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2024年03月12日01:33

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千倍、百倍のライバルを負かす天才と職人監督

 『君たちはどう生きるか』と『ゴジラー1.0』の受賞はまさしく快挙なのだだけれども、これがどういう快挙なのか説明しにくい。そう思っていたら、WOWOWで町山智浩氏がうまいこと言っていた。
 曰く、『スパイダーマン・アクロスザスパイダーバース』のCGアニメーターの数は1000人と言われ、それぞれのスパイダーマンを動かしている。それに対して宮崎駿は自身の過去をモデルにほとんど一人で手書きアニメで完成させた。つまり、1000対1。
 『ゴジラ-1.0』のライバルの『ザ・クリエイター』のSFXに関係するスタッフは3000人と言われている。それに対して『ゴジラ-1.0』のSFXを担当した白組は総数35人。つまり、100分の一なのである。

 うわあ、つまりまさに才能・創意・工夫で100倍、千倍の相手を負かしてしまったのだ。確かに痛快であり、快挙であると思う。

 それにしても受賞しても本人やプロデューサーどころか、スタッフや関係者の誰も出席しないジブリの強情さというか孤高の天才にして変人の宮崎駿に対しておそろいのゴジラシューズでスタッフともども出席してスピーチをこなす職人監督山崎貴の両方がいるというのはいいなあ。

「ゴジラ−1.0」邦画初アカデミー賞視覚効果賞、山崎貴監督は大感激 授賞式にゴジラのテーマ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=7782225
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