」、年齢は不詳、生い立ちについては、一種のストーリーがある。元は野生のイルカ、太平洋を回遊するうちに、東京湾に迷い込んだ。新しい世界を求めて、建物が密集した湾岸地域に上陸し、ヒトの子供の姿に変わった。我々人の社会にすっかり溶け込み、何不自由なく暮らした。日用品として、りんかい線の駅長さんから貰った帽子を被るようになった。東京湾に上陸以来、地元を走るりんかい線の情報発信役としても抜擢された。今マスコット人形としても販売されている。
詳細 りんかるのプロフィール りんかい線のホームページ https:/
写真＝りんかる 掲載元 りんかい線ホームページ りんかるぬいぐるみ販売ページより
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開業から29年を迎える2025年に、運営元のJR東日本の子会社である東京臨海高速鉄道社は、新車両「71−000形（ななまんいっせんがた）」を導入すると発表した。全8両編成となる。現在使用中の車両に比べて、体の不自由な人への配慮が行き届いている。従来の車両より床面を5センチ下げることにより、プラットホームとの段差を小さくした。車両においては、バリアフリー化を実現し、車椅子利用客用のフリースペースを設けている。防犯対策にも力を入れた。現行では、監視カメラを取り付けた車両は一部のみだった。新型には、一つ、一つの車両に取り付ける。イメージアップにも心がけ、ドア上部に液晶ディスプレーを付け、他線への乗り換え案内や運行情報を表示する。
車両の外観も一新した。臨海都市らしく、海と空をイメージした青を基調とした帯状の模様がきざまれる。車両内は、小波をイメージした薄い水色の座席から、よりインパクトの強い青とグレー色に変わる。新型への入れ替えは25年10月ごろになる見込みだという。費用は4編成で計77億8900万円。現行車両は別事業者での再利用も検討している。
関西地方では、JR西日本、私鉄各社、市営地下鉄が、それぞれ競合しあう。対照的に首都圏は、JR東日本、私鉄各社、都営や営団などの地下鉄は、利便性を考慮して、乗り入れは一般的だった。
人口減少と共に、コロナ後の人々の行動変容により、鉄道利用客は減りつつある。円安物価高も、運営コストを圧迫した。いかに鉄道を走らすことにより、利益を確保するのか、各社採算に見合った経営が求められる。開業に伴い、多額の建設国債で費用を賄ったりんかい線は、JR線や私鉄各社に比べると、運賃は高い。その分顧客の満足度を得るため、2025年以降車両のデザインを一新し、肢体不自由者の利用を見込み、バリアフリー化する。平日の日中、りんかい線に乗り、大崎から新木場間約20分の運賃は400円、一方ＪＲ線のみを利用し、東京駅で山手線から京葉線へ乗り換えた場合、同区間の所要時間はおよそ40分、運賃は320円だった。普通運賃が高い分、りんかい線はお得なサービスも用意している。区間内を一日に何度も乗り降りできるフリー乗車券の値段は730円、大崎から新木場間の往復運賃800円よりも割安だった。沿線内を途中下車しながら、往復する利用客は、フリー乗車券を使う方がお得感が出る仕組みである。
写真＝2022年時の全線開業20周年を記念したフリー乗車券
掲載元 りんかい線ホームページ https:/
障害者割引にも幅広く対応する。JR線や私鉄各線は、通常片道100ｋｍを超ない限り、2種の利用者は、運賃の半額割引の対象にならない。1種の利用者は、距離に関係なく、介護者つきだと、共に半額割引が適応される。りんかい線は、2種の手帳を持た障害者にも、距離数に関係なく、子供料金となる半額運賃で利用できる。
鉄道開業から152年目、地方を中心に廃線の危機に立つ。JR東日本では、コロナ禍の2度目の緊急事態宣言が発令された2021年3月13日（土）以降、首都圏の各路線で20分程終電を繰り上げて運行を行った。深夜を跨ぐ駅員の勤務時間の削減と共に、保守点検作業の時間を確保することが目的である。
人口が減っていく時代、改めて鉄道に関わる従事者達の労働環境の見直しも迫られる。点検作業を怠れば、線路の不備がある場合でも見逃されてしまう。過密ダイヤを組む首都圏において、曲がったレールを走行した場合、事故に繋がりかねない。運行がいっせいにストップする深夜帯を中心に、レールのゆがみを直す保線作業は必須である。世界一位ダイヤが正確で安全性が高いと評価される背景には、保守点検作業を含むメンテナンス技術にある。労働力不足によって、高い技術が継承されるか、不安視される。鉄道業界は、日本社会の問題点を如実に映し出していた。
（3）横浜人形の家 常設展 シルバニアファミリー
ところ変わって、ぬいぐるみ関連の話題として、神奈川県横浜市中区にある公共施設「よこはま人形の家」の展示品を紹介する。施設は、マリンタワーのすぐ隣に位置し、向かい側は海に面した山下公園、立地の良さから目にとまりやすい。小さい子連れの家族からカップル、またはぬいぐるみ愛好家の個人客まで、幅広い世代が訪れている。
外部リンク 横浜人形の家 https:/
常設展においても、度々入れ替えがあり、数ヶ月に一度足を運ぶと、新鮮さを感じる。
今回紹介するのはシルバニアファミリーの3点、街中をドライブし、買い物を楽しむ、何気ない日常が表現されていた。
ぬいぐるみ展示方法は、背景次第でオリジナリティーを出すことができる。今芸術の一分野としても確立されている。
埼玉の高校生 被災地に8万円寄付
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